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2004年5月31日Mon.
放散
あ づ い …!!
まだ5月ですよ奥さん! なのに30度以上ってどういうことですさ。
しかも明日は20度以下に下がるっていうではあーりませんか。
日本は世界でもまれにみるおだやかな地域ではなかったのですか。1日のうちに真夏と零下を往復する砂漠の気候と、日によって10度以上変動があるのと、どっちが身体にコタえるだろう…。そりゃ砂漠でしょうが。
職場ではあたりまえだが冷房が入っていない。せめてもの自衛策として、まめに水分をとって熱がこもるのを防ごうとしたのだが、汗腺がひらききったところで寒くなるのはつらい。
風邪ひきたくないよー(涙)。ひいても仕事行かないといけないんだし。
2004年5月29日Sat.
ごはん
どようのにくの日である(はい?)。
午前中から汗ばむほどの良い天気で、思わず仕事から逃亡してしまいたくなるのだった。
ほんとは残ってやった方がよかったのだが、気力ナッシングな上に、事務室に一人になってしまうので、定時(12時)で帰ってしまうことにした。夜中にゴ○○○と格闘して寝不足だったし(涙)。
こうなれば日があたっているうちに、帰って洗濯をしたい。明日も天気いいとは限らないし。
で、とっとと電車に乗って、とっとと食材を買って、帰り着いたらお洗濯。
朝から晴れていたのでほどよく湿度も抜け、ちょうどいい気候である。
買い物を冷蔵庫に詰めたり洗濯紐を拭いたりついでにまわりをちょこっと拭いたりして、一段落してから、なにか忘れているような心持ちがしたのだった。
えーと。ワインは冷蔵庫に入れたし。お肉も入れたし。ビールは買ったし。お家賃払ったし。あと今日やることはーーー。
お昼を食べるのを忘れていた(汗)。
もうボケが入っているのかもしれません。
2004年5月28日Fri.
特技
仕事柄ときどきクレームっぽい電話を受けることがある。
まあまあサービス業と言えないこともないなにそれ職業なので、おおむね、ていねいな対応を心がけていたりする。
以前いた部署では日々年若なおきゃくさんを相手にしていたので、一応かうんせりんぐまいんどの基本姿勢が身に付いてはいるのだった。
具体的にどういうことかというと、
気の済むまでしゃべらせる。
これに尽きるのだった。いいのかこんなんで。
で。本日午後。ちょっとしたご要望の電話が入ったのだった。
ややこしそうなので、とりあえずいったん切って、上司と相談して折り返し電話します、と、言おうとした。
言おうとしたのだが。
なぜそういう要望を出すにいたったかということを、延々、しゃべり出されてしまったのだった。
一応やっぱりかうんせりんぐまいんどで、聞くだけ聞いてみようとした。
えんえん40分(涙)。
正確には37分50秒だが、このさいそんなことはどうでもいい。
とにかくまー、立て板に水の見本のようなスピーチで(涙)。
だいたいこういうパターンは、さえぎって切ろうとするとかえってややこしくなる。住吉としては、ただひたすら
「はい」 「ええ」 「はあ」 を繰り返し。
しゃべっている内容は、なんというか、相手の気持ちと、こちらのやむを得ない事情が微妙にかみ合わない、てな感じで、理解できないこともないし不愉快ではなかったのだが。
息継ぎしてないんではないかと思えるほど、いっそ見事な滑舌なのだった。繰り返すが延々40分。
こういう才能を生かしてなにかやってはいかがかと。のど元まで出かかったが、そこはかうんせりんぐまいんどでぐっとこらえたのだった。コトバの使い方間違ってます。
2004年5月27日Thu.
