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2004年12月30日Thu.
ふりかえれば
いろいろあった今年も終わろうとしてますが、
来年はさらにいろいろありそうです。あうう。
抱負などは特になく、ぼやっとした願いとしては
なにごともなく市井の片隅でゆるやかに生きてければいーなーと
思っているのですが。
世界情勢も周りの環境ももはや、
なにごともなくなどとは言っていられそうもありません。
ただ、だからといってなにができるというわけでもなく。
まあぼちぼち、生きていくしかないのでしょう。
今日からしばらく実家に帰ります。
喪中ゆえ、新年のご挨拶は控えさせていただきますが、
みなさま良いお年を。
あ、来年の抱負、あったわ。
壱岐対馬編書かんと。
2004年12月28日Tue.
めーでー。
でめ検第2弾。今度こそMRだ。
CTと同じように横たわって、頭だけ装置に入れて撮影するのだが、こちらの方が時間がかかる。30分ほど。
「工事現場のような音がします」
と言われたとおり、耳元で騒音が鳴り響く。
なるほど、工事現場だわー。
鉄筋叩いているような音とか、土管の上で小人がタップ踊ってるよーな音とか。
しかし耳ざわりなほどではなく、8ビートの駆動音がカラダに効いてきて、
寝てしまった。
ふまじめなのがバレたのかどうか、しばらくしたら 「やっぱり造影剤使います」
と、注射されてしまった。
今日はアルコールは控えるように、だそうだ。がーん。
2004年12月27日Mon.
技術家庭
掃除機がこわれた。
スイッチを入れてもうんともすんとも言わなくなったのだった。
年末なのに〜と舌打ちしつつ、ホースの根本のカバーをはずしてみたら、配線が切れていた。どうやら乱暴に扱いすぎてぶっちぎれたらしい。
ち、自業自得ってことかい。
イラダチをぶつける先がない。しかしそれ以上に掃除ができなくなってしまう。
しょうがないので、銅線の被膜をむいて、むりやり接続してセロテープでくっつけた。これでなんとか息を吹き返す。
しかし通電が悪いらしく、吸い込みが弱々しい。力なく咳き込んで、ときどきふっと止まってしまう。
おらおらおら、と背中をどやし、もとい配線のあたりを握りしめて電気を通し、なんとか遂行するのだが。
こーゆーときハンダ鏝があるといいのよねえ。実家のを借りてこようかしら。
使ったことないけど。家庭科しかやらなかった時代だし。
2004年12月24日Fri.
でめりークリスマス。
世間ではクリスマスイブ一色の今日この頃。
住吉はでめ検第1弾として、東京都心まで出かけてまいりました。
今日の検査は視野検査とMRI。のはずだったのだが。
少なくとも予約票にはMRと書いてあったのだが。
行ってみると、連れ込まれたのはCTの部屋。どうやら予約担当の人が書き間違えたらしい。
なにほどのこともなく、スキャン終了。
ちょっと時間をおいて、視野検査と診察も無事終了。
はー、しかしちょっと疲れたのう〜。一杯やって帰るかー、とカフェバー方面にふらふら歩いていたら。
「あのー、すっきりしたお顔の方だなーと思ってお声かけたんですけどぉ。1、2分お話聞いてもらえませんか」
フェイシャルエステの勧誘か美顔グッズの販売か。
イブの夜までごくろうさまなことでございます。いや皮肉ではなく。
もちろん丁重にお断りしましたが、しかしおねーさん、あなたはスゴイ!
すっきりした顔ってそりゃーもー、検査のためにすっぴんだったんだもんね私。
おかげさまで久しぶりに、ものは言いようという日本語の意味をかみしめたのだった。
で、一杯やりながらタコの唐揚げをかみしめて帰り着くと、「カニがきてるんだけど」という実家からの電話。
いそいそと出かけていって、食べるだけ食べて帰ってきたのであった。ごっつあん。
2004年12月18日Sat.
