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2003年10月31日Fri.
上もゆらゆら下もゆらゆら

めまいがした、と思った。
とっさに脈まではかってしまったが。

地震だったらしい。震度2。

数年前、めまいと足のむくみで検査を受けたことがあったが、そのときの医者に、 「30を過ぎた女性のめまいの8割は原因不明です」 と言われた。その後むくみは引き、めまいも徐々に収まったので、今となっては原因不明でも別にかまやーせん。
ただ、いつめまいに襲われてもおかしくないような現場の状況なので、予断を許さないのだった。それが原因じゃないけど、明日も出勤だし(泣)。


2003年10月30日Thu.
どもならん

朝からいきなり通勤電車が運転を見合わせていた。
人身事故らしい。
住吉の利用する駅は各駅停車で、電車が走り出してくれないことには身動きが取れない。
いや、別の路線の駅までバスに乗るとかタクシーを飛ばすとか、手がないこともないが。
その間に、動き出してしまったら、とてつもない時間 (か金) のロスになる。
てなわけで。じっと待ち続けること30分。ようやく動いたと思ったらのろのろ運転で、結局1時間近く遅れて職場にたどり着いた。
へろへろになってたどり着いたターミナル駅で、カフェラテをすすってから行ったのは内緒である。

事故の詳細は、 「列車と人との接触事故」 としか知らされていない。


2003年10月29日Wed.
今も昔も

廃線跡をめぐる旅、というのが、ひそかなブームらしい。国鉄の分割民営化で赤字ローカル路線の廃止が一気に進んだが、もともと建設途中で放棄されたものや、戦時中に使われていた物資運搬用鉄道がうち捨てられたものなど、全国探せば様々あるようなのだ。興味のある方は宮脇俊三の本などを参照されたし。
それはそれとして。
有栖川有栖の 『暗い宿』 を読んでいたら、大阪から日帰りで行ける廃線跡としては 「線路の付け替えで捨てられた福知山線の生瀬−武田尾間…」 というくだりがあった。 (てっちゃん本ではない。念のため)

昔、そのあたりに住んでいたので、なんとなく反応。
そうかー。廃線になってしもうたのか。

廃線といっても、複線化工事にともなう軌道変更なので、いわゆる 「過疎で運行が厳しくなって…」 という廃止ではなさそうだ。むしろ大阪まで30分の通勤圏、三田(さんだ)あたりまでどかんと輸送力増強したかったのだろう。
わたしがいた20数年前は、 「ど田舎」 とはいかないまでも、小学校まで電車通学をする同級生がいたくらいだし、中学に入ったならばバス通学となる予定だったようなところなのである。当然線路は単線で、列車はディーゼルで、数えるほどしか通らなかった。踏切が少なく、往来には線路を横切っていた。のどかだったよなー。
今はどんなになっているのか。

…と、気になって検索してみたら、なんとびっくり、その中学は今でも電車やバスで通学する生徒が結構いなさるそうで。そこらあたりは神戸市と宝塚市と西宮市が入り組んでいるような場所柄で、校区が横に長いせいらしいのだが。いずれの市も日本育英会奨学金ならA級地、つまり 「都市部」 と認知されているところだぞ。たしか…(弱気)。で、中学校は山の向こうの空遠くにあるわけか?
人口が増えても、中学校は増やしてもらえなかったのね…。


2003年10月28日Tue.
香港路に雨は降り

校了したのでお休みをもらい、横浜に行ってきた。遊びではない。コンタクトレンズ屋さんへ、検査と新調のため、雨の中を1時間以上かけてとぼとぼ出かけたのだ。
少し前に左目のレンズを失くし、昨年まで使っていた古いレンズでしのいでいたが、さすがに視界がブレる。目を使う仕事なので、正直辛かった。しかし日曜祝日は開いていないし。
で、ようやく正しい視力になって、せっかくだから中華街へ。
しかし横浜も久しぶりである。以前は毎日のように通っていたのだが、最近はとんとご無沙汰だ。
雨がびそびそと降り続く中、チャーシュー饅を買い求め、かじりながら歩く。悪天候にもかかわらず、さすが有数の観光地、大にぎわいとはいかないまでも、それなりの人通りがあって活況である。
ところで住吉は中華街にくわしくない。大通りから一歩はずれるとかならず迷う。
まっすぐ歩けばいつかは外に抜けるし、出てしまえば自分のいる場所がどこか分かるくらいには土地勘があるので、別に深刻でもないのだが。
今日もそうして適当に路地をうろついていた。
ごま団子や饅頭でお昼を済ませてしまうつもりだったのだが、偶然にも行きたかったお店に出くわした。

狭い路地の小さいお店。お世辞にもきれいとは言えず、営業してるんだかどうだか分からない。そんなところなのだが、知る人ぞ知る店らしく、行列ができることもしばしば(らしい)。
出てくる料理は量が半端でない。豚バラ飯を頼んだのだが、これが2膳分はありそうなどんぶり飯に、300gはあろうかという豚バラ煮込みが 「どんっ!」 とのっているのだ。全部食べたけど。
特筆すべきは白衣のばーちゃんたちである。狭い店内をよろよろしながらのお運びは、危なっかしく見えるのにどうして、確実にこなしていく。ジャスミンティーのお代わりを、やかんでついで回ってくれるのだが、手元が震えているのに一滴もこぼさないのだ。さすがだ。
もう20年以上前に家族で来たことがあり、その記憶を頼りに数年前に他大学の研究会の仲間と訪れたことがある。
店の名前しか憶えていなかったため、あちこち迷って、しまいに人に聴きながら探しあてたのだが、 「こんなところ、ぜったい自力で見つけられんがな」 と思ったことだった。なるほど、探そうとしないで最初から迷ってしまえば、すんなりたどり着けるのか。<なんか違う
ちなみに店の名は海員閣という。