悲しみよこんにちは
昨日、悲しいことがあった。
と、いっても住吉のことだ。過剰な同情は禁物である。という程度だ。
その1。
朱肉をたっぷりつけた印鑑を、膝の上に落とした。
白いスカートをはいていたのだった(涙)。
トイレで目立たないくらいまで落としたが、くそ忙しいときに限ってこういうことをやらかすのだ。
シュレッダーにネクタイを喰われたサラリーマンほどには哀れだったかも知れない。
その2。
通勤のパンプスがこわれた。
いいかげんはきつぶしたので、そろそろ寿命だとは思っていたが、週の半ばでコケることはあるまいよ。
帰りに百貨店に寄ったりしてみたが、どうも気に入るのがみつからない。
住吉は足の形が悪いので、昨今のお嬢さん方が履くようなおしゃれな靴は似合わない。EEEサイズのスタンダードなデザインのものを探して三千里するのだが、得てしてそういうものはすんごく高かったりするのだ。だから合うのがあるとつぶれるまで履くのだが。
しかたないので、応急処置をしてしのぐことにする。確か封をあけた瞬間接着剤が家にあったはずだ。
で。押入をさぐって出してみたら。
芯までばきばきに固まりついていた。さすが速乾性。
てなようなことを昨日の晩に書こうとしたのだが、なぜか母とだらだらと電話しているうちにタイムアップ。
今日は夏用の靴を履いて出かけ、帰りにアロン○ルファゼリー状瞬間を買って帰り、さっそく修理。
したのだが、手につけて指先が固まってしまった。皮膚が新陳代謝するまで書類をめくるのに難儀するかも知れない。
2004年5月25日Tue.
金魚
ワタミフードサービスの社長が、私立学校の理事長になったらしい。で、経営の傾いたところに企業の競争原理を持ち込み、立て直しをはかっている、てなドキュメントのビデオを、職場のおねえさんと見た帰り。
当然のように和民に寄るわたしたち。
ちなみにワタミとは、社長の渡邉美樹さん(44歳・男性)の略だろうか。
ビールを飲みながら仕事の愚痴など聞いていただき、それだけではナニなので、明るい話題ってなことで最近の映画の話など。
「キャシャーン」 は、結構よかったらしい。監督が宇多田ひかるのダンナってだけで話題になっているのかと思ったら。
「世界の中心で愛を叫ぶ」 も、よかったとのこと。どうもタイトルでひいていたのだが、見てみてもいいかもしれない。古典SFのパクリですよね、たしか。
そこから流れて 「冬のソナタ」 の話になったのだが。ちょうどNHKでオンエアされているのを見ていらっしゃるとのことで、ネタバレしない程度に感想を述べる。
・ミニョンさん最低。
・チュンサン甘ったれてんじゃねえ。
・サンヒョクはひたすら哀れ。
・ちょっと好い男と思ったのはキム次長。リュウキンみたいな顔をしているけど、結構人がいいしマメマメ上司の面倒を見るし。
……ほとんど感想だか、けなしてるんだか分からない言いようだが、面白いドラマであるという意見は一致した。ワタクシ的に惜しむらくは、どうも男性陣に感情移入ができんのよ。彼女はチュンサンがお気に入りとのことですが。
しかしユジンがミニョンさんを好きになるのは理解できるとしても、ミニョンさんもユジンに惚れてしまうのが分からないという。
「やっぱ色香に迷ったんじゃないですかー? チェ・ジウ(ユジン役)きれいだし」
「そうかねえ。あの眼のウルウルにやられるのか」
男を振り向かせるには、眼をウルウルさせないといかんのですか。
「そーよ。がんばれすみよし。ウルウルでつかまえるのよ!」
リクエストにお応えして、目をむいてウルウルさせてみた。
ひとこと。
「それじゃキム次長だよ。←金魚そっくり」
目がでかすぎでは、チェ・ジウにはなれないらしい。いやそれ以前の問題。
2004年5月23日Sun.
へれへれへれ
なんの調子が悪いのだか、PCがつながりにくい。ので、ちょっとネット落ちするかもしれません。
と、つながったすきにちょっと書いておこう。
振り替え休日も含めて3連休だった。
前半には床屋に行ったり大学の友人の義母上のガラス工芸展に行ったり退職した上司と飲みに行ったりと、それなりに活動的に過ごしたのだが。
後半は、ここらで蓄積した疲労をまとめて返上しようと、とにかく寝て過ごした。
そしたら前より疲れてしまいました。寝すぎて頭が痛くなったり。なにをやっているんでしょうね。
おまけに昼寝をしたら、明日やらねばならない仕事の夢まで見てしまい。夢で段取りくんだのだから、もうこれでカンベンしてくれよー、と言いたいところなのだった。ああ靴屋のこびとさんカモン。
明日もユン○ルだわー。
ところで上戸彩のオロ○ミンCのCM、でちょっと気になるのが。
「元気ハツラツう?」
「オフコース!」
元気ハツラツなら、べつにドリンク剤飲まなくてもじゅうぶんではないか、と思ってしまうのだが。飲み続けてるからハツラツってことを言いたいんでしょうかね。
ま、どーでもいいことですが。
2004年5月20日Thu.