殺菌
一度とどこおるととめどなくとどこおるのが日記というものらしい。
いやまあ、別に深い理由はないのですが。
年末の処理が大詰めで連日残業だったり、ついに風邪をひいてしまってダルダルだったりするのが原因でしょうか。げほ。
週のなかばには、それでも時間と体力をやりくりして、かねてより同僚と計画していたオイスターバーに行ってまいりました。
ちょうどノドを腫らしている最中で、かなり迷ったのですが、生牡蠣のゆーわくには抵抗できず。
しかしやはり、弱った体にナマっぽい魚貝はきつかったんだろうか。あるいはベルギービールの飲み過ぎか。たぶんこっち。
店を出た途端にくらっときて、あとはもう、吐いた吐いた。ごめんよ同行のみなさん。
ところがこれが思わぬ功名で、胃液の強烈な酸のおかげでノドに巣くっていた雑菌が一掃されたらしく。次の日はちょっとひりついたものの、腫れの方はすっかりひいてしまったのだ。
おー、ノド風邪にはこいつが有効なのね。なんだか、毒消しのために毒を飲む、みたいなもんだわ。
次に腫れても、あえてやろうとは思わないけど。
で。ノドはなんとかなったものの、微熱が続いてやっぱりダルいです。
2004年12月11日Sat.
愛の島流し
本はわりとよく読む方だと思う。
そのせいかしばしば 「おもしろい本ありませんか?」 と聞かれることがあるが、お薦め本というのは意外ととっさには出てこないものだ。まして 「笑える本ありませんか?」 と聞かれたら、これは結構困る。そもそも笑える本自体が珍しい上に、笑いのツボは個人差がある。以前に本好きの同僚に鯨統一郎の 「文章魔界道」 を勧めてコケたことがあったし。
ところが。
なんと 「読んでもいないのに笑える本」 というのがあったのだ。
正確にはまだ本にはなっていない。渡辺淳一大先生が某日経新聞で連載中の、
「愛の流刑地」 である。
本編を読む気は毛頭無いのだが、最近のわたくしの楽しみは、ネットの海をただよって、この作品の個人レビューを読むことなのであった。
渡辺センセイってばもー! (ばんばんばん)←机を叩く音
物語としては、中年の作家の菊治が、自分のファンだったという人妻冬香にひとめぼれし、押して押して押しまくった挙げ句に押し倒した、というものらしい。
恋愛小説であればそのくらいのことは珍しくも何ともないのだが、その描写たるやねとねとのひたひたで、朝っぱらから通勤のサラリーマン諸氏の目の毒ではないのか! てなようなものと聞く。
興味のある人は検索してみてください。ブログの検索などでもいくつか簡単に見つかります。
いったいナニを考えているのか淳ちゃん&日経新聞。 「失楽園」 の二匹目のドジョウなのか?
どうも渡辺センセイ、最近の純愛ドラマブームが不満らしく、 「行為のない愛にリアリティーがない」 とかいうような主旨の発言もあったらしい。だからその反動ってことなのだろうか。単なるえっちも 「性愛」 とか言ってみるとちょっと高尚に聞こえるし。
まあいいけどさ。個人の主観として持っておられる分には。
ただその、個人の主観でご自身が書いておられるヒロインたちの方がよっぽどリアリティーがないのでは、と思っちゃうわけで。どーして男にとって都合のよさげな女ばかり出てくるかな。やっぱり趣味ですか?
「失楽園」 は映画を見たが、やはり笑えた。あんたら人生をナメているだろう! とツッコみを入れたくなったのだった。いやー、渡辺作品に関して
「ナメる」 だの 「ツッコむ」 だのという単語を使うとアヤシイ意味になりそうだわ。←下品。
2004年12月10日Fri.
でめの根源
自分のことを言うのもなんだが、わたくしは目がでかい。
しかし間違っても大きく美しい瞳、などというものではない。
無駄にでかいだけである。
普段は半眼なので目立たないのだが(狭間画伯の似絵参照)、まじで見開くと、泣く子もおびえるくらいにはでかい。
しかも出ている。
どのくらい出ているかというと、それはもう、
でめっ。
という具合である。ちなみに小学生の時のあだ名はデメキンであった。おとーさんの(遺伝子の)せいです。きっぱり。
そんなわけで、住吉の今年のしめくくりとして、「なぜでめなのか」を探ることとなった。
母の友人に紹介された眼科で、いろーんな検査を受けてきたのである。なんか最近病院マニアだわわたし。
でめ究明のためにはさらにいろいろ受けねばならんという。
仕事に影響ないように検査の予約を入れたのだが、まず視野検査が24日のクリスマスイブ。そのほかにCTとMRを日を分けて受けなければならない。
予約は結構こみこみらしかったのだが、3日も検査に来るのはめんどくさい。「どっちかの検査を24日にしてください」と頼み込んで、MRを入れてもらうことにした。
今年のイブは充実の1日となりそうなのだった。究でめデー♪
2004年12月9日Thu.