2003年10月27日Mon.
捕獲用の着衣

帰り道、今時珍しいダボパンの青年を見かけた。
一昔前の不良さん達が愛用したと言われる、ボンタンと呼ばれる学生服に似た、ぶっとくて裾を絞ったモモヒキのような穿きものである。最近では土建屋や左官のにいさんたちにこのような出で立ちを見ることがままあるが、どうも作業用のツナギという風ではなく、むしろ地味な特効服といった趣であった。
特にあとを追けるつもりではなかったが、方向も歩調も同じだったので、しばらく凝視していたのだが。

ふいに、小学校の担任に聞いた話を思い出した。

ウナギの稚魚のことを、シラスウナギというらしい。
その担任の田舎は、宮崎だったか高知だったか。とにかく近所の川にウナギがいるような土地柄で。
春浅い頃、シラスウナギが川を上る。
夜、懐中電灯の灯りを川面に向けると、明るみを慕ってかわいらしい稚魚がわらわら寄ってくる。そこをバケツですくって一網打尽。そうやって獲ったシラスウナギは養殖場に売りに行く。
しかしシラスウナギを許可なく獲ることは禁じられており、先生の実家のご近所は、まあ、みな密漁をしていたわけだ。
ある夜、先生のお友達が、やはり懐中電灯とバケツを携えて川に行った。
ところがさて密漁、という段になって、堤の上を警邏の巡査の自転車が近づいてくるのを発見。このままでは現場を押さえられてしまう。
とっさに彼は、まだ冷たい川にもぐりこみ、巡査をやりすごしたのだが。
岸に上がってみれば、着衣の中に大漁のウナギ。そのまま袖と裾をくくって、大漁旗で帰っていったそうだ。

何が言いたいのか、もうお分かりであろう。
ダボパンの彼がウナギの川に漬かったなら、どのくらい釣れるんだろうか。ぜひやってもらいたいんだ。
それで獲れたウナギを、果たして食べたいと思うかどうかだが。ま、いったん放してしまえば分かんないわけだし。でもイヤかも。


2003年10月26日Sun.
休日の幸せ

わりといいお天気で、ここぞとばかりにお洗濯。ついでに自分もお洗濯(笑)。
ぬるめのお湯で、温泉の素を入れて、西澤保彦の 『依存』 などをぼけっと読みながら、じっくりゆっくり。
あー、やっぱ休みが2日あると違うもんだわ。ここのところ、職場で気の張ることが多くて、身も心もコリコリなのだ。温泉に飢えておるので、こんど車でも転がして行ってこようかしら。ついでにひと月くらい湯治したい(涙)

着ていた物などもまとめて全部洗濯機に放り込み、ちょっとさっぱり。
さて、昼風呂の後は昼ビールだ。休日は幸せなんである。


2003年10月25日Sat.
びいる変換

昨日の仕事中、なにかのはずみに気になって、 「ハイネケン」 とキーボードを叩いて変換してみた。
すると。
おお、ちゃんと "Heineken" と出るではないか。日本語変換辞書ではなかったのか、ATOK14!
ついでにほかのも試してみたら。"Budweiser"と "Carlsberg" は、原語でちゃんと出る。しかし 「ミラー」 はカタカナどまりだった。どこら辺に基準があるのだろう。
ちなみにカタカナで出るのは 「レフ」 「ギネス」 「コロナ」 など。これはビールの銘柄っつう意味ではないんだろうな。 「シンハー」 「グロールシュ」 「レーベンブロイ」 はカタカナ変換でも出てはこず。 「シメイ」 に至っては、 「氏名ビール」 になりよった。
しかし 「チンタオ」 は 「青島」 でちゃーんと出るのである。なぜだ。


2003年10月24日Fri.
まね会

野球部のマネージャーで飲んだ。女の子同士は遠慮がなくてよろしい。
今回は、チーフマネージャーのご結婚祝いという名目もあり、大いに飲んで食べて盛り上がり。
お祝いに大ぶりの酒器を贈ったのだが、なんとご主人が下戸だということが判明。 「うち、いま湯飲みがないからこれにいれようかしら」 「急須一杯以上入りますよ?」 「…別になみなみ入れる必要は…」 いかようにでもお使いください〜。
個室2時間の制限の中で、4人で焼酎のデキャンタ2つ。そのほかに各各ビールやら日本酒やらやっているので、帰る頃にはちょっといい気分。明日が休みで良かった。
土曜出勤のTさん、ご苦労様でございます。


