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2004年7月31日Sat.
カレーの日

半ドンだったはずなのだが、なぜか家に帰り着いたのは普段と変わらなかった(泣)。
しかしわずかに早めではあったので、地獄のロードを乗り切るために、夕ご飯を作り置きすることにする。
最強メニュー、カレーの登場である。

むかーしむかしになるが、 「カレーようび」 という絵本が大好きだった。
どこの家もカレーを食べる、カレー曜日。しかしタマネギたちがお母さんを泣かせて逃げ出してしまい、カレーが作れなくなってしまう。主人公たちはタマネギを追いかけていくのだが…。
というような話だったよなー。と思って検索してみたら、正しくはこんなタイトルでした。
http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=629

この話の真髄は、カレーを食べなければいけない日というのが決まっているという世間的にはあり得ないシチュエーションが設定されていて、しかもそれは 「今日はカレー曜日だから」 という説明にもなっていない説明であっさり片づけられている、というところにあると思う。
まさに理屈抜き。
気圧されてなんとなく納得していたような記憶があるが、大人になってから読んでいたならば 「食品会社の販促かー!?」 と思ったに違いない。
主人公たちは、タマネギを追いかけてつかまえて、最後にはカレーを食べることができるのだが。
八百屋のおじさんの、 「これからはタマネギは (逃げられないように) 袋に入れて売ることにするよ」 というようなせりふで話がオチているのである。
ほのぼのとした話だと思っていたが、じっくり考えるとなかなかシュールだったりする。


2004年7月30日Fri.
嵐のいろいろ

現実の嵐は高気圧にはばまれて停滞しているらしい。なんか四国に上陸するらしいんですがKさんだいじょぶかい?
で、職場の嵐の方は、今日は嵐の前の静けさだった。まだほとんど人が訪ねてきませんので。
しかし、電話の方はとぎれることなく鳴りまくり、嵐の前に休暇を取っていた人が多かったため、ほとんどの問い合わせに内心
知るかよ!
とツッコみながら1日を乗り切ったのだった。づがれだ。

ところで納豆のおみそ汁というのをご存じだろうか。
うわさには聞いたことがあった。納豆みそ汁。
しかしお味噌をなりわいとする人が、こうも堂々と他の豆製品を表に出してよいものか。
http://www.momo-miso.com/
しかもここのサイトさんの奥の深さは、なんで味噌屋さんなのに絵描きソフトとか壁紙育成ソフトがあるのだ、ということでありましょう。
実は壁紙育成サイトの方から、こちらを知りました。お味噌やさんの従業員がなさっているとしたら、なんだかすごいことです。従業員の方もすごいけど、やらせてしまうお味噌やさんの方が。


2004年7月29日Thu.
地獄のロード

地獄のロードといえば、阪神タイガースが有名である。
夏になると、ホームを高校生に明け渡さなくてはならないので、他球場を転々としなければならないのだ。
暑いのにお疲れさまなことです。

今日はぽっかりと休みだった。台風だったし。
どうにもダルいので、寝たり起きたりビールを飲んだりして1日が過ぎた。
しかし明日から、このわたくしにもプチ地獄のロードが待っているのだ。
いえ、長期出張とかそーゆーことではなく、ただ単に来週の土曜日まで出ずっぱり、ということなんですが。日曜も(涙)。
途中で休みがあることはあるのだが、野球の大会で朝6時半に出かけなければならないので、普段の出勤よりもツラい(涙)。

ところで、 「ガダラの豚」 はどこが長編推理小説なのかサッパリわからなかったのだが、面白かった。
「今夜、すべてのバーで」 は、いまごろ身につまされている。
らもさん安らかに。


2004年7月26日Mon.
えべんと

そろそろまた夏のイベントが近づいているのだった。
明日はそれ用のコピー用紙の山が届くはずだ。
うーむ。これも熱帯雨林の何万分の一かなんだよなー。
と思いつつ、今日もリ○グラフと格闘したり。
自分のやっている仕事を相対化すればするほど虚しくなるのは今に始まったことではないが、相対化しすぎて宇宙時間に照らしたりすると、かえってどーでもよくなるこの頃。
それはそれでよろしくないかと。


2004年7月24日Sat.
いろんな恍惚

髪を切ってきた。
暑さ負けでぐだぐだになっていたので、せめてさっぱりせねば。

たまのぜいたくなので、シャンプーもしてもらう。
恍惚。
気持ちいーよー。このまま寝ちまうよー。
半眼になりながら、しゃくしゃく切ってもらう。
この美容室では、最後にマッサージもしてくれる。
恍惚。
ヨダレ出るかも。
いつもお願いしている人は多分年下なのだが、私よりよほど落ち着きのあり、風貌といい声といい、入職して初めて仕事を教わったお姉さんによく似ているのだった。
髪の手入れのことなんかアドバイスされたりすると、なんかこー。Kむらさんに注意されてるみたいで。
恍惚。
ひとつぶで3回おいしいのだった。もしもし住吉さんだいじょうぶですか?