とりあえず見てみないと
朝、後輩に 「ユン○ル飲んできたから今日は元気なんだよー」 といばったのもつかの間、その効果は午前中しか保たなかった。やはり年を取ると反応がニブくなるらしい。というかそんなことでいばんなさんな。
なんだかめずらしい、と思ったのは、スタジオジブリ以外のアニメーションをNHKのニュースで取り上げていたのだが。それがよりによってあの「イノセンス」だったのだ。
よりによって、というのは表現がよろしくないが、どう考えても一般受けする作品でないぞ?
報道は、この映画がカンヌ映画祭でパルム・ドールをねらっているというものだったが、でもやっぱり宮崎アニメがでてきましたね。
しかし日本のアニメ映画って、どちらかというと国内よりも海外で高い評価を受けているのですよね。そもそもの
「攻殻機動隊」 しかり、 「アヴァロン」 とか 「パーフェクト・ブルー」 とか
「千年女優」 とか。日本ではいまだにサブカルチャーの扱いだが、海外では 「ジャパニーズアニメーション」
という確立した分野で受け止められているのかも知れない。かつてのジャポニズムにおける浮世絵のようなものかしらん。(海外の日本アニメ話は、ちょっと面白い小ネタを読んだのでまたいずれ)
「イノセンス」 の話だが、私自身は原作もアニメも好きである。いや、もはや原作とはかけはなれてしまっているという話もあるが。見てみたいなと思ったのは、予告編にひかれてのことだった。殺伐とした雰囲気にバラード調の音楽を流すあのあざとい演出に弱いのだ。
思ったとおり、監督の押井さんはじめスタッフがもっとも力を入れたのは、妙にアジアンテイストなお祭りのシーンとのこと。本編とは全く関係ない10秒の映像に1年半かけるってのは、もはや趣味以外の何者でもない。
今年は士郎さんの当たり年なのか、もうひとつ 「アップルシード」 がかかっている。こちらはまだ行っていないが、見た人の話によると
「よくできたゲーム映像みたい」 とのこと。フルCGが売りらしいが、有機体をCGで表現するのはまだ早いということではないのか? おまけにデュナンがきれーなおねいちゅわんになってしまっているらしいし、話がちょっと古いとも感じたという。
「きれいはきれいだったよー」 だそうですが。
それよりも気になるのは、予告編で見かけた「サイボーグ化されたかつての恋人」というキャプである。わたくし、デュナンとブリさんはサイボーグになってから恋人になったと理解していたのだが。
士郎正宗が 「アップルシード」 を発表した80年代。機械人間と人間との葛藤は、設定としてはかなり敷衍されていた。日本アニメのそもそもが鉄腕アトムだし。つまりは目新しくなくなっていたのである。むしろ、士郎正宗が特異だったのは、世界観の構築に政治を重要なファクターとして取り込み、物語において生命と人間のありようを問いかけたところではないだろうかと思うのだが。大人になってから読んだもんだから、うがった見方をしすぎてるかもしれないが、それを
「機械になった恋人の話」 にしてしまったら、そら 「古い!」 と感じるわいな。
まあ、まずは見てからなんぼ、ですけどね。
2004年5月19日Wed.
