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2003年6月30日Mon.
かに。
ちょっと残業して帰る途中、実家の妹から電話が入った。
「北海道でカニ買ってきたんだけど、来る?」
「行きます」
仕事の関係で行って、うまいものを買い込んできたらしい。
手みやげにビールを下げて、30分ほど離れた実家に着くと、ホタテが焼けていた。カニの甲羅にみそがのっていた。
ありがとおおお妹さん。今後10日間は、あなたの悪口は言いません。せこい姉。
泣きながらホタテや毛ガニを食べていると、叔母から電話が入った。
なんで平日の夜にあんたがいるのよ、とおっしゃるのに、毛ガニに釣られましたとも言いづらく、「たまたまねー」と言ってごまかしていたが、電話を替わった母があっさり暴露した。
考えてみれば、そういうわたくしの人間の底は、とっくに叔母にはバレているので、なにも隠す必要はなかったのである。
さて、まだちょっとおかずが残っているところで、ビールの缶が空いてしまった。
もう1本開けるのは多すぎる。
で、どうしたかというと。ご飯の上にカニの足をほぐして、カニご飯にしたのだ(涙)。つい涙が…。
2003年6月29日Sun.
中間点
着るものに困る季節である。
別に今に限らず、季節を問わずいつでも困るものであるが。
上にはおるものでごまかすことが難しくなるので、いちいちアイロンをかけねばならない。
めんどい。
で、この間実家から持ってきた夏物を引っ張り出し、だらだらとアイロンをかけていたら、あんまり着ないワンピースの順番になった。
麻絹混である。
うーむ。どんな熱さでかけるべきか。
麻、といえば、もう最高にあっつくしないとシワはのびないだろう。かつて同期の男の子が、麻のジャケットにかけている最中に膝にアイロンを落とし、皮膚がはがれて病院送りになったという実績があるので、まあ尋常な熱さではない。
片や絹は動物繊維。熱くしたら溶けてしまうような気がする。それこそはがれたりとか。
表示を見てみた。
アイロン 「中」
なるほど。
今日一番悲しかったこと。
シャンプーの補充をしようとして、詰め替え用の封を切ったあとに、それがリンスだと気がついた。
悲しかった。
リンスも残り少なくなっていたので、そのまま足してことなきを得たのだが、私は新しいのと古いのをまぜこぜにするのはあまり好きではない。
古い葡萄酒は古い皮袋に、新しい葡萄酒は新しい皮袋に入れるべきである。ちょっとちがうか。
今日二番目に悲しかったこと。
頭を洗うのにシャンプーをまぶし、ぐしぐしかきまわしたあとに、ヘアピンを二本も突き刺したままなのを思い出した。
悲しかった。
2003年6月28日Sat.
バーター
長年連れ添ったノートPCを嫁に出した。
ハードを換えたので、婚家でアプリケーションのセットアップなどを行って午後を過ごす。
結納がわりにちょっとねだりごとをして、そのうちいただけることとなった。
いずれ我が家に届いたらお披露目しようと思っているが、どんなものかはまだ秘密。
なくした傘は、やはり銭湯もといスポーツクラブに忘れてました。ちゃんと手元に戻ってきて一安心。
2003年6月27日Fri.
真梅雨の昼の夢
今に始まったことではないが、眠い。
再校があがってきたヤツを、校正したりするからなお眠い。
眠気絶好調の時間帯にこーゆーことをするのもどうかと思うが、校正はおおむね、最優先で片つけなければならないので、仕方がないのだ。
しかしつらい。
右手(めて)に再校とエンピツ、左手(ゆんで)に初校とじょーぎ。
で、文字列を追う右手のエンピツが、ときおり
す―――――――――――――。
とすべり、校正紙の上にすじすじを描く。
自分としては、ちゃんと字をなぞっているはずなんですがね。白い紙の上に書かれている文章が、いつの間にか「反抗期の息子にオロオロする母親のビルドゥングスロマン」とか、「狡猾なウサギとキツネの逆カチカチ山」などに見えてきて。
あれー、変わった教科書だいなあ。
と思ううち、がく、と首が折れて、はずみでハッと目を覚ます。
この繰り返しである。
エンピツを手の甲に突き刺したり、30分ごとにトイレに立ったりして、なんとか乗り切りました。
一晩明けて、やや冷静に「動物のお医者さん」最終回。
…予告の「叫びハムテル」を見たときから、いやな予感はしていたんですよ。
まさに、わたしのしらないハムテルのオンパレードでございましたとも。ええ。
絶叫するハムテルをはじめ、
放心するハムテル
動転するハムテル
後悔するハムテル
懊悩するハムテル
人事不省に陥るハムテル
錯乱するハムテル
そして、おばあさんにしがみついて泣いちゃうハムテル!!!