2004年7月23日Fri.
インターババル

今日は3歩あるいても忘れなかったぞ!
いばることか自分!


2004年7月22日Thu.
インターバル

昨日までの蒸しブロのような状態のあとだと。
「30度って涼しいわね〜」 という会話がそこここでなされるのだった。
明日はどっちだ。


2004年7月21日Wed.
真夏日3

帰ったら、まだアブがいた。元気じゃないかこのやろ。
探し出して格闘する余力もないので、部屋の灯りを全部落として窓を全開にしたのだが、出て行ってくれた気配はない。
晩酌のお供がアブ。 …ふ。(←疲れているらしい)

それはどうでもよいが、近ごろめっきりボケが入ってきて困る。
職場では係ごと交代でお昼をとっているのだが、ちょうど早番から戻ってきたとき、仕分けをしなければいけないものが何件か積まれていた。
入れ替わりに休憩をとる同僚に、
「あー、いーよ、私やっておくからー」
と、朗らかに請け負って、お昼に出てもらったのだが。
そのあとちょっと席に戻って電話をとったら、もぉその瞬間に忘れきっていたのだった。
1時間たって、戻った同僚が黙々と仕分けをするのを見て、ようやく思い出す始末。ひらあやまりっ。
鳥は3歩あるくと忘れるというが、我が脳みそは鳥並みの容量しかないのかも知らん。
暑かったから、というのは言い訳にはならないだろうか。


2004年7月20日Tue.
真夏日2

暑かった。まじで。
世間で海の日と規定されている休日。思いきり家でだらけていたのだが、電気代をケチっていたら、しまいには激烈な頭痛になった。軽く熱中症? 夕飯も食べずにひたすら寝たらば、なんとか治まったものの。
なので、今日は昨日の分もしっかり栄養をとらねばならない。景気づけに魚屋に寄って、トロカツオを100円引きでげっと。らぶりー♪
るんるんと家に戻ったら。なんと蚊がいた

蚊くらいで騒ぐなと言われそうだが、4階にあるこの部屋で虫を見かけることはめったにないのである。緑豊かな実家で暮らしていたときは、夏になると毎晩のように蚊と格闘していたものであるが、高みに登って10年近くになると感覚もにぶってこようというもの。
追い回すこと30秒。あっさり追跡をかわされた。蚊とりの住吉と呼ばれた往事の腕もさびついたらしい。←誰も呼んでません。
け、刺すなら刺せよ、とナナメに構えてビールで涼をとっていたら。
こんどはアブが出たどっから湧いて出たんだ(泣)。
死闘50秒。不覚にも取り逃がす。
6畳1間のどこに隠れる場所があるかと思われそうだが、隠れる場所はことかかないのだった(散らかり放題)。
寝てる間に刺されないように祈っていてください。


2004年7月18日Sun.
真夏日

あ づ い 。

こうなるともう、「夏は暑くないと寂しいわね〜」とかのんきなことを言っていられない。
昨年の冷夏の反動だろうか。

「暑いね」と 話しかければ 「暑いね」と 答える人の いるムシ暑さ
(c俵万智)


2004年7月16日Fri.
靴音

職場では、黒のナースサンダルを履いている。
足が楽なので重宝しているのだが。
歩き方が悪かったのか、ヘンな具合にかかとが減ってきて、あまつさえ踏むたびに音が鳴るようになった。
きゅー、ぺた。きゅー、ぺた。きゅー、ぺた。
……子ども向けの音の出る靴みたいである。
めんどうくさいので、鳴くにまかせている。まだ半年も履いていないのでもったいないし。

今朝、サンダルのかかとのゴムがとれた。
通勤途上ではどうしようもないので、そのままモンローウォークもどきで職場に向かったのだった。
5ミリ程度の緩衝材が剥げた程度で、そんなに歩くのに影響はないはずなのだが。
ヒールの硬プラ素材が直にアスファルトに当たるので、
かこーん、コツ、かこーん、コツ、かこーん……。
と、やかましいことこの上ない。
こちらは直しに行かないとだろうなやっぱ。ああめんどー。


