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2003年11月30日Sun.
継続は力かもしれないのだが
頼んでいた教材が届いた。
大丈夫なのか、自分?
いままで通信講座で続いた試しがないのだが。しょうこりもなく。
とりあえず課題をひとつ今日中にやっつけた。
今度トライするやつは、語彙力があって、文章力があって、調査力に優れている人に向いている、とかいうものなのだが。
わたしってば、語彙力があって、文章力があって、調査力があるよん!
と、自信を持って言い切れる人って、どういう人なのだろうか…。
2003年11月29日Sat.
オトナの世界
昼頃まで寒気がして頭が痛かった。しかし今日は組合の大会で、選管などやっているものだから、夜まで帰れない。
背中とお腹にホカロンを仕込んで乗り切ることにした。
開封と集計は順調に進む。こういうとき、事務職は強い。小学校の先生もやっぱり強い。
大会は1時間半延長して、6時半頃に終わり。そのあとは役員の打ち上げがあって、選管も呼ばれたので、ただめしにありついて帰ることにした。
ワインの酔いもあって、三角関係だの四角関係だの、奥さんをゲットするために2年間通い詰めただの深草の少将だ!、なんだか大人の話で盛り上がったのだった。
住吉はコドモだから、よくわからなかった♪ <おい。
2003年11月28日Fri.
世相なのか
またも通勤電車が人身事故。その影響で、朝っぱらからすし詰めのノロノロ運転。
の、中で。
住吉のとなりで手すりに寄りかかっているお嬢さん。
この場、こういう状態で、おもむろに鏡とマスカラを取り出して、まつげを整えますか、ふつう?
そら停止信号で止まってて、退屈なのかもしれないですけどさ。他の人は、本や新聞読むのもひかえてるのよ? だいいち、急に動き出して、手元が狂ったりしたらどうするのだ。あんたの顔がスミヌリになるのは別にかまわないけど、周りの人のコートを汚しでもしたら、とか考えないのかね。それ以前に、化粧をする場所かここは?
……とは、言えなかったけどもさ。
白状してしまうと、住吉も駅のホームで口紅をひいたことはある。しかしそれは、かなーり恥ずかしい禁断の技であると思っている。出張に行く途中で時間がなく、化粧室が反対側のホームだったりしたときとか、柱の影でこそこそと。あやしい奴。
なんとなく異なものを見たような気がしたのだが、帰りの電車に乗ったらば、優先席に座ったお姐さんがコンパクトをのぞき込みながら口唇を筆で塗っていた。堂々と。
2003年11月27日Thu.
和欧折衷
帰りに課長と食事をした。
「天ぷら屋以外」 という幅広い選択肢の中からチョイスしたのは、南欧料理の店だった。
南欧…といったら、おフランスとかスペインとかポルトガルとかイタリアとか。まあそのような範囲だと思われるのだが。
十数種類あるパスタのメニューのうち、3分の2が和風であるというのは、なんとなく解せない。ま、パスタ自体が南欧料理、と言われてしまえばそれまでなのだけれど。
で、しいたげられている南欧風パスタのなかから、トマトとキノコのガーリックパスタを選んだところが。
…なぜ、椎茸とナメコが入っているのだろうか。おいしかったけど。
2003年11月26日Wed.
経験値
社会人となって十数年。
たいして成長もしていないが、あえて探すとすれば、ちょっぴりやせ我慢をする術を身につけたということくらいだろうか。
もちろん、やせることを我慢すること、という意味ではない。
しかし、やせていない我慢ができるまでには、あと何年必要なのだろう。
2003年11月25日Tue.
前の日に行く
通勤でちびちび読んでいた、エーコの 「前日島」 上下巻読了。
なんだかスゴい話だった。日付変更線をはさんだ二つの島、という発想もスゴいが、それが物語の主眼でないところもスゴい。しかし哲学的な香りのする部分などはナナメ読みしていたので、ほんとうのところどうスゴいのかは、結局よく分かっていないのだった。たまに駄洒落など出てきて、訳者の方はさぞご苦労を(涙)。
少なくとも、前作 「フーコーの振り子」 よりは読みやすかった。というか、 「振り子」 は予備知識がないと読み続けるのがしんどい。ええ、しんどかった。
ご本人はボローニャ大学の記号学の教授らしい。大学発祥の地ですな。
2003年11月24日Mon.