おま、いったいどこのだれだ(怒)!! ←ちっとも冷静じゃありません。
いやもう、これはこれで、全く独立した話ならまだ見る余地はあるかもしれませんが。
なにも、「動物のお医者さん」でやることはないじゃないよー!
ドラマしか知らない人が原作読んだらひっくり返るぞ、きっと。
なのでわたくし。感動仕様のストーリーでちっとも感動せず、朝の6時からばっちり紅をひいて、ショッピンのマニキュアをキメていたおばあさんの方に気をとられていました。
でも、最終話の運動会は、アタリでしたね。見たかったとすれば、こういうのだったのだよ。
ともあれ。人も犬も猫もネズミもニワトリも、お疲れさまでした。
2003年6月26日Thu.
マーフィーくん
傘をなくした。昨日のことである。買ったばかりの、しかもちょっと気に入ったやつだ。
しかもしかも。それに気がついたのが、今朝になってからだった。
失くしたくなくないものはあっさり失くして、失くしてもかまわないものはいつまでも手元にある。
そんなもんだ。
毎朝毎朝、通勤などなければいいのに〜〜! と思うのだが、それを失くしてしまうと、失くしたくないお給料まで失くしてしまう。
世の中はまことに不条理だ。おい。
朝、家を出るときに、ふと玄関に傘が1本しかないことに気がついたのだ。
いまココにあるのは、雨漏りのする、古い方。ってことは、新しい方は…?
駅に急ぎながら、昨日の帰路をトレースする。
いつもの帰り道。バスから電車に乗り継いで。昨日は自分とこの駅を通り越してまた乗り換え、病院に見舞いに行ったのだ。そして当の病人が退院したことを知ってちょっとぼーぜんとし、公衆電話から電話して、また駅にとって返しておとなしく家に帰った…んだったかな。
ラッシュの急行にタックルしながら、しかしアタマはまだレム睡眠。
えーと。病院からの帰りは、1回乗り換えがあったけどどっちも座ってきたし。端っこに座ったときに手すりに掛けてそのままにしたのかしらん…。
30分くらいぼーぼー考えて。しゃーねえ、帰りに遺失物センターをのぞくか、とがっくり覚悟を決めて。
唐突に思い出しました。
昨日は、駅から家に至るまでに、銭湯代わりのスポーツクラブに寄ったのだった。まじで忘れてました。
そういえば、入り口の傘立てに傘を入れてロックした覚えがかすかに!かすかかい!
一晩寝たら、1日前の行動も思い出せなくなっているのか自分!それともまだ寝てるのか!←たぶんこれが正解
でもまあ、遺失物センターより寄りやすいし、帰りに聞いてみるか〜。
と、ぼやぼや思ったのだが。
忘れてましたよやっぱり。なぜ昨日銭湯違うだろうに行ったのか。
今日が定休日だったからです。
2003年6月25日Wed.
雨のち晴れ
昨日校了だったので、午前中休みをもらい、銀行に行ってきた。
ATMで通帳が読み込めず、「窓口ニオネガイシマス」と呼び出されていたのだ。
で、職場方面から逆行すること5駅。わざわざ通帳を発行した支店までおもむいたのであるが。
「申しわけありません、すぐお直しします」
番号札の順番を待つまでもなく、案内の行員に持ち去られ、ものの3分もしないうちに記帳されて戻ってきた。
集中豪雨の中、わざわざここまできて、たったこれだけかい!