2004年7月14日Wed.
健康一番

泳いだあとにサウナに入り、湯船であったまってから水風呂につかる。
きもちいい〜!
と手足を伸ばしてしみじみしていると。
なんだか世界が明るい。
やけに周りがくっきり見える。
あれ、と思ううちにくらっときた。
そういえば、冷たいはずなのにちっとも寒くないよ。やばいかも。
ここであわてて心臓に負担をかけてもいけないので、冷静をよそおいつつ水から上がり、横になりたいのをがまんして風呂端に座る。
どうやら一時的な低体温で貧血に似た症状になったらしい。素人判断だが。
うーん。いま倒れると公共の迷惑だよなー。タオルもボロボロのを持ってきてるから恥ずかしいし。家まで運ばれでもして、散らかり放題のところを見られたら、明日から表通りを歩けないかもしれない〜。
と、なけなしの羞恥心をかきあつめてこらえ、体が温まって気分が戻るまでじっとがまん。
当分水風呂には近寄らないようにしよう。とほー。


2004年7月11日Sun.
朝帰り

見合いをしたあと、そのまま朝帰りをしたのだった。


と、ここで日記を終わってもいいのだが、道義的にどーよ? と思わないでもないので、補足というか蛇足というか。

相手の方は横浜在住だったので、私が仕事のあとにそちら方面におでかけすることにする。電話で待ち合わせをして、場所をお任せしたのだが。
「では○○という雑貨屋で」
雑貨屋ですか。初めてのパターンです。
「クイーンズスクエアのあたりの3階だったと思いますが…」
ということだったので、へろへろ出かけてみると、ない
結局ランドマークプラザの中、しかも3階ではなく4階で発見。
ま、それがどうということはないのですが。
見合いに関しては以上終わり当分カンベンしてほしいです(真剣)。

そのあと以前同じ課にいたお姉さんのお宅におよばれ。やはり同じ課にいたお母さんと、酒やおかずを携えておじゃましたのだ。
さんざん飲み食いしたあと、 「お布団用意してあるから〜」 というお言葉に甘えて、二人でお泊まりしてしまったのだった。
そんなことだろう、と思ったあなた。大正解です。


2004年7月9日Fri.
はっけよい

組合の選挙管理委員などというものは、どこもそうだと思うが役員の選挙が主で、年がら年中活躍するような役職ではない。と思う。
しかし! 今年はどういう風の吹き回しか、やたらと選挙が多く、すでに4回目の招集である。
今回は専門委員の信任投票だったが、4回目ともなると、むちゃくちゃてきぱき事が進む。終業後から始めたにもかかわらず空が明るいうちに帰ることができたのだった。
で。今日は遅くなることを覚悟していたので、家に帰っても食べるものがなにもない。なら、飲みながら食事をしていってしまえ、と、駅前の居酒屋に入ったのだが。
一足先に帰った選管が、先生と飲んでいたのだった。
当然のように合流して、それなりに盛り上がったのだが、最後に飲んだ泡盛がいけなかったのか。
ついうっかり 「明日お見合い」 と口をすべらせたら、全部おごっていただいてしまった。いけなかったというかなんというか。

それはさておき、祝! 笠井潔「ヴァンパイヤー戦争」復刻!
いやーもう新刊では手に入らないと思ってましたよ。しばらくの楽しみができました。


2004年7月8日Thu.
覆面作家は二人いる

舞城王太郎が覆面作家とは初めて知った。
覆面作家のまま芥川賞の選考にかかったらしい。
今回の直木賞の候補に挙がっている北村薫も、元覆面作家だった。
その文体と内容から、 「女子大生ではないか」 とうわさされていたが、実はデビュー当時すでに40歳の男性であった。高校の国語教師をしながらひそかに作家もやっていたのだとか。
バラしたときはがっかりした読者もいただろうが、いまでは人柄を慕う人が多いらしい。


2004年7月7日Wed.
ふと桃

ひさしぶりに泳いできた。
ゴーグルをなくして以来、億劫で行かなかったスポーツクラブであるが、ここのところの運動不足は深刻で、まさに重い腰を上げたということにほかならない。
30の声を聞いたときにはがっくり体力が落ちたものだったが、30の半ばにさしかかると筋力が落ちたことを実感するのだ。
健康診断の結果が今日戻ってきたが、体重が落ちているということは、脂肪層はそのままで、筋肉だけ削げてきたということなんではないだろうか。
まあ、そういうおののきのもとに、プールを再開したのであるが。
久しぶりの有酸素運動は結構キツい。200メートルくらいまでは快調だったが、300を超えたあたりでへろへろし始め、500過ぎでリタイアした。ま、一応の目安までは泳いだからよしとする。