2003年10月23日Thu.
さすが食欲の秋

組合三昧だったような一日。昼は各部署の委員の集まり。夜は選挙管理委員会の初顔合わせ。
もっとも大変な執行委員を逃げ続けているので、せめてこのくらい。

夜の会合は、別のキャンパスの委員を待っていたので、6時半開始だった。
小腹が空くよな、と思って、職場の近所で夕飯を済ませてから行ったのだが。

組合の集まりでは、食事が出ることをすっかり忘れていた…。

そういえば昼の会議もお寿司が出たよな。休み時間など、合間を縫ってやることが多いので、食べながらの会は普通のことなのだった。
いやーん、ボリュームたっぷりのオムライスとか食べてきちゃったよ〜!
内心泣きながら、再びお寿司をいただいた。天重もあったのだが、さすがに食べきる自信がなく。
しかしお寿司はガリまで全部カラにしましたよ。胃拡張なのだろうか。
そして会議は異例の早さで委員長が決まり、するべき作業を片づけて。さて飲みに行こうか、というような雰囲気になった。そこへたまたまお酒の飲めない人が来合わせたので、組合の事務室でお茶を飲みながらしばらく世間話をして解散したのだが。
飲みに行っていたら、たぶんまだなにか食べたような気がする。
どこまで入るのか。私の胃。


2003年10月22日Wed.
ちをみる

追加で例の特殊なハガキを出さねばならなかったが、用紙を入れてあった段ボールで手を切ってしまった
ちょびっとざっくり
紙を扱う職場ではよくあることなので、別段気にもとめなかったのだが。思ったよりは深かったらしく、ひとぬぐいした程度では止まらない。
困ったぞ。電算ルームにはパソコンはあってもバンソコはない。戻るのもめんどくさい。
傷口を眺めて数秒。ぷっくりと赤い玉が湧いてくる。
うーん、ハガキ汚したらまずいよなー。住吉の血判の入ったお知らせなぞ、誰も欲しくないだろうよなー。私もいりません。

しかし血は止まらない。

隣の部屋では、電算課の人々が、しわぶきひとつせずお仕事に励んでいる。とてもではないが、手を切っちゃったんでティッシュください♪ などと言える雰囲気ではなく。課長が不在だったらもらったかも(涙)。
しばし血を見たあと、当面の結論を出した。
「気にしないことにしよう」

さすがにそんなわけにもいかなかったので、フォーム用紙の端切れに血判状になっていただいた。送ったハガキには血痕は残っていない。はずだ。


2003年10月21日Tue.
愛と青春のくにたち

そろそろわけが分からなくなってきた。愛も青春も今日でおしまいにしようと思う。
毎度のように事故やら故障やらで遅延している中央線であるが、JRの八王子支社は中央線対策に作られたという噂は本当だろうか。昨日も遅れたらしい。
今朝は今朝とて、山手線がドア故障で立ち往生。仕方なくバスで行こうとしたら、ウチの先生と乗り合わせ。
ま、時間通りに動く鉄道なんて、世界でも希有なことなんだし。

今日の夕飯は戻りがつおと函館のブリ、生椎茸とシメジのバター焼き、戻し椎茸と人参の炊き合わせであった。妙だと言われてもしかたないが、明日から3日間外食の予定なので、なるべく生鮮食料を消化したかったわけで。
「いやー、一番のおすすめ!」 と馴染みの魚屋さんが言うとおり、戻りがつおは脂がのってうまいうまい。しかしいつ行っても 「今日一番のおすすめ!」 という口車に乗せられているような感じがするのは気のせいか。
うまいから乗せられてもOKなんですけど。


2003年10月20日Mon.
愛と青春のスダチ

さんまの歌に、「そが上に青き蜜柑の酸(す)をしたたらせて」という一節がある。
うまそうぢゃないか。

またかとお思いだろうが、今日も夕餉はさんまだった。仕事で知恵熱を出しそうになっていたので、せめておいしいもんが食べたくなったのだ。
おっしゃ、今夜はちょっとご馳走にするぞ、と思って、塩焼きにしたしかし塩を振るのを忘れた
それでもって、青き蜜柑は必携! とスーパーで探したが見あたらず、結局ライムで我慢することにした。
結論としては、ライムでもなかなかいける。ただ、ちょっと酸っぱさが足りないので、やはり青い蜜柑の方が口に合うようである。
余したライムは、この一週間は凝った料理をする気力はないし、ジュースにするのももったいない。
やはり、酒で割るのが正しい使い道であろう。ということで、泡盛のカクテルにして、いまちびちび飲っているところである。

とか。てきとうにテレビなど見つつくつろいでいたら。
「ネギが盗まれました」 というニュースが。
ネギですよネギ。それも畑から一畝だけかっぱらっていったらしい。
世の中どうなっているのだろうか。


2003年10月19日Sun.
愛と青春の猫足立ち

体がなまっている。なんか筋肉を使うことを始めた方がいいかもしれん。
やるなら格闘技、それもボクシングをちょっとやってみたい。ボクササイズではなく、ちゃんと殴り合うやつ。ストレス溜まってるのか?>自分
たぶんやらないだろうけど。1分やったら倒れるだろうし。

ちゃんと格闘技をやった人にはちょっとかなわないと思うことがある。
もうかなり前になるが、野球部の親善試合の後の飲み会で、うちの先輩職員に護身術の手ほどきを受けたことがあった。
なんで飲み会で…と思われるだろうが、小上がりでの宴会で、座ったままできる簡単なものだったのだ。
その人は日本拳法の黒帯で、 「こうやって、こう」 などと言いながら、簡単に手首を返して技に巻き込んでくださる。酔ったアタマではそれはもう口惜しく、 「なんでー? なんでー?」 と言いながらしつこくカラんでいたのであるが。
彼はまた、そんな住吉をあおるように、 「みぞおち殴られても平気」 とか言い出した。
ええ。あおられて黙っているような住吉ではございませんで。
帰り道。それでは、ということで、西荻の駅のホームで殴らせていただきました。
平然としていらっしゃる(汗)。
自慢ではないが、住吉はいちおうまじめにスポーツをやったこともあり、体力はないが筋力はちょっとある、という自信があった当時はまだ若かったし。そこらへんの女の子が殴るよりは多少なりともダメージを受けていただかなければ、体育会の名がすたるってものだ。
しかし計4発のパンチをみぞおちに受けても、かれは平然としたままだった。
くどいようだが、駅のホームでのできごとである。