息が長いのか
あっという間に読んでしまった 「まろうどエマノン」。
「黄泉がえり」 のヒットで、いつのまにやら 「泣けるホラーの名手」 などという評価が定着してしまった梶尾真治であるが、やっぱりこういうリリカルなSFが持ち味なんではないかなあ。
最初の連作短編集
「おもいでエマノン」 は、中途半端にSFを読んでいた中高時代からタイトルだけは知っていた。が、読んだのはここ5年くらいの間である。徳間デュアル文庫で復刻されたのを機にぼつぼつ読み始めたのだが。
とあるファンサイトさんの初出の年表によると。
第一作「おもいでエマノン」…83年
第二作「さすらいエマノン」…92年
第三作「かりそめエマノン」…01年
最新作「まろうどエマノン」…02年
いやー、こりゃまたえらく息の長いシリーズですな。ほぼ20年で4作。
しかも最近は駆け足。
本人まだ書く気でいるんでないかしら。自分でも気に入ってるみたいだし。
続き大歓迎ですが、 「サラマンダー殲滅」 ばりのハードテイストなSFもひとつよろしく。
2004年12月7日Tue.
よぉ分からん
冬ソナを貸してくれた後輩が、今度は
「天国の階段」 をさりげなく貸してくれた。
…………………………。
「ごめん、挫折するかもしれません」
と、言いながら、本日第2話をがまんして見てみた。てか、そもそもがまんして見るようなものか?
今度は 「絵を描く人」 と 「ピアノを弾く人」 の対決なわけね。はっはっは。
←乾いた笑い。
だっけどさ、楽器にとっては湿気も塩気も砂気も御法度なのよ? 波打ち際でピアノ弾いたりしていいんか? そのピアノ捨てる気か?え?
しかし。だいたい韓国の萌えポイントが分かったというか。
1.許されぬ恋。(兄妹など。儒教の精神なのだ)
2.ジャマする周囲。(友人や親など。陰険であればあるほどよい)
3.健気で素直な主人公。(ちったあ自分も陰険になったらどおよ(怒)!)
4.ステイタス(おーむね金持ちなのだ)
なんかさ。 「嵐を呼ぶゼ」 とか言ってた裕次郎みたいなもんか?
たぶんちがう。
そもそも住吉は
耐えて耐えて耐えて耐えて回って回って回って上がーる〜うううう。♪
てなストーリーが
ほんとに苦手で、
「なんでアンタ黙って耐えてるのさ。ああイライラ」
というタイプなので、感情移入はできないのだが。
昨今の韓流ブームは決して悪いとは思っていない。
そもそも通信教育で東洋史を取ったころから、 「そういえば中国の文学は水滸伝とか阿Q正伝とかあるし映画もいろいろ入ってるけど、韓国のエンタメって見たことないな〜?」
とは思っていたのだった。だからといって探そうとはしなかったが、シュリとかJSAとかが日本で出てきたころから、「うむうむ」とは思ったのだった。
で、ほどなく韓国ドラマの大ブレイク。
このままいくと、芸能界が外交史に刻まれる日も遠くないという気がする。それはそれで痛快なのですが。
なんかさ。
「ヨン様みたいな人いませんか!」 と、外国人専門の結婚相談所に登録する女性が急増したり、
「ヨン様になら轢かれてもいい!」 と、車の前に飛び出したりするオバさんのニュースを見るにつけ、
ものすごく素直に
「アホか」 と思ってしまう私は変ですか?
2004年12月6日Mon.