まあ、変なトラブルでなくて、よかったんだけどもさ。駅ビルだから濡れなかったし。なら文句言わないように。
そのかわり、いいこともあった。空いた時間で本屋に行って、「嫁洗い池」(芦原すなお・創元推理文庫)ゲット。「青春デンデケデケデケ」の作者、と聞けば、「ああ」と思う方もいるかもしれない。
その彼が書いた安楽椅子探偵ものが「みみずくとオリーブ」。作家の「私」とその妻が、持ち込まれてくる事件を解決する短編集で、謎解きの部分にやや牽強付会の感があるが、讃岐のおいしい料理が全編にあふれていて、何度噛んでも味の出るスルメのような本である。どういうたとえだ。
今日買った本は、その続編。楽しみに読むことにしよう。
余談だが、「デンデケデケデケ」という文字列は、ローマ字入力が非常にやりにくい。タイピング練習になるかもしれないので、お暇な方はどうぞ。
2003年6月24日Tue.
テレビがないことくらい
「ずいぶん長いこと、うちにはテレビなかったもので」
「え、うちもです。なくても別に困りませんよね」
というような会話がきっかけだったと思う。相手は笑顔がかわいいお嬢さん。と、その時は思っていた。
帰りのバスを降りたところで、以前配属だったキャンパスの同僚(おねいさん)とばったりお会いし、そのまま一緒に電車で帰ることに。今日はこちらの方で会議だったそうな。
彼女には連れがいた。やはり会議に出てきた彼女の部署の後輩で、私が異動で去ってから入った、ほっそりとかわいいお嬢さんである。
帰りのラッシュにもまれながら3人でバカな話に花を咲かせていたのだが。なんの流れか、テレビの話になった。
そして冒頭の会話となる。
私 「ずいぶん長いこと、うちにはテレビがなかったのもので」
嬢 「え、うちもです。なくても別に困りませんよね」
ここまではまあ、ありふれた世間話ありふれてるか?だったのだが、ここから微妙な方向に軌道修正。
嬢 「テレビの台とかもなかったし。あと、電気もなかったし」
姉・私 「……は?」
聞けばかつて住んでいた家の、3部屋あるうちの1部屋だけに灯りをともし、あとの部屋はもれいづる光でなんとかしてたらしい。
嬢 「炊飯器もなかったし」
姉 「えー、ご飯どうしてたの?」
私 「鍋で炊けますもんね(注:私は炊飯器使ってます)。でも、量が少ないとうまくいかないし」
嬢 「ああ、釜飯の釜で1合とか結構うまく炊けるんですよ。あと、飯盒使ったりとか」
姉・私 「……え?」
飯盒買うくらいなら炊飯器にすれば良かったのに、というおねえさんのツッコミに、「飯盒は友達がくれたんですよ」と当然のように答える彼女。
嬢 「お布団ないときはシュラフで寝たりとか」
私 「えええ? なんだそれは!」
嬢 「え? あの、山に行ったりしたときに使う寝袋で…」
私 「じゃなくて! シュラフがなにかは知ってるけど、そうじゃなくて! ぜえぜえ」
…この時点ですでに、彼女が大学出たての新人さんではなくてそうとしか見えなかったのだ、私より2、3歳年下なだけ、ということは判明していたのだが。
姉 「タンスもなかったって言ってたもんね。で、部屋に衣類を並べておいたって。それは前に聞いたけど」
嬢 「ええ。で、その部屋にはとりあえずカーテンなくて、洋服並べて置いて、あと自転車と」
姉・私 「……自転車?」
嬢 「ああ、唯一の交通手段だったものですから。盗まれると困るので、とりあえず大切なものは部屋に入れておこうかと」
職場まで15キロ、自転車で1時間。バスはあったけど、バス停まで歩いて15分くらいかかったし、1時間とか2時間に1本しかなかったし…。と、なにごともないように語られてしまった。
私 「…いったいどこにお住まいだったわけよ?」
彼女は、とある県名を挙げた。
私 「雪が降るじゃないか〜〜〜! 自転車どうするのよ1時間も」
嬢 「ああ、ええ、やっぱり滑りやすくなるので、とりあえず気をつけます」
気をつけるだけかい。
嬢 「あ、でも、こちらの雪みたいに重たくなくて、掃けば飛んでくような軽い雪なんですよ」
軽い雪。アスピリンスノーなどと薬くさい名前で呼ばれて、スキーヤーに絶賛される雪。
私 「めちゃくちゃ寒冷地やんけ〜!」
嬢 「そうですね。部屋とか1度くらいだったし。上がって5度くらいかな。氷点下になることもあったし」
やな予感。
私 「えっと、暖房器具、なかったの?」
嬢 「ええ(あっさり)。寒いの強いんですよ」
ストーブもエアコンも炬燵も火鉢も炭団も七輪も手あぶりもなく! ガスコンロのみ!