ドリンク剤
ついに栄養ドリンクのお世話になることにしたのだった。めったに飲むことはないが、この疲れ方だとちょっとは滋養強壮せねばならん。
さて、なにを買って帰ろうか。
学童期の頃から、たまーにリ○ビタンDの買い置きを飲んだりしたことはあった。昔はさほど種類がなかったし、子どもの飲めるものも限られていたのだが。
いまでは薬局の棚を埋め尽くすくらいの豊富さである。疲れているのか現代人。
漫画家志望だった同期によると、一番強いのはゼ○とかエス○ロンモカらしい。漫画家さん御用達。
しかしあんまり強いのは、即効性がある代わりに胃が荒れし、心臓にもよくないらしいしなー。
と、ながめながら、結局セールのユ○ケルを手に取った。
ユン○ルを初めて飲んだのは、高校3年の春だった。受験生だというのに体育祭で盛り上がりすぎて、疲労困憊したのだ。
いちおう真面目な受験生のふりをしていたので、翌日に代○木○ミナールに講習の申し込みに行くことになっていた。だが上京する体力がおぼつかない。
そこで母が 「飲んでみる?」 と勧めてくれたのがユン○ルである。真面目な受験生をよそおっていると、たまには同情をひくものだ。
真面目な受験生は、とりあえず飲んでみた。
するとですよ。
免疫というか耐性がなかったせいか、すんごく効いた。効きすぎた。
さっきまでへろへろしていたはずなのだが、みょーにパワーが湧いてきて、 「元気になっちゃったかもー!」 それはリ○インだろうてな感じになっちゃったのだ。精力というとあまり上品な響きではないが、それってこういうことなんだろうか、と実感したものだった。
どれくらい元気になっちゃったかというと、予備校に行く途中献血車に血を抜いてもらい、それでも力がありあまっていたので、渋谷から代々木まで歩いていってしまったのだ。疲労困憊していたはずなのに徒歩で40分。
その異様な元気は、その後2,3日続いたのだ。
さすがに今ではそんなめったな効き方はしないよな、と思いながらレジに持って行くと、ご相談係のおねーさんが 「なるべく朝飲むようにしてくださいねー」 とおっしゃる。夜に飲むと、元気になってしまってよく眠れず、かえって疲れたりすることもあるのだとか。
やっぱりそれなりに強い飲み物なのですね。
2004年5月18日Tue.
昼のぼーぜん
最近のすみよし的はやりは、屋外で食べるお昼ご飯。
暑くもなく、寒くもない気候。
食堂はあるにはあるのだが、どうも昼くらいは一人でボーぜんとしたくなる。
で。季節的にバラが乱れ咲きしているベンチ置き場庭ともいうで、若いおじょーさんがたに埋没して、もそもそとおにぎりをかじったりするのだ。危ない言い方はよしなさいすみよしさん。
できればおじょーさんがたもいてくれない方がありがたいのだが、ここでは私の方がお客さんだ。小さくなりながら本を読んでぼーっと休み時間を過ごす。
ガス抜きです。
2004年5月17日Mon.
発熱
昨日も仕事だった。今日も仕事だった。明日も(以下略)。
このご時世、仕事があるだけでも幸せだと頭で分かってはいるのだが。自分で言っててどんどん不景気になるのはなぜだろう。
連休を過ぎて少し楽になった、はずだ。 「今日中にどうしてもやっとかなければいけないいいい〜!(ぱにっく!)」
ということも減り、少なくとも昼食はまともに食べられるようになった。
のに。
なぜか毎日落ち着かない。
4月にバタバタしていてファイリングや整理を全部あとまわしにしてきたからな。いっそ一週間くらい居残りをして、すっきりさせたいくらいなのだが。
どうもこのところ、体調思わしくなく、できるならとっとと帰りたい気分が蔓延している。
残業を嫌う職場で、 「今日中にやらなければいけないんじゃー」 ということでなければ明日回しにする傾向にあるし。
体の中に熱がこもってキモチ悪いし疲れやすい。単に季節的なものならば、汗を出して体温下げればよいのだが。
もしかして知恵熱かも知れない。そしたら処置なしである。
2004年5月15日Sat.