で、この話には後日別のエピソードがあり。
おととしの野球部の合宿でのこと。夜の宴会を宿の会議室で繰り広げていたのだが、その片隅で我々は西荻の続きで護身術の講習を開始した。
ちょっと本格的に、立ち位置からの技を教えてもらっていたのだが、突然彼が奇妙なステップで踊り出した。
私の技がきいたのか…?、と一瞬ぼんやりしたのだが、もちろんそんなわけはなく。
わたくしが足を踏んだおかげで、彼は生爪をはがしていたのだった
それからもう、宴会どころではなく。
バッティングフォームなどを撮るために持っていていた8ミリで、事件をつぶさに記録する一塁手。頼むから本人にインタビューとかしないでください(涙)。そしてそれを今年の合宿で流さなくっていいです、T島さん(涙)。
ケガした本人曰く、 「スパイクがきつくて、元々爪が死んでいた」 とのことですが、この件ですっかり 「住吉が踏むと爪がはがれる」 というありがたくない評判をいただきました。

ちなみに 「猫足立ち」 とは、空手の立ち方のひとつである。


2003年10月18日Sat.
愛と青春のワンタッチ

事務員を長くやっていると、事務機器を扱うことも多くなる。
特に今の部署は、紙ものを扱うことが多いので、単純作業を機械化したような小道具は必需品なのである。
季節限定でよく使うのがセッター。要するに、たとえば8ページ分の原稿を大量に印刷したとき、8枚の組に自動的に分けてくれる、そんな機械である。最近ではコピー機の丁合機能が充実して、コピーしながら8ページセットにしてくれたりもするのだが、大量印刷の時は丁合のきかない印刷機の方が、だんぜんコストが安い。余談だが印刷機の扱いも昔に比べれば格段に楽になっており、インク練り3年と言われたオフセット印刷や、インクが乾くまで一晩寝かせとかなければならなかった孔版印刷の時代がちょっと懐かしかったり。でも今の方が楽。
紙折り機も、あれは初めて使ったときはいささかの感動があった。二つ折、内三つ折、外三つ折、観音折、片袖折、四つ折など、いやもう、これ一台で、たいてい用が足りてしまいますってなもんだった。しかしめったに使わないものだから、ズレの調整などを忘れきっていて時間を食って、結局たいして得した気分にならなかったり。
そのほか特殊紙の耳を切り落とすバースターだとか、ふざけているとスプラッタ確実な裁断機とか、男の人がネクタイを食われがちなシュレッダーだとか。どれもご家庭ではなじみのない機械たちばかりである。シュレッダーは最近家庭用のが出てますが。
今日使ったのは、その中でもさらにご家庭になじみのない機械で、その名もメールシーラーと言う。
「端からめくってください」 ていう特殊なハガキがありますでしょう。よく 「預金残高のお知らせ」 とか、 「会員限定バーゲンのお知らせ」 とかに使われるヤツ。ようするに、あれを作る (というか三つ折りにしてくっつける) 機械なのですよ。
電算のお部屋の特殊プリンタで打ち出して、そのメールシーラーにかけて、発送するのが今日の前半のお仕事だった。
プリンタにデータがなかないかなくて電算のおねえさんに延々迷惑を掛け、ようやく打ち出されたものをセットして。
………このセットがまたイヤらしいんですよ。
http://www.duplo.co.jp/mailsealer.htm
デュプロさんとこの機械を参考にさせていただくが、床の台にセットした紙が、機械に吸い込まれるときに三つ折りになっているのがお分かりだろうか。ここの部分、紙に隠れて見えないが、慣れれば簡単だけど、初心者にはぜったいにうまくできないような構造になっているのだ。よくまあ、こんなもの考えた人がいるもんだ。あっちで折り山作ってこっちで軽く押さえて、とか。
当然住吉も苦手の極みだったのだが、いつか一人で格闘しなければならない事態にならないとも限らない二重否定
で、それが今日だったと。土曜だからほとんど人がいなかった(涙)
しかし! こんなこともあろうかと! 前回使用したときに、手順をくまなくデジカメで撮影し、共有データに入れておいたのだ!
おかげでたいして迷うこともなしに、サクサクはがきができあがり。なーんだ、慣れてしまえば楽なもんじゃーん、と、すべて作り終わり電源落としてカバーを掛けて。
例外処理の3枚を出すの忘れてた…。
また電算プリンタからやらねばならん(涙)。