しばらく行かないうちに、お風呂が弱アルカリ温泉になっていた。わーい♪
ふとももももも、もものうち いえーい♪♪
などとココロのうちで歌いながら、水風呂で筋肉を引き締める。ちったあ燃焼するかしら。

しかし、こーゆーことのあとって、ビールがおいしいんですよね。
ぷらまいぜろ。


2004年7月6日Tue.
今日の晩ご飯

シメジの入ったオムレツが食べたくなったのだった。
一人暮らしというのは便利である。食べたいものを勝手気ままに作ってなーんの文句も言われない。
そんなわけで、具に混ぜるブルーチーズの調達に行ったのだが。なんとひいきにしているチーズ専門店が、今月いっぱいで閉店するそうではないか。
これは今月はたくさんチーズを食べなければいけないということか?
ならばワインも購入せねばなるまい。

てーなわけで、半パイント開けてほろ酔いなのだった。

どーでもいいけど、おとといカラオケでキューティハニーを歌おうとしてそして失敗してから、頭の中でエンドレスなのはカンベンして欲しい。結構あの歌詞が恥ずかしいのだ。
しかし最近のCMミュージックを聞くにつけ、60年代層を取り込もうとしているのがまるわかりというか…。ラムのラブソングとかさ。
要するに、制作者のコアがそーゆー年代なんですよね多分。ちょっと前に80年代洋楽がのべつ流れたとき、叔父か叔母がそんなようなことを言ってたような気が。
やっぱ番組制作しようなんて人は、多少なりともヲタク風に吹かれた人なんだろうし。←大偏見。


2004年7月4日Sun.
幻影

昨日の日記の続き。
博物館を出たあと、なにか軽くつまみましょうか〜ということになり、カラオケ屋へ。なぜか定番コース。
巨峰トマトカクテルとかいう面妖なものを飲みながらまずくはなかったが、それぞれに歌いたものを歌い、食べたいものを食べていたのであるが。
たわむれに 「学生時代」 を同行者が入れたところ、レーザーの画面に母校が映ったのだった。
おおおお。なっつかしー! などと歌いすすめていたら、なんと一瞬、体育館が映ったのだった!!

すんません、同窓生しかもちょっとまえまでのにしか通用しないローカルネタです。
私たちの大学の体育館は、大正期に建てられたおもむきのある煉瓦造りで、東京都の歴史的建造物にも指定されていた。
2階に部室と練習場があって毎日のように通ったものである。
しかし老朽化激しく、キャンパス再開発で取り壊されてしまったのがもう5〜6年前。いまでは別の建物が竣工し、つわものでなはいけど夢の跡、なのである。
一緒にいた人はまさにクラブの先輩で、思いがけない一瞬の邂逅に、お互いちょっと感動でした。


2004年7月3日Sat.
サンザイ

大学の先輩と江戸東京博物館に出かけ、ミュージアムショップでプリントTシャツを購入してしまった。
別に必要な物でもないし、はっきりいってものすごく割高! なのであるが、人間つい買ってしまう物の一つや二つあるらしい。
伊豆の美術館ではダリの 「燃えるキリン」 、トーベ・ヤンソン展ではスナフキンのを買ってしまい、今日は 「大橋あたけの夕立」 である。
洗濯をするとプリント部分が痛んでしまうので、高い割にあんまり保たなくて不経済なのだが、どうも学習しないのだ。
まあでも、物欲を感じるのがTシャツでよかった。ほんまもんの絵の所有に執着したりしてたら、いまごろ破産してるかもしれん。


2004年7月2日Fri.
月夜

よい月だったのだ。
それはもうぽっかりと。
部屋の窓から月をながめ、イワシの刺身で一杯。これはこれで非常な贅沢である。

よい気分でいると、実家の母から電話があった。
更級や〜♪ とつぶやいてしまったことである。意味不明。


2004年7月1日Thu.
はーいいらっしゃいませ〜

異動の季節である。隣の課から1年後輩のMりちゃんがおいでくださいました。
急な退職者の代わりに、本当に急に決まった人事であるが、よろしくどもどもなのです。
わーんうれしいよー。