青猫
2日続けて実家に帰ったのだった。
今日はひさしぶりに実家から出勤。やっぱりちょっと遠いのう。
仕事は半日で終わって、そのあとの用事まで少しの間があいた。
ゆっくりお昼を食べてコーヒーを飲みながら本を読んで時間をつぶしたのであるが、たまたま読みかけの本が
「腐りゆく天使」 であったりしたので、ちょっと難儀をした。
なにしろ萩原朔太郎のお話なのである。
指に竹が生えたり体が腐ったりするよーな話なのである。
少なくとも食事時に読んでいいものではない。
でも読んでしまった。
作者は夢枕獏。
「陰陽師」 がつとに有名になってしまったが、もともとこの人は守備範囲が広く、SFとか伝奇ものとかバイオレンスとかファンタジーとか山岳小説とか、一貫性がないようで文章に特徴があるような、ちょっと不思議な作家さんである。
以前に日本SF大賞を受賞した 「上弦の月を喰べる獅子」 は、宮沢賢治とモチーフにした幻想SFで、それと同じ路線なら結構好きかも、と思って手に取ったのだった。
しかしこの獏さんが、かつてコバルト文庫で書いてたとか、果たしてどのくらいの人が覚えているだろう。
萩原朔太郎は十代から二十代にかけて少し読んだ。中学高校時代の国語の先生の影響もかなりある。
この先生ときたら、朔太郎とか梶井基次郎とか、一種幻想的というか猟奇的というか病的というか、そういう傾向のものが大好きだったし、プロレタリア文学の佳品
「セメント樽の中の手紙」 を授業でとりあげちゃうような人だ。ちなみに女性である。
少々きょーれつな個性の持ち主だったが、私はかなりお世話になったし、今でも受けた授業がどんなだったかを覚えている。詩や短歌の読み方も教わった。
で、 「腐りゆく天使」 の話に戻る。
萩原朔太郎の恋を主軸に、その相手エレナが通う教会の神父、正体不明の
屍体のモノローグで物語が進む。
それしか言いようがない。
それだけでは話が終わってしまうので、少し解説。昔の記憶をほりだしているので少々怪しいが。
この話で取り上げられている朔太郎の恋愛は、作家の作り話ではなく、事実に基づいたものだ。相手のナカ(洗礼名エレナ)は、妹ワカの同級生で、地元の医師の元に嫁いでいた。つまりは人妻に恋をしたのだ。
この恋は朔太郎の生涯にわたり影響を与え、詩中にも彼女への思いを随所に織り込んでいる。
その織り込み方が、
ちっと常人離れをしているのが朔太郎なのだ。
なにしろ草の汁で顔を塗ったり、黒い服を着せてオルガンを弾かせたり、春の夜の墓場をさまよわせたりするのである。
もっとも処女詩集 「月に吠える」 の刊行直後にナカは結核で亡くなっており、「青猫」
所収の詩などは追悼の色合いが濃いゆえかもしれない。
その後朔太郎は結婚して二女をもうけるが、ナカへの思慕やみがたく、それを嫌った夫人と離別してしまう。後年そのことについて言及し、詩作も続けるが、なぜかナカは「浦」という名で登場する。地元の人間関係をおもんばかったものかもしれないが、関係者にはバレバレだっただろう。
余談だが、朔太郎のもう一人の妹アイは、最初詩人の佐藤惣之助に嫁いだが、のちに三好達治とかけおち同然に結婚する。結局長くは続かなかったが、その達治の前妻は佐藤春夫の姪であった。佐藤春夫の妻の千代は、元は谷崎潤一郎の妻であった。意外なところで意外なつながりがあるものである。
というかなんというか(汗)。
2004年5月12日Wed.
おかゆではない日
まだ少し痛むが、好調腹痛中くらいにはおさまってきたように思う。
ので、今日は洋風に鶏肉のコンソメ煮込みとチーズで夕飯にしたのだった。
そして、体調の悪いときには控えた方がよい、と思いつつ、ゆーわくに負けて青カビチーズにも手を出してしまった。ちょびっとね。
熱っぽいときにふと欲しくなるのがスポーツドリンクである。
ふだん買うことはないが、カラダの求めるままになつかしのゲーターレードを購入。
いやー、この薬っぽい味がレトロだわ。
小学校の高学年に初めて飲んだのだったかなあ。スポーツドリンクのはしりですよね。そのあとポカリスエットとかアクエリアスとか登場して、入れ替えの激しい飲料業界で未だにロングセラーで残っているものなー。よっぽどその分野で優秀だったものか。
もっとはしりにクイッククエンチというブランドがあったと思うのだが、なぜあれだけはあとかたもなく消え去ってしまったのだろう。レモン味のがわりと好きだったんですけど。
2004年5月11日Tue.