祝!優勝
昨日は実家に帰っていたので、日記はお休み。
…の、あいだに。
ついにやってくださいました!
アルビレックス新潟、J1昇格〜!!!!
優勝おめでとー!!!!
夕べは家族でスポーツニュースを見倒しました。
J1でもがんばれよー。頼むよ反町監督!続投してくれ〜!
いずれにしてもJ2のシーズンは終わり。新潟も、新潟でないチームも、皆さまお疲れさまでした。
2003年11月22日Sat.
大もての謎
隣の課のアルバイトさんは、芸能情報に詳しい。
といっても、ミュージックステーションをリアルタイムで見たり、キャンディーズや百恵ちゃんを歌ってしまえたり、御三家を全員言えてしまったりするような、ああたほんとに20代か? と言ってしまいたくなる種類の芸能通なのだ。
当然、誰それの奥さんは誰だとか、元奥さんが誰だとか、そういう情報にも精通しているのだが。
その流れで、伊集院静の奥さんの話になったのだが、前の人は夏目雅子だったが、今の奥さんは誰だったのか、皆思い出せない。
「えーと、きれい系で、本格派女優〜!って感じで」
「最近あんまりでてなくない〜?」
知ってるのに〜、ここまで出かかってるのに〜! と言いながらその場はお開きになり、あとでやっぱりそのアルバイトさんが思い出した。
篠ひろ子であった。
著作を読むと、博打好きの飲んだくれなのだが、どこにそんなきれいな人たちを引きつける要素があるのか。まあ偽悪趣味なところもあるのだろうけど。
と、思いながら何気なしに伊集院静を引いてみると、なんと篠ひろ子は3番目の奥さんだった。
どこに秘訣があるのだろう。
2003年11月21日Fri.
めいめい
発作的チーズの宴。
スイスのグリュイエールアルパージと、フランスのモンタニュー。
付け合わせにトマトのオムレツを作ったら、L玉一個使ったのが悪かったのか、トマトの卵とじになってしまった。
量が多けりゃいいってもんでもないらしい。
と、そんなものをつつきながら、男子バレーボールなど観戦。
消音で騒音シャットアウトのうえ、グリークのピアノ協奏曲など流していると、結構具合がいい。
純粋にバレーの技を見たりするのは、結構いいのよね。
しかしスパイクサーブ全盛で、ネットインも有効になった模様。ほんとーに、かつてのルールとはまーったく別物なのね。
それにつけても放送態度として、ジャニーズのなんたらいうのまで呼ぶ必要が、どこにあるんだろう。あんまりにも身びいきがすごすぎて、日本選手には悪いけど、相手を応援したくなってしまいましたよわたしは。
日本には判官びいきという伝統があるということを覚えておくがいいフジテレビ。
大笑いだったのは選手のキャッチコピーで、 「オリエンタルエクスプレス」 とか、
「超精密ビリヤードショット」 とか、見ている方が赤面するようなのを、堂々と出してしまうところがすごすぎ。こういうのを作る人はどういう気分なんでしょうね。
決められた路線に沿ってるのだろうけど、仕事だから仕方なくやっているのか、ノリノリで作っちゃってるのか、数ある仕事のうちでべっつにどうということもないのか、考えるとちょっとものがなしい。
ここ(日記)に書くためにメモをとってしまうあたしもあたしだけどさ。
2003年11月20日Thu.
季節はずれ
なんでこの寒いのに蚊が飛んでるんでしょうか。
いっそ根性! と言ってあげたいくらいだが。
寝てる間に襲撃してくるなよ。
2003年11月19日Wed.
思いがけない出会い
実家に帰ったら、たまたまおやすみアルビくんがいた。
妹が知人のために注文した物だという。おそらく明日には我が家から去ってしまうのだろう。
しかし、思いがけない再会っていうのは、また気をあおるのよね。たとえカバーかかったままだとしても。
ああああ、やっぱりマイルームにもお越し願いたい〜!