2003年10月17日Fri.
愛と青春のマブだち

お嬢さんとデートだった。東京カテドラルの聖マリア大聖堂に、ロシア正教の聖歌コンサートを聴きに行ったのだ。
「お嬢さん」 とはわれわれの間の通り名で、その正体は職場の後輩である。正体ってコラ
で、この 「われわれ」 というのはもう一人後輩の男の子を足した三人のことで、彼の通り名は 「にいさん」 だったりする。(ちなみに私は 「ねいさん」 らしい)
どういうきっかけでつるむことになったか分からないトリオである。
強いて言えば、私とお嬢さんが、違う部署だけど長いこと同じ仕事をしていて、にいさんと私が同じ大学の出身で、なおかつ隣同士の課にいた顔なじみであった、ということくらいなのだが。
年に1〜2度遊びに行くくらいのゆるやかなつきあいで、仲良しグループとかいうのともちょっと違う。けど仲良くしていられて嬉しいつきあいだったりする。
いかにの〜んびりしたつきあいなのかは、新年会を10月に催したという事実からも推し量れるだろう。今年もそろそろやりましょうかね。(言葉の綾や冗談ではないのですよ。今日のコンサートに誘うのに、予定を聞こうと思ってメールを出したら、レス第一声が 「新年会ですか!?」 だったのだ。つくづく謎なつきあいである)

そして学生に見まがうほどかわいい「お嬢さん」が旦那さん持ちで、「にいさん」に至っては3児の父だったりするから世の中は油断がならない。←?

そしてコンサートだが。東京トロイカ合唱団による、ラフマニノフの無伴奏合唱 「晩祷」 全曲演奏というプログラム。日本で唯一の、ロシア音楽を歌うプロの合唱団で、母体の出版社と仕事上のつながりがあった時分から、かれこれ7〜8年は定期演奏会を聴きに行っている。かつてはロシア民謡を中心にやっていたが、 「晩祷」 の魅力に目覚めてからは定演の演目をこれ1本にしぼり、今年でもう5回目になる。
それにしても、聖マリア大聖堂で聴く合唱はいい。
変則的な錘型で天井がものすごく高いので、天から歌声が降るように響く。もちろん、合唱団のレベルも高いからこそであろうけど。
音楽は生で聴くのがいいとよく言われるが、人間の声、それも合唱ほど、生とメディアとで違いが出るものはないのではないかと思っている。特にこういうホールで聴いてしまうと、地を震わせる低音、絹裳で皮膚をなでるような高音、そういった臨場感は、どんな媒体でどうエフェクトをきかせても、再現できるものではないような気がしてしまう。
そして陶酔して聴き惚れていた住吉の隣では、訳知りらしいオバハンが、連れのオジサンとぼそぼそ批評し合ってました。
落ち着きなく髪をいじり、アンコールの時にいたっては、周囲にはっきり聞こえる程度の声で一緒に歌ってくださってました
蹴ったろか、おばはん! と思ったことですね。他の客は携帯ひとつ鳴らないほどマナーが良かったのに、残念。


2003年10月16日Thu.
愛と青春のかまいたち

黒崎緑の 『しゃべくり探偵の四季』 を読み終わり、ふと思ったことがあった。
この本は、ナニワのホームズもとい保住くんと、悪友和戸くんの掛け合いで構成されている、漫談仕立てミステリで、和戸くんがいわゆるワトソンのもじりであることは疑い得ないのだが。
そういえば、手塚治虫の 『三つ目がとおる』 にも、和登(わと)さんて女の子が出てきたよなあ。かわいく活発な中学生で、主人公の相手役をしてたから、それでワトソン役って意味なのか…?
さらにそういえば、主人公は写楽保介っていう男の子で、…しゃらくほうすけ…シャラク、ホースケ………
えええっ!? 今の今まで気が付きませんでしたがー! ほーすけよオマエもか(ぼーぜん)
さらにさらにそういえば、 『三つ目がとおる』 自体も、古代文明の謎に挑戦〜!みたいな、ミステリ仕立てな側面もあったよな…。ホームズ&ワトソンといえば、名探偵と助手のスタンダードなわけだし。といいながらぼーぜん。20年間気づきませんでした(汗)
まあこのゴロのよさは、ほんとのとこ、真意は分かりません。まったく念頭になかったわけではなかろうと思うのだが。

しかしこのホームズ、短身禿頭三つ目の中学生にして、額にバンソコを張ると無邪気で気弱な幼児となり、第三の目を顕すと人類の文明をぶっ壊して三つ目族の世の中にせむと超頭脳と超能力を駆使する悪のプリンスと化すでも好きなのは二つ目の女の子という、なんかもお、むちゃくちゃな主人公なのである。漫画は子供の読むものとされていた時代、しかも正義とスポ根と二枚目ヒーローが満ちあふれていた頃。ジュブナイルでピカレスクしてしまうとは、さすが大手塚でございます。


2003年10月15日Wed.
愛と青春の泡立ち

いろいろ疲れたので、銭湯に寄った。またの名をスポーツクラブという。
やっぱり大きいお風呂はいいわあ〜!
と、のびのびして、背中のコリをほぐす30代。のびのびのび♪
ここのお風呂はいわゆるジェットバスで、浴槽の底から細かい泡がぶくぶくと間断なく湧き出ている。
そういえばよく行っていた銭湯(ほんもの)も、こんな感じのお風呂だったなあ。たしか、気泡が皮膚や筋肉を刺激するので、美肌効果もあり、運動不足の人にもおすすめ。みたいな但し書きがあったような記憶が。
スポーツクラブに行って、運動不足もないもんだが、まさかこういう人間(←風呂しか入らん)のために泡泡してるんではあるまいな。