嬢 「はい。だから湯たんぽ入れて寝てました」
その後も、当初は机がなくて段ボールを使っていたのだが、部屋を訪ねて状況を見た知り合いが机をくれただのいう話が続き、「お金なかったですからねえ」とさわやかに笑われて、なんとなく「負けた…」という気分になりました。勝ち負けの問題ではないのですが、人間のスケールがなにか違うような。
今の日本は豊かすぎるのかもしれない、そんなこともちらと考えました。でもわたくしには真似できません〜(泣)。
彼女が乗換駅で降りた後、なんだか虚脱して、お姉さんとぼそぼそ語り合ったところ。
「いやー、タンスがないとか通勤のこととかは聞いてたけど、よもやここまでとは」
しかしそういえば、と、彼女は言う。
「冷蔵庫のものとか絶対に無駄にしないし、どんなにお腹一杯でも食事はちゃんと全部食べるし。えらいよそういうところ」
「そですねー。見習いたいですよね」
そしてとどめ。「で、彼女いま一人住まいなのですか?」と何気なく聞いたところ、
「いまは結婚して子供も一人いるわよ」
ひょえーーー。
わたくし、わりと人様の私生活は気にしない方なのですが。彼女がどのような基準で旦那さんを見初めたのかということは、ちょっと気になります。
2003年6月23日Mon.
たいていはバーにいる
ずっと読みたかった「消えた少年」(東直己・早川文庫)読了。
ススキノの「俺」の長編第3作。ついうっかり後作の「探偵はひとりぼっち」を先に読んでしまったので、だいたいの顛末やその後の状況も分かっているのだが、それでも一気にラストまでページを繰らせるのはさすが。
一人称で語る「俺」というのが、定職に就かず、バーに入りびたり、揉め事の解決やらトランプ賭博やらで食べているという、公序良俗の対極にいるような人物なのだが、カーター・ブラウンのアル・ウィーラー警部と通じるものがあってお気に入り。
第1作「探偵はバーにいる」以来、ススキノでバーに入るのがひそかな目標で、一昨年札幌に行ったときに雨の中ススキノをさまよってきた(日のあるうちですよいちおう)。また行きたいよう。
2003年6月22日Sun.
臨時出費
部屋の契約の更新に行ってきた。
家賃1ヶ月分プラス保険料。
てっきり来年だと思いこんでいたので、なんだか痛い出費である。忘れてた自分がわるいんだけどさ。(おととし更新したときも、同じことを思った記憶が…)
しかしそうかー、もうここに住んで6年になるのですね。
はじめは仮住まいのつもりだったのに。家具もろくにそろえずに、いまだにCDケースとか段ボールのままなのに。
次の更新までに、ここにいるのだろうか。
さて、いつまでも工事中のページを残しておけないので、国内旅行編仮アップ。
といっても、トップに地図を載せただけなので、実質いまだ工事中なのですが。
2003年6月21日Sat.
呼ばれて飛び出て
めずらしく医者にかかっている。
住吉は体は弱いが、どこが悪いというわけではないので、通院など本当に久方ぶりのことなのだ。
医院は混んでいた。
ひと月に一度くらい、腸の薬をもらいにくるだけなのだが、たしか先回は結構がらがらだったような。
この間診てもらったときは、血液検査の結果が出たとかで、眼目の内臓系に異常はなかったのだが、貧血の方がバレてしまった。
「鉄剤出しとくから。1日1錠なんだけど、適当にサボんなさい。あんた胃も悪そうだから」と、医者に言われるていたらく。鉄剤は胃が荒れるのだ。
そんなこんなで、1時間以上ぼーっと待合室で本を読んだりテレビを見たりしていたのだが。
ふと、テレビの上にのっているものに気づいてしまった。というか、気づくのが遅すぎたと言うべきか。
そこの先生は、上品なおじいちゃんで、まあぼちぼちやってます、てな感じなのですが、その先生とこの待合室に、
なぜハクション大魔王のぬいぐるみが置いてあるのでしょうか。
…いや、看護婦さんの趣味かもしれないし、患者さんがおいていったのかもしれないし。しかしなあー。
開業医と大魔王の関係についてしみじみ思いをめぐらせていると。
「住吉さん、お入りください」
と、呼ばれてしまった。
「ジャジャジャジャ〜ン!!」と言って飛び出ていってやろうかと思ったが、それはさすがに理性が邪魔をしたのだった。あたりまえだ。
2003年6月20日Fri.