笑うしかない2
先週末に発覚した予算問題。
管轄していた元の課の予算書を見せてもらったら。
うちに仕事を移管するにあたってきれいさっぱり返上していたのだった!
どわ"っはっはっはっは。
それで見込額を入れて年度末までの試算をしてみましたが。
やっぱり200万円を超えるのだった。
わははは。ははは。はは。
しかし払ってしまったものは仕方がないので、結局は計上せねばならん。
補正ってそーゆーことのためにあるのか?
2004年12月6日Mon.
窓
明け方、すごい勢いの雨風に目が覚めた。
台風27号から変わった温帯低気圧の影響で、関東地方は猛烈な暴風雨に見舞われたらしい。
しかし、12月過ぎて台風ってどうよ。
まだ早いし〜。と、うだうだと布団にくるまって二度寝を試みたが、驟雨の音が耳に付き、眠いのに寝付けない。
しゃーねーな、どれ外の様子でもながめてやるか、と起き出して窓を開けようと。
したら。
窓がカーテンを咬んでました。
うーむ。ここ一週間くらいやけに部屋が寒いと思ったら、窓にスキマがあったからなのね。いえそれよりも一週間窓をあけなかったのかい。しみじみ。
しかしこんなのはかわいい方だ。むかしむかしに研修で一緒だった同業者(二十代女性)は、一人暮らしの部屋で窓を閉め忘れていることを一週間気が付かなかったのだ!
おりしも冬のまっただ中。
「毎日、暖房を消してすぐにものすごく寒くなって、寒さのせいで頭痛くなって、医者に行ってもなんともないし、おかしいなーおかしいなーと思ってて、ふと窓を見たら、5センチくらい開いていたんだわこれが」
繰り返すが一週間である。
寒くて頭痛以前に、おん身ご無事で良かったよほんと。
2004年12月4日Sat.
笑うしかない
師走である。
そろそろ来年度の予算編成などが気になり始める季節である。
その前に、今年度の補正予算を組まなければならない。
今回は項目の変更などでぎたぎたの補正になることが予想されたりして、いまからブルーになっているのだが。
なにしろここの業界の会計は、普通の企業会計と違ってえっらいフクザツで、極めればそれだけでご飯を食べてけちゃう、てなものなのだ。
くそー、ダレだよこんな法人会計基準作ったのはよ!そりは文○省です♪と呪いながら、同僚とあーでもないこーでもないと資料をひっくり返したりしてたら。
なんと! 200万からの予算を取り忘れていたことを発見!!
どっしええええええええ♪
笑うしかない。
正確には組織改変の時に移管し忘れていたのだが。元の部署にちゃんと残ってるだろうなー?(不安)
てか、いままでなんで気が付かなかったかなー。まあ、予算書なんて予算単位の担当以外は普段は見ないもんだが。
わたし、もうすでにその科目でじゃぶじゃぶ使ってるぞ?(笑)
もし元の部署で予算返上してたりしたら、うちの予算内で200万かきあつめないとなのか?(大笑)
まあそんなことにはならないだろうけど。
2004年12月3日Fri.
ここではきものをぬいでください。
先日来、ゴジラのテーマ曲の冒頭部分が頭を回っている。
どうもゴジラがハリウッドの殿堂入りしたというニュースでしつこくかかっていたのが尾を引いているらしい。
さすが伊福部。というべきか。
さて、住吉は怪獣映画とは縁のない人生を歩んできた。
怪獣=コワい。=見るもんでない。
大人になってからはさすがに怖がることはなくなったのだが、まあ興味がなかったのだろう。
だもんだから、興味があったら絶対に疑問に思わなかったことがひとつ。
ゴジラと並び立つ国産の怪獣といえばモスラ!
モスラといえば小美人もといザ・ピーナッツの
モスラーや、モスラー♪
があまりにも有名である。わたしでも知っているくらいだ。
そんで、彼女たちは言うらしい。
卵をかえしてください。
疑問に思ったのはここだ。
この場合、「返してください」なのか、「孵してください」なのか。
わたくし映画をみるつもりはないので、どなたか教えてください。
と、ふと残業中に思いついて口にのぼせならば。
同僚がつぶやいた。
「かあちゃんがくるまで寝ている」
日本語は奥が深い。