2003年10月14日Tue.
愛と青春のイラだち

会員になっているビデオレンタルの店の半額クーポンが当たった。
ので、帰りにDVDを物色して、いまさらだけど 「愛と青春の旅だち」 を借りていくことにした。
別にリチャード・ギアが好きなわけでもないし恋愛ものに興味はないのだが、主題歌が気に入っているのでいつかは見ようと思っていたのだ。岡野玲子描くところの禅僧の漫画で、修行僧の煩悩をあおるのに使われていたので、また違った意味で興味をひかれてたりして。
まあ週初めだし、1本だけにしとこう、ということでレンタルの手続きを済ませたところで。
「ぐげ」 という声なき叫びが喉から漏れた。ような気がした。

クーポンを出すのを忘れていた…。

そういえば精算の時に、 「? なんか高いような」 という気はちらっとしたのですよ。ああああ、なんちう悲劇! というより単なる間抜け(涙)
しかしたかだか百数十円のために、レジを通したものをやり直してもらうのも気が引けて。
そうなのよねー。たかだか百数十円。されど百数十円。百数十円を笑う者は百数十円に泣くと言うけれどほんとか?、なぜこんなにまで損失感を、百数十円ひつこいで感じるのだろうか。売り時をのがして相場が反落したときの気分に似ているかもしれない。ケタが違います>自分
…まあいい、期間中何度でも使えるクーポンだし、週末またリベンジだ。

帰ってさっそく見てみましたが、映画自体はけれんなく楽しめる1本でした。あんなむちゃくちゃな士官候補生がいていいのかどうかは別として。
修行中のぼんさんには気の毒 (もしくは目の毒) だろうと思われる程度には刺激的でしたがね。


2003年10月13日Mon.
十干×十二支

延び延び延び延びになっていた母の還暦祝いをようやく敢行。
なにしろ私も妹も一応社会人だもんだし、父と母は週末になると憑かれたように出かけてしまう遺跡巡りとかので、なかなか予定がそろわなかったのだ。
妹が予約した店で、ちょっとしたランチを食べ、年来の感謝をこめて(こめてるんだと思う。たぶん)、手織りのショールと、ヴァイオリンコンサートのチケットをプレゼント。
ちなみにこのショール、沖縄のおはるさんに注文して制作していただいたもので、手紡ぎ手染め手織りのまさに手作り。普段着でもちょっとしたよそ行きでも馴染む色や、天然素材の風合いをいたく気に入っていましたようで。贈った方も冥利に尽きるというモンです。
実はこの間沖縄に出かけたのは、これを受け取りにってことがメインだったり。お祝い前にバラしてはいけないと一応…。
おはるさんありがとうございますです。その節はお世話になりました。ふかぶか。

しかしまあ、女三人が集まればかしましいと言うけれど、わしらもよくひっきりなしにしゃべることが出てくるもんだ。黒一点の父は海の沈黙状態なのだが、黙ってうるさいのに耐えているという風でもないのが不思議。慣れなんだろうか。
このままみな大過なく生きてけるとよいのですが。永遠には無理でも、今を昔と懐かしむくらいまでは。


2003年10月12日Sun.
夢の法則

と、いうような内容をちょいちょい書いたのであるが、保存の操作をあやまってすべて消してしまった。
いまさら同じことを書くのもめんどくさいし、今日のものはことさらに意味不明だったので、なかったことにする。
いえね、夢は理不尽だけど、思いもかけない整合性があるかもしれん、てなことですよ。
たとえば。住吉はすんごく恐い夢を見て目を覚ますと、たいてい両腕をバンザイするように上げている。
ときたまちょっと恐い夢だったりすると、なぜか片腕だけ上げている。
ま、そんなようなこってす。


2003年10月11日Sat.
自縄自縛ということか

12時間ほど寝たら、少し戻ってきたかも。
でもま、だらだらして過ごすことに決める。

ここのところ、寒さのせいか、眠りが浅い。それもあって疲れるのかもしれない。
眠りが浅いと金縛りになりやすいらしい。
同僚の話だと、 「体は寝ているのに頭が起きているときによく起きる現象」 だそうで。
それは理屈で分かるのだが、呼吸が苦しくなって耳鳴りがするのは勘弁して欲しい。
よく世間で言われるように、目の前に顔が見える、などという目には遭ったことはないのだが。のしかかられるような圧迫感を感じることはよくあるのだ。
はっきり言って、腹が立つ。
ちくしょー、あたしは眠いんだってば! 邪魔するんじゃないわよってばさ!
てなわけで、金縛りを起こすナニモノカに対して力の勝負を挑み、無理矢理手足を動かして縛りを解くのだが。
動けるようになって、 「よっしゃー! 勝ったぜ!」と 思ったのもつかの間、しばらくして目が覚めると、勝利したのが夢だった、ということもままあるので、結局何がなんだかよく分からないのだ。


2003年10月10日Fri.
発熱の秋

そんなわけで今朝も寝過ごし、とるものもとりあえずあわてて家を飛び出したのだが。なんのことはない、職場に着いてみればわたしが一番だった。
お昼を食べながら同期に眠くて仕方ない旨うったえると、 「急に寒くなったからみんなそうみたいよ」 だそうで。わたしが異常なわけじゃなかったのね。ひと安心。安心したらなにやら眠気が…。
しかし夕刻になって、節々が痛み出し、頭がぼーぜんとなってくるのは、私だけの異常ではないかと思われて。
なにやら寒気までしてきてるんですけどー。
ともかく今日は早く寝ることに決定。すべては明日まわしにいたします。