線路は続くよ
閉じた円環状だったら、そらどこまでも終わりがありません。
その点アラスカ鉄道は、南北にひも状になっていて、実にわかりやすく終わりがある線路でした。
そんなわけで(どんなわけだ)、アラスカ日記番外編スタート。どこまでも続きませんが、もう少し続きます。
2003年6月19日Thu.
び・妙
知り合いの職場のサイトで、「猫いりませんか」の案内が掲載されていた。
手のひらサイズのほんとに子猫で、しかもべっぴんだ。
うちがアパートでなく、猫がおるのが飛行機で行くような遠隔地でなかったら、私が飼いたいくらいである。
美猫になること間違いない! という知り合いのお墨付き。
と、書いていて、ふと思ったこと。
美猫とは、「びびょう」? それとも「びみょう」? まさかびねこではあるまい。
仮に「びみょう」としてみよう。
「きしゃのきしゃが…」にならって、ちょっと短文をつくってみました。
びみょうのびみょうなびみょうがびみだよう。
ええと。仮名では分かりづらいので。
美妙の微妙な美猫が美味だよう。
…もっと意味不明か。美妙に猫がいたのかもしらないし。日文専攻なのに読んだことないし。
ところで本日の「動物のお医者さん」。
「一緒に獣医になるんだろ? 二階堂」
…って、アナタ誰? 前にもこのせりふがあって、違和感ありまくりだったのに。二度もやることあるまいによー。
吉沢悠くんが、わりといい味なだけにもったい。
それに清原はなぜ公衆衛生? 繁殖じゃーなかったのか!? ←細かいことを。
2003年6月18日Wed.
遠い記憶は正しかった
おやつに、ういろうが出された。
山口県に縁戚がいらっしゃるという方のおみやげである。
本日まで、ういろうが山口の名産品とは知りませんでした。ごめんなさい。>山口県の方
幼い頃、ういろうはちょっと高級な甘味だった。その頃関西に住んでいたので、なにかといえば贈答に使っていたと思われる。
で、ういろうと言えば、反射的に思い出すのが、
「ういろ」「ないろ」「ねいろ」
の三点セット。
関東に越してからはほとんど口にすることもなくなったので、幼少期のかすかな思い出でしかなかったのであるが。
「ういろ」「ねいろ」はともかくとして。
「ないろ」
この、丈夫な合成繊維のような、はたまたケニアの首都のような、日本語離れした語感のネーミングが、どうも気にしだすととまらない。
ちっちゃいころのことだし、あいまいな記憶だから、そんなものは存在しなかったのかもしれないし。
と、思いながら、検索してみると。
ネットって、すごいですね。さくっと検索。
http://www.osu-uiro.co.jp/
要するに、「ういろ」と「ないろ」というものがあって、それを混ぜたものが「ねいろ」ってこと?
名古屋方面に行くときは、ぜひ実物を買ってみよう。
2003年6月17日Tue.
特効薬
夜になって熱が出てきた。ような気がする。
喉の痛みがぶりかえして、今日は軽いめまいもしていた。
もっとも、これだけ湿度が高くて暑いんだか寒いんだかわからない変な気候なので、ダルさを感じているのは私だけではないようで。
デスクワークの職場は睡眠警報発令中で、各所で凄絶な戦いが繰り広げられている。
ほんとに眠いときは、なにをやっても効果は一時的であるが、やらないとそれこそ目も当てられないことになるので、対症ショック療法をちまちま繰り返さざるを得ない。
コーヒー飲むとか意味もなくファイルを探しに行くとかトイレに行くとかうちわであおぐとか。
一発で目が覚める方法があるにはある。
10年以上の社会人生活の中で唯一発見したその方法はしかし、重大なミスが発覚して水を浴びたような気分になる、というきわめて副作用の強いもので、できればこれで目を