2003年11月18日Tue.
知らないことがまだたくさん
昼休みに食堂に行ったら、上の方の階で瓦工事職人の研修会をやっていた。
…いや、たしかに特殊技能だから、勉強する場があって当然なのだが。
関わりがなければ思いつきもしないで知らないまま、ということが世の中にまだたくさんある。だからどう、というわけではないが。
カニチャーハンのランチがあった。わーい♪ と思って注文したら、カニかまチャーハンだった。
まーな、あんまり贅沢言えないしな。でもちょっとがっかり。
2003年11月17日Mon.
続2001年問題
2001年の話がまだ続く。
「2001年宇宙の旅」 といえば、有名なオープニング、 「ツァラトゥストラはかく語りき」
。マーラーと並ぶ世紀末の音楽家、リヒャルト・シュトラウスの交響詩である。
一時期、ライナー指揮のシカゴ響にはまり、シュトラウスのCDもちょっと集めた。よく世紀末の爛熟などと言われるけれど、この人のはなんだか曲想に妙な明るさがあって好きなのだ。
彼は自らを英雄になぞらえて、 「英雄の生涯」 という交響詩まで作ってしまうおちゃめ酔狂な人で、だからこそ超人思想と言われるニーチェの著作に反応したのかなあと思うのだが。ニーチェの思想と同じで、ナチス政権に都合良く利用されたという話もある。
テキストの方の 「ツァラトゥストラ」 を読んだのは、20代半ばごろ。
寝しなにちびりちびりページをめくっていたので、上下巻完読するのに2週間かかった記憶がある。睡眠薬代わりに哲学書。
ツァラトゥストラとは、ゾロアスターのドイツ語読みという。そのツァラトゥストラおじさんが、放浪中に考えたりしゃべったりしたことを綴った叙事詩、のようなもの、だったような。面白かった、という覚えはあるのだが、どこにどう感銘を受けたのかは、3日で思い出せなくなった。寝ながらだったし。
どこらへんがニヒリズムで超人思想なのか。いまいちよくわからなかったので、機会があったらもう一度読んでみようか。
2003年11月16日Sun.
2001年問題
2001年の話が続く。
実は住吉は原作を読んでいない。しかしなぜか、続編である「2010年宇宙の旅」は読んでいるのである。
要するに××××に××がいて、××が××になる、って話だろうけど、やっぱりよく分からなかった。
少し前、実家でそういう話をしたところ、
「ばかだなー、それじゃわけ分かんねーだろう。2001年からだとかろうじて分かるけどさー」
と、親父に言われたのだが。
まだ高校生だったわたくしに、 「これ読むか?」 と2010年を差し出したのは、お父さん、あなただったんですけど。
考えてみると、住吉のSF読書歴の半分は、親父の影響と言えなくもなく。
自分で本を買うこともままならなかった学生時代。なぜか住吉の部屋の押入にしまわれていた親父の本を、引っ張り出しては読んでいた。
ところが。これがまた、2010年と同じで、なぜかシリーズの最初がなかったりする。
バローズの火星シリーズとか。ヴァン・ボークトの 「非 (ナル) A」 とか。キャプテンフューチャーシリーズとか。
おそらく、最初の巻は借りるかなにかして、面白かったので続きを買ったとか、そういうことではないかと思うのだが。勝手に読んでいる手前、聞いたことはない。
火星シリーズは、結局最初の巻は自腹で買ってしまった。そしてシリーズの半ばで挫折した。 「ターザン」 と同じ作者であることを知ったのは、つい最近である。
2003年11月15日Sat.
2001+2年
寒い〜、寒いぞ〜。
北海道では雪が降ったというのに、うちの職場はまだ暖房が入らない。
11月にしては高めの気温が続いたせいか、一斉暖房を17日からに早々に決定してしまったのだ。
おかげさまで、すごく、寒い(泣)。
ようやく週末である。今週は長かった。
さて。本日は、予定通りに週末一人上映会。
いまさらだが、 「2001年宇宙の旅」 でございますよ。
名作です。
すごいです。
なにがすごいって、1968年公開です。住吉産まれる前です!
なのにこのリアリティーはなに!