2003年10月9日Thu.
催眠の秋

アルバイトのお嬢さんが言うには、気温が20度くらいの頃が、一番スポーツに適しているのだそうだ。
確かに暑くても寒くても故障は出やすくなる。だから 「スポーツの秋」 だとか。ふむ。
そのほかでも、おいしいものがいっぱい出てくる 「収穫の秋」 だし、暑さから解放されて 「食欲の秋」 だし、夜長で 「読書の秋」 だし、何でか知らないけど 「文化の秋」 だし。いろいろ忙しめな季節だが。
わたくし秋になって、どういうわけか眠たくてたまらないのですが。
いつもそうではないか、と言われると一言もないのだが、昨日も今日も、行き帰り電車の中で立ったまま寝ているという脱力ぶり。春眠は暁を覚えないが、それにも負けてないような。
まあいい。もう少しで週末だ。がんばれ自分。仕事中に寝るなよー。


2003年10月8日Wed.
苦いししょっぱいし

結局今日もさんまであった。
旬だからしかたない。
青魚にはDHAだかDNAだかしらないが、頭が良くなる成分が多量に含まれているという。
ちったあ頭良くなるかしら。
ああもうダメ。
慣れない編集作業で肩凝った。
おまけに涼しいものだから、いくらでも眠れてしまう〜。
おやすみなさい。


2003年10月7日Tue.
苦いかしょっぱいか

この秋は何匹サンマを食べただろう。豊漁らしく、魚売り場で 「1本100円!!」 などというのを見ると、見ないふりをするのがむつかしい。
一人分だというのに、こういうときだけまめに大根もおろすし。もちろんビールは必須である。
そしてサンマと言えばやはりこれ。
あはれ秋風 心あらば伝えてよ…
で始まる、佐藤春夫の 「さんまの歌」 。
男の心情を、一人でサンマを食らう情景に仮託して切々と詠い上げた佳品で、わたくしも好きな一編であるが。
女が一人でサンマを食った場合、どういう詩になるのだろうか、などということをふと考えてしまう秋の夕暮れ。

ところで、脂ののった魚を食べた後は、きちんと始末することが明日幸せに生きるコツである。酔いつぶれなければ。
てなわけで、ちゃぶ台と台所を往復していた住吉であるが、ふとテレビの画面に釘付けになった。
見ていた番組がいつのまにか変わって、なんたらいうイケメンモテモテお貴族様のルポをやっていたのだが。
顔つきなぞどーでもいい。住吉の手を止めさせたのは、彼は3時のおやつに必ずキャビアを召し上がる、というくだりだった。しかも山盛り。サワークリーム添え♪
おまえ、痛風になるがな。
と、ツッコミを入れたのは言うまでもない。
ちなみにモテモテの秘訣は、とにかく目に付いた女性に声をかけまくることだとか。どこぞの会社のオーナーらしいが、出勤したら秘書に全員。掃除のおばちゃんにも抜かりなく。
見境なしかい!
いやー、ものは言いようという、いい見本のよーだわ。


2003年10月6日Mon.
悪女の高笑い

ドロンジョ様がパチンコになったらしい。
仕事帰りに髪を切り、さっぱりして帰る途中、駅前のパチンコ屋さんで絵姿をおみかけした。通常のアニメっぽいのから3Dが入ったようなのまで何バージョンかあったから、それなりに人気台なのだろう。というか、売り出し最中なのだろう。ターゲットとする世代がバレるというかなんというか。懐かしさに訴えないと売れないほどネタが尽きてるのだろうか。
しかしすっからかんに負けてドロンジョ様に高笑いされるのは、なんだかいたたまれなくはないか? パチンコもほとんどIC制御になっていて、パチプロさんもたいへんらしいし、あたりが出るまで高笑いされ続るんだろうか。それとも 「高笑いされてみたい♪」 とかいうことの需要なのかしら。いえ、パチンコやったことないんで、どーいうものかは知りませんがね。
それにしてもタイムボカンシリーズとか、昔は喜んで見ていたけれど、今ではコソバユくて正視できないだろうなあ。
でもドロンジョ様だけは平静に見ることができるような気がするのよね。なんとなく。

とかいうことをつらつら考えながら、電車に乗った。
空いていたので真ん中あたりに座り、黒川博行の 『二度のお別れ』 を開いた。そして乗り過ごした。


2003年10月5日Sun.
スリル

まだ虚脱しながら、昼ごろぼーっと「NHKのど自慢」など眺めていた。
この番組は、結構はらはらどきどきさせられるものがある。
素人さんの歌うたいだから、 「出だしミスしないか」 「音程はずれないか」 そういうはらはらももちろんある。
が、それはまあご愛敬というものだ。
むしろ気が抜けないのは、 「生放送だよねえ、時間中にうまく終わるのかしら」 というなのだ。
「一人一人のコメントにこんなに時間かけててだいじょぶなのかしら!?」 などと、つい気になってしまう。なお煽ることに、画面には時間が表示されたりするので、 「あ、あ、もう52分だ、あとゲストが歌って審査発表があるし!」 とか。心臓によろしくない。
もちろん打ち合わせも念入りにするだろうし、タイムキーパーがしっかり管理するのだろうから、わたしがここで気にするこっちゃないのだけど。
貧乏性ですな。