おかゆの日2
絶好調腹痛中なのだった。
背中にサ○ンパス、お腹にホ○ロンを貼って寝たのが裏目に出たのか、朝起きたら猛烈に痛くなっていたのだ。
とはいえ、四六時中耐えられない痛みが襲う、とかいうわけでない。動いたり体勢を変えたりすると痛むという、筋肉痛みたいな腹痛なのだった。
なんじゃこら。
そろそろ歩く分にはさほど痛まないので、今日も仕事に行ったのだが、さすがに食堂の固形物は喉を通りそうになかったので、昼休みは水物だけ飲んで保健センターで寝かせてもらった。
保健士さんの看立てでは、 「ウイルス性の腸炎かもね〜」 とのことで、熱がなければまあ大丈夫だろうとおっしゃる。しかし
「微熱だと続いてもあんまり自覚できないから、注意した方がいい」 そうで、体温計を買って帰り、計ってみた。
37度3分(笑)。笑ってる場合ですか。
そんなわけで、今日もおかゆ生活なのだった。
2004年5月10日Mon.
おかゆの日
腰に加え、腹まで痛くなってきた。
文字通り腹背に攻勢を受けているような状態だが、それはそれで釣り合いがとれているらしく、直立二足歩行には不自由はない。
しかしなんかこう、お腹に空気が溜まっているような、妙な張り具合なのである。体内でカエルのお母さんがどんどん息を吸い込んでいるのかもしれない。で、そのうち破裂。いやかも。
こういう日は消化の良いものを食べて、とっとと寝るに限る。
というわけで、今晩のメニューはおかゆなのであった。
白いおかゆに海苔と醤油。
地味だけどなんだかしあわせなのだった。腹と腰さえ痛くなければね。
2004年5月9日Sun.
温泉
風邪をひいたみたいなのだった。
両親と買い物したあと、大学のリーグ戦を見に行くつもりだったが、寒気がして貧血をおこして腰もまたぞろ痛くなってきたので、途中駅でおとなしく引き返すことにした。
なんだか頭もイタい(涙)。
しかし明日はどうあっても仕事に行かなければならないので、ともかくこの熱っぽいダルさをなんとかしようと、風呂に入って汗を出すことにしたのだった。
ちょうど腰も痛いことだし。←?
もらいもののツ○ラの温泉湯の元を入れて、じっくり腰湯。この場合、「美肌の湯」 とか入れてもしょうがないんだろうなー、と思いつつ、たんと汗を出して、水を飲んで、すこしはサッパリしたのだった。
明日。平熱に戻っているだろうか。
2004年5月8日Sat.
ぐき。
腰痛のため、一回やすみ。
2004年5月7日Fri.
少食の機械
忙中閑。
ゆえに、4月以来ほとんど手を付けられなかった身の回りの整理をちょこっとやることにした。
具体的にはシュレッダー。
課が統合されてダブッた議事録とか定年で去った課長の管理職書類とか。
で、ガーガー裁断したのであるが。
うちのシュレッダーは旧い。そりゃもう旧い。
でかい図体をして、機能は昨今のご家庭用シュレッダーと同程度くらいなのではあるまいか。
まず、いっぺんに飲み込む量が少ない。
ちょっと多めに10枚くらいまとめて突っ込むと、 「ぐ」 とか喉を詰まらせて、 「おえ」 と吐きだしてくる。
そのたびに逆流して停止するので、いらいらしても少しずつ入れるしか手はない。
ちまちまちまちまちまちまちまちま。
で、 「ちょっとずつお食べ」 状態でエサ(エサ?)を与えていると、すぐに 「わし、おなか一杯じゃけん、もー食わんもんね」 と言いよる。
受け箱の真ん中に溜まるので、すぐセンサーにひっかかるのだ。いちいち中を開けて、くずをならさなければならない。
根性なし。>シュレッダー
と、つい思ってしまうのだが、壊れるまでこれを使わないといけないんだろうし。だから今はリースの方がお得なんだってば。
2004年5月6日Thu.
程度の問題
かなしいときー。
かなしいときー。
うどんのつゆをつくるとき出汁にお酒を入れて煮立たせるとガス検知器が鳴ってしまうのでみりんにしてみたのだけれどやっぱり 「ガスがもれていませんか♪」 と鳴ってしまったときー。
かなしいときー。
かなしいときー。
かなり腰が痛くてつらいのだけれど軽作業をしなければならなくてそれはいいんだけど一緒にやる同僚がもっとひどい腰痛で明日休むかもしれないと言われてしまったときー。
いてて。
2004年5月5日Wed.