宇宙船の内部とか、重力靴を履いたスチュワーデスののたくさした動きとか!
しかも! コンピュータが人間の声でしゃべっている!
(いえ、その時代だとなんとなく、合成音でしゃべらせる発想かなと思ってましたもので)
冒頭から25分間せりふなしのモノローグ映像に、美しい宇宙空間と美しき青きドナウ。
そして無重力状態で延々続く、緩慢な人間の動作。
寝てしまいました(汗)。
名作すぎて(涙)。
せりふが極端に少なく、一番よくしゃべるのが、狂ったコンピュータHALくんというのがまた何とも。しかし彼はなんだって反乱しようとしたのでしょうか。任務の妨害、というのがいまいち腑に落ちないのだが。余談だがこのHALくん、語源がIBMだということは一部で有名らしい。
このことに限らず、全編を通して、意味がわかるよーなわからないよーな。最後はなんの暗示なんだか。
原作者のアーサー・C・クラークは、この映画をのねらいを、宇宙探索というテーマと真剣に向き合いたかった、と語っている。時あたかもアポロ計画が進行中で、人類は地球の外へフロンティアを求めている時代だった。そういう意味でタイムリーな映画だったと言える。
残念ながら、月に降り立った人類は、その後足踏みを続け、木星はおろか火星にも到達できていない。ディスカバリー号が飛び立ったはずの2001年は、2年前に過ぎ去ってしまった。
地球はそう簡単に我々を離してくれない。
2003年11月14日Fri.
びらん
選挙の日に、つっかけを履いて坂道を登ったりしたのがよくなかったのか、左足の親指にくつずれができてしまった。
ちょびっと、痛い。
まあこのくらい、別にどうということないべさ、と放っておいたのだが、いっこうに良くなろうとしない。
なんとなく 「生傷」 という表現がしっくりくるような、皮一枚むけたような状態でかれこれ5日。表面からは体液がにじみ出ていて、人こそ知らね、乾く間もなし。
こんな住吉でも、一応社会人だから、朝起きて出勤するためにストッキングを穿く。
すると出勤途上のパンプスの中で。職場でのナースサンダルのすき間で。しっとりした細胞液はストッキングにからみつき、そのまま乾いてしまう。
帰ってきて、さー足を解放、というときに至って、
べり
という感触と共に、乾きかけの生皮がはがれ、また一からやりなおし。
分かってはいるんですよ、朝3分早く起きてバンソコを貼れば、もう少しすみやかに治るだろうことは。
でも朝の3分だし(泣)。
2003年11月13日Thu.
週中
レンタルビデオの半額クーポンが送られてきたので、週末に見る映画などちょっと物色してきた。
今週は土曜まであるので、まだ週も半ばだよ…。
2003年11月12日Wed.
1枚の謎
組合の作業の日。
広報を刷って、投票用紙と封筒と数を合わせて、各部署の人数に分けて、メールボックスにほおりこむのだ。
最初は順調だった。
きっちり人数分配らなければならないので、印刷の枚数も決められたとおりきっちり。
各部署の人数表を確認しながら、2回にわたって数え、輪ゴムでくくっていく。
皆で手分けして、さくさく作業は進む。残り1部署、おう、終わりだ、と思ったら。
…余った。
なぜだ!? 数合わせたのに。二度も数えたのに。
いつのまに増殖したのか!??
そんなわけはなく。もう一度総出で数え直して、数え違いを発見。
狭いスペースで、300組以上の紙を40くらいの部署に分けるのだから、まあ最初からうまくいかなくてもむべなるかな、なのだが。数えにくい紙もあったし。
しかしそれでもどうしても 1 枚余る。とりあえず人数分行き渡ったはずだ! と納得させて今日は終了。
謎は謎のまま残ったのだった。
2003年11月11日Tue.
なんとなく復活
洗濯機が直ったらしい。
ふたを開けたままにしておくと、脱水しないで止まるようになった。
といっても、確率五割なので、完全に直ったわけではなさそうだが、電化製品の自然治癒ってのは、アリなんだろうか。
2003年11月10日Mon.