2003年10月4日Sat.
ちょっと気疲れ

OG会でございました。
フレンチのランチでございました。
ええ。お料理はおいしかったらしいのですが。食べた気がしない
10人以上の会を受けておいて、 「ほかのお客様の迷惑になるので、誰か一人がしゃべってみんなで聞くというようなのはよしてください」 てのは、お店としてどうよ。
あーでも、いたらない幹事もこれで終了でございますわ。


2003年10月3日Fri.
飲み込みの悪さ

明日はOG会だったりする。
2年越しの幹事も明日でお役ご免だ。つっても大したことはやってませんが。
次期幹事も出席するとのことなので、必要書類と会費を渡してしまうことにした。

OG会費は、住吉の個人の口座に振り込んでもらっている。OG会費のみに使っていて、用がなくなれば解約しようと思っているので、はやいとこ後任に渡してしまいたい。
振り込みの確認をするのに前日ぎりぎりいわゆる今日まで待って全額おろそうと思い、帰りにATMに寄ったのだがしかし!

「通帳の向きを確認して、もう一度挿入してください」

確認。もう一度挿入。
「通帳の向きを確認して、もう一度挿入してください」

ちっ、根性なし。
確認。もう一度挿入。
「この通帳ではお取り扱いできませんので、窓口にお越しください」
「…………………」

なんでじゃー!?

カードでおろせることはおろせるが、誰からの入金かを確認したいだってば!
頭に来たので延々押し込んでいたのだが、そのうち取り扱い終了時間となってタイムアップ。
なんなのよー! この間も別の銀行の通帳が 「磁気が弱ってる」 とか言われて窓口送りになったし! しかも2度も!
わたくしの鞄は磁気を吸い取るナニカのしかけがあるのか?
それともATMの機械が嚥下障害でもおこしてるとか。のど風邪がはやっているとか。


2003年10月2日Thu.
迷宮とアリアドネの糸

月に一度、うちの部署で出している月刊誌のデータを、職場の公式ホームページに上げるのも私の仕事だったりする。
といっても、 「更新願」 とやらを書いて、印刷屋からもらったPDFファイルをCDにコピーして、 「お願いしまーす♪」 と言って持って行くだけのお仕事なのだが。
今日はそれとは別に、ちょっとサイト内告知の細かな変更と削除 (日付が過ぎちゃってるようなやつ) をお願いした。
当該画面をハードコピーして、朱線を引いて、 「トル」 とか書くだけである。なーんて簡単!

などと思っていたら、数時間後、電算課のホームページ担当のおねえさんが出現。
「ねー、住吉さん。さっきのこの届だけど。これとこれは直せるんだけど、実はこれ…。もうクローズしたはずのページなんですよ」
えっえっ!? わたし、画面からとったんですけど!??
でも言われてみれば、これはもはや使っていないはずのページ! ぜんぜん気づきませんでしたがなわたし!!
…事情はこうであった。
7月に在籍生のページをパスワード保護にし、ついでに改装したのだが。それ以前から掲載していたトピックスを開いたとき、その別ページにいわゆるサイト内リンクタブがついていて、そこからの旧ページへのリンクを切っていなかったと。
「いやあ、気が付かなくて。フクザツでわけわからなくなってて、たどってくとドコ行くか分からないんだわ。悪いサイトの見本みたいだわー。はっはっは
「………………」 いえそれはいろんな部署から付け足し付け足ししてるし。
豪快なお姉さんなのであった。
ちなみに言うと、某大手電機メーカーでSEをやっていた経歴のある、ばりばりに有能な人である。なおかつ細身で長身の美人さんで、お酒にも強い。大声を張り上げたりするタイプではないので、一見豪快には見えないのだが。
出産後、復帰したときのお言葉。
「いやあっ、こーんな仕事で電磁波浴びまくってたから、絶対女の子だと思ったんだけどねー。生まれてみたら男の子だったわー。はっはっは
……閑話休題。
ならば旧ページごと削除してしまいましょう、ということで、残っていたオンタイムの情報を移すか削るか確認し、処置したのだが。
しばらくして、おねえさんからメールが来た。
「とりあえず全部直ったと思いますので、確認してください。迷宮はなくなったでしょうか(笑)
わたくしもお返事を送信した。
「ざっと見ましたが、とりあえず旧ページにはすべて切れてますし、××のタブを押すとプロテクトにもきちんとはばまれます。そのほかはちゃんとお外に出られましたので、大丈夫だと思います」
いつもお世話様です。これからも迷宮脱出の糸をよろしくお願いしますー。


2003年10月1日Wed.
2日目のカレー

昨日は休みだったので、ゆっくりカレーを作った。
鍋いっぱい。♪♪
これで4日間は大丈夫。今日は2日目のカレー♪なのである。
しかし、タッパーに入れて冷蔵庫にしまってあるものを、少しずつ鍋にあけて温めるという方式をとっているので、明日もあさっても実質2日目のカレーなのだったりする。
ならばせめてバリエーションを、ということで、今日は茹でたもろこしの実をほぐして混ぜ込んで、コーンカレーにするのだ。
卵をおとしてエッグカレーにしても美味。明日はたぶんそれになる。

知らぬ間にカウンタが回っており、ついに1000を越えた。いらしてくださる皆々様、いつもありがとでございますです。
晶さんから999と1001だった、というメールをいただいた。
1000は誰じゃろう? と思っていたら、先ほどの実家からの電話で、母が踏んでいたということが判明。