かえりみすれば
2日。常滑。焼き物の町を散歩。および通信教育の勉強。居酒屋でいっぱいやってホテルで寝る。
3日。常滑。焼き物の町を散歩。および通信教育の勉強。居酒屋でいっぱいやってホテルで寝る。
4日。横浜元町。友人の個展を訪ね、高校時代の仲間と飲み、日の変わった午前1時に家に帰り着いて寝る。
5日。上野。東京都美術館でオランダ絵画展。ひさしぶりでカラオケなぞ入り、中島みゆきで〆る。
ひさしぶりに遊び倒した連休であった。かなり歩き回ったので腰が痛い。
夢から覚めたように明日から仕事なのである。ま、頭からっぽにしてリフレッシュできたからいっか、と思っていたのだが。
月間スケジュールの原稿を作って回覧していなければならないのをすっかり忘れていたことをつい思い出してしまった。
あああああ。いっぱい遊んだけど仕事もいっぱい(倒)。
TOPに友人の個展の案内を載せました。
風合いのよい織物や美しい染めのパシュミナストールをぜひご覧ください。
2004年5月2日Sun.
ちょっくら失踪
ようやくわたくしのところにも連休がやってまいりました。
ので、2、3日失踪します。
おーるぼあーる。
2004年5月1日Sat.
ちょっとしたラッキー
海外に本を送らなければならなかったとお思いください。
昔に比べるとかなりシステム化されたとはいえ、海外への郵便は国内よりはめんどうくさい。EMSにするなら伝票を書かねばならないし、国によってはインボイス(通関書類)も必要だし、梱包もぺらぺらの封筒一枚というわけにはいかない。
そこへ、郵政公社の新サービスです。
「EMSアジア・EMSワールドはいかがでしょう」
国際局の職員が置いていった、23区限定の試用サービスを使ってみることにした。
国内向けに、エクスパックというのがありますでしょう。500円で定型の封筒を買い、詰め放題にして出せるというやつ。A4版が楽々入るので、書類などを送るのに最適です。頑丈な厚紙でできているので、中身を損なう恐れもないし、プリペイドなので重さを計る必要もありません。まさにリーズナブルでフレキシブル。……郵便局の回し者ですか住吉さん。
要するに何が言いたいかというと、 「定額・定型で、ポストに投函してもよいEMS」 ということです。最初から言いなさい。
おーし。では入るだけ詰めて、伝票書いて、帰りにポストに入れればいいよね、と、同僚と作業したのが昨日のこと。
しばしの残業のあと、数件抱えて正門のポストに寄ってみたら。
入らなかった。(呆然)
A5の本を2冊入れたら、厚みがポストの口をオーバーしてしまったのだ。
これはどうやっても入らない。無理矢理押し込むとか、そういうレベルではない。
「明日考えよう」
と、いったんその1件を引き上げて。で、明日(いわゆる今日)になった。
今日は土曜日で、郵便局は開いておりません。(ふたたび呆然)
集荷を頼んでも良かったのだが、何時に来るか分からないし。できるだけはやく帰りたいし。
しかたない、帰りに中央郵便局に寄って出してこよう、と腹をくくり、3時過ぎに引き上げかけたとき、同じフロアの先輩にばったり出くわした。
連休の真ん中の土曜日なのに、お互いお疲れさまです。
お疲れさまな人は一つ上のフロアにもいて、5時過ぎに終わるので、ではまあ、みんなで飲みに行くかね、という話になった。
「いいですけど、わたし、新宿西口郵便局に行かないといけないんですよ?」
連休中に自分ちで海外便を抱え込んでいたくはない。
新宿ね〜、うーむ、家と逆方向だ。集合できるようないいところあるかねー。
と、首をひねりながら、とりあえず先に行ってようか、と二人で職場を出かけたとき。
郵便局の赤い集配車がポストにおいでになられました!
まーさーに絶妙のタイミング。集荷のお兄さんに、 「すみません〜、これもお願いします」 と、荷物を渡し。
すっかり身軽になって、職場近くの酒場に流れたのであった。