いんだけどもさ
組合のプチお仕事をして帰ってきたら、もういいお時間。
なにげにテレビを点けたら、ワールドカップバレーボールをやっていた。
以下、ちょっと毒吐きモードなので、不愉快になりそうな方は回避してください。
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バレーの試合を見なくなって久しいので、いまや全日本になんという選手がいるのか、全く分からないという音痴ぶり。しかしここのところ、テレビを点けるときゃーきゃー歓声が聞こえてくるので、ああ、やってるのねー、くらいの認識はあった。
で。今日は他のチャンネルに面白いのがなかったのと、どうやらアテネ五輪への剣が峰らしかったので、そのまま流していたのだが。
くそやかましい。
いつからこんな絶叫大国になったんだ。というか、こんなになった頃から見なくなったっけ。テレビがなかったからという説もある。
日本でやっているから、応援に力が入りすぎるのはご愛敬としよう。しかしだ。運営する側や放映者が完全にナショナリズムに立って、度を越して騒ぎまくるのはどういうこった。
試合が終盤に近づくにつれ騒音は耐えがたくなり、ボリュームをどんどん落として、ついには消音にしてしまいました。だってアナウンサーや解説者までアヒルみたいに興奮してるんですよ。うるさいったら。
人気が出なければ協会にお金が落ちず、強化や遠征をやりたくともままならない。そういう事情は分からないでもないのだが。
なりふりかまわず選手の人気をあおり立て、それに寄りかかるのが、上等なやり方なのだろうか。あまりにもあけすけに見えすぎるのは、下品、と言われても仕方ないと思うのだが。
それなりにストイックに試合を見せていた20年前の方が、よほど面白くて見応えがあったと感じるのは、わたしだけだろうか。
2003年11月9日Sun.
つるべ落とし
日が暮れてから、こぬか雨のそぼ降る中、のたくさと選挙に行ってきた。
ずいぶんと、暗くなるのが早くなった。
山の上の小学校が会場だったが、こんな時間でもちらほら人入りがある。しかし暗い中、体育館に煌々と灯りがついているのが、いっそう暗さを引き立てたりして。
校庭の脇に点々とフットライトを置いてあるのがなにかに似ている、と思ったのだが、どうやら精霊流しを連想したらしい。
外に出たついでに、お風呂にも寄ることにしたが、油断して傘を持っていかなかったら、本降りになってしまった。
仕方がないのでタオルをかぶって帰ったのだが、こういうときは暗くて助かる。
2003年11月8日Sat.
ついうっかり
昨日の日記にタイトル入れ忘れた。のであとから足した。
しかし意味あるものなのだろうか。
最近、身につまされたニュース。
高速バスの運転手が、停留所をうっかり通り過ぎ、進入路を逆走した挙げ句、会社にそのことを報告しなかった、という。
一歩間違えれば大惨事。絶対にやってはいけないことである。
のだが。
聞いた途端、ちょっと思ったのは。
私もやりかねんなー。
いえ、逆走うんぬんはさすがにどうでしょうと思うが、 「ついうっかり」 停留所のインターを通り過ぎてしまうくらいのことは、絶対やらないかと言われたら、自信がない。
彼がまずかったのは、なんとかごまかしてしまおうとしたからかもしれない。普段から度を過ぎたうっかりさんだったら同情の余地はあまりないが、
「処分がこわくて」 黙っていたというのも、心情として分からないではない。ただね、糊塗しようとして小細工をすればするほど、悪い方向に流されるものなのである。(←経験者)
もっとも、これで事故を起こしていたら、最悪の底をいくことになったわけで、まだ運が良かったと言えるのかも。
2003年11月7日Fri.
酒の肴としてはむしろ
先日いただいた肉まんが、実はその筋の有名店のものであったと知ったのは昨日のこと。
帰り際に課長とそんな話をしていたら、またしても肉まんが食べたくなったので、中○屋本店に寄って買って帰ることにした。食べ物のことに関しては、すぐ影響されるのである。
なんでこんなところで、というのは常套句だが、肉まんを買っている最中に、職場の人と出くわすとは思わなかった。
通勤経路と言えば言えるけど、お互いめったに来るようなところではないはずだ。わたしなんざ1年に1回くらいだ。
彼はケーキを買っていた。
お嬢さんのいる人なので、 「お誕生日ですか?」 と聞いたのだが、 「いや、これから飲み会なんだけど、手ぶらで行くのも何かなと思って」 だそうで。
…なかなかびみょーなチョイスだと思う。
2003年11月6日Thu.
効果のほど
花の御利益はなかったらしい。
テレビをつけてみれば、ある種の金融業のCMばかりやたらと元気なのだが。
そりゃ不況のただ中でも成長している業種だから、社会的必然性というやつがあるのかもしれないけど。だからといってテレビ画面に、これでもかと癒し系女の子を繰り出されると、なんだかな。おまけにそういう子に男がほだされるというか、つられるというか、そういうのがおおかたのキモらしいのだが。
そうやって敷居を低く低くしているつもりなのだろうけどもねえ。やむを得ず借りる人もいるから人の事情は事情として。
「一所懸命お客様のこと考えてますぅっ! むずかしいことなんかわたし分かりませんけどおっ!」
という風な、ありえないことを堂々とやってのけるコマーシャルにだまされて、用もないのにふらふら寄ってくような人間が、果たして本当にいるもんなのだろうか。
そもそも遊興費をサラ金で借りるような男を、女の子はどういう目で見るか、いっぺん聞いてみるとよい。
2003年11月5日Wed.
花に願いを
またしてもおねえさんに花束をいただいてしまった。
仕事がひけたあと、おねえさんが同期を激励しに行くというので、一緒にくっついていった(昼時の話のなりゆきらしい)。同期のその人は、今日は8時半までの夜シフトだという。ちなみに住吉が足を踏んで爪をはがしたあの彼だったりする。
うちで一番ハードで忙しいという評判の部署である。終業時間はとっくに過ぎているというのに、当然のようにフルメンバーで働いているのにびびりながら果物を差し入れ。全員顔見知りで気心が知れているので、なにか手伝いたくなってしまうのだが、たぶん邪魔にしかならない。早々とおいとまして、おねえさんと飲みに行ってしまった。すんません、IずみさんHまさん。
で。タリスカーを3〜4杯あけて、いい気分で帰る途中、またしても駅の構内で花屋が店を広げていた。
そしてまたしてもミニブーケをいただいてしまったわたくし。
「東南の方向に飾れば、いい恋愛に恵まれるよー」 というお言葉と共に。
おねえさん、その根拠は。
ありがたく部屋の東南に飾らせていただきましたが、いい恋愛はどーでもいいけど、ふつうの人とめぐりあいたい(涙)と願ってるんですけど。かなうんでしょうか(泣)。
ふつうでない人とはめぐりあっているのか、というつっこみは却下。
2003年11月4日Tue.
地ビールの誘惑
新婚旅行に行っていた同僚が帰ってきた。
オーストラリアでワニを食べてコアラを抱いて海亀を見たそうだ。(どーゆー説明だ>自分)
おみやげどもども。
海にも入ったということで、色白の東北美人がやはり少し日に焼けていた。北部のケアンズあたりは、緯度が低いので気温も高く、年中泳げるらしい。今の季節だと、南半球は夏に向かうので、日差しもさぞまぶしかろう。
ところで、住吉には耳より情報。オーストラリアはビールがうまいそうだ。ちょっとコクのあるタイプらしく、 「黒ビールとか、そんな感じ」 とのこと。日本ではあまりみかけないので、ぜひこれは訪れて賞味したい。行きたい海外のランクがぐぐっとアップ。こういう姿勢もどうかと思うが。
2003年11月3日Mon.
がっしょう
MIDIにちょっとはまっている。もちろん自分で作ったりはできない。人さまの作品を楽しむだけである。
ここ数年、Webでの公開基準も整ってきたようで、著作権のあるものもJASRACに登録すれば大丈夫になったようだ(ただし有料)。
今はもっぱら合唱曲。 「水のうた」 や 「君は夕焼けを見たか」 などをPC上で流しながら日記を書いたりするのが、近頃の私のトレンド(死語)だったりする。
人間の声はさすがに入っていないので、伴奏とメロディラインのみなのだが、むしろそちらの方がしっくりくる場合がある。
だってねえ。愛と平和と未来の希望をあっかるい長調にのせられても、いい年したオバサンは照れるがな。もっともまあ、多感なお年頃でも、ストレートな歌詞より暗くて閉塞感のあるものの方が好きだったけど。
「みぞれ」 とか 「海はなかった」 とか。
そういうわけで、歌なしの 「Believe」 「あの素晴らしい愛をもう一度」 「In
Terra Pax」 「Let's Serch for Tomorrow」 と、愛と平和を抜きにして片端から楽しんでいるのだが。もともとノリの良い曲なだけに、気が付くと職場で
「Serch for Tomorrow〜♪♪」 とか口ずさみそうになって、おっとあぶない。
いまはいくつかお気に入りがあるが、既製の日本の合唱曲をPC打ち込みして、しかもサイトで公開している人は、けして多くない。探しきれていないだけかもしれないけど、近年の合唱界が興隆をきわめているとはとうてい思われず、まあ、こんなものだろう。むしろ、CDなどが手に入りにくいので、合唱部の顧問になった先生が、生徒指導用にMIDIを作成するというケースもあるようだ。
そうなるとどうしても中学生水準の曲が多くなり、私の一番好きな高校生Nコン課題曲レベルは、まだまだ数が少ない。どなたか
「どんぐりの歌」 と 「甃のうへ」 つくってくださいませんでしょうか。自分でつくれってか?
ちなみに今日は、 「遠い日の歌」 エンドレス。元ネタ?がパッヘルベルのカノンなので、これもノリがよい。
興味のある人は、 「合唱曲」 「MIDI」 で検索してもらえれば、いくつか拾えると思う。ここにURLを書いておきたいところだが、報告を求められるところが多いので、
「日記上にのせました」 というのはいささか気が引けたり。
2003年11月2日Sun.
芸術の秋らしい。
久しぶりに絵を見にでも行こう、ということで、大学時代の先輩と上野まででかけることに。
国立西洋美術館で 「レンブラントとレンブラント派」 、国立博物館で 「大徳寺の襖絵」
「伊能忠敬と日本図」 を続けざまに堪能。東京都美術館の 「大英博物館の至宝展」
は、なにせ入るまでが30分待ちだったので断念した。
今日はよく晴れて、絶好のお出かけ日和だったので、上野の森は大にぎわい。それでも国立博物館の敷地内は、広々としてゆったり歩けたので、あまり疲れなかったのがよかった。
今回のレンブラント展は、物語画家としての側面に光を当てたもので、聖書などからモチーフをとった作品を重点的に展示してある。アブラハムが息子を生贄にささげる話など、彼や彼の弟子たちが繰り返しテーマに選んでいて、やっぱりインパクト強いんだろうなあ。
(こういう試し方する神さんも神さんだと思う)
聖書を少し読んだことがあるので、そういうところでも面白かったのだが。いかんせんやはり人が多い。平日昼間にゆっくり回るのがいいのだろうけど、わざわざ休みをとるのも気が引けるし。
大徳寺の襖絵と伊能忠敬は、混み具合もほどほど。日本地図は見ていると飽きません。
ところで、出かける前、住吉は財布をなくしました。
といっても、部屋の中で見失っただけなので、絶対にあるはず! なのだが。
探し物は、探しているときには見つからず、探していないときにふと見つかる。
ということは分かっているので、全くなくしてしまった心配はしなかったのだが、なにせ待ち合わせの時間というやつが迫っている。
気が焦る。
結局、なぜか靴下入れの中から見つかって事なきを得、待ち合わせも2分遅れで済んだのだが。
そろそろ記憶力やらいろいろ、アブナいかもしれない。
2003年11月1日Sat.
気候
昨日の暖かさから一転、肌寒い陽気である。
11月だしな。霜月とか雪待月とか言われてるくらいだし。
寒い季節は好きな方だと思う。
お魚がおいしいし、日本酒もしみじみいける。鍋もよい。
ので、冬に向かうこと自体はさしてイヤではないのだが。
問題は、朝、布団から出たくなくなるということなのだ。
闘いの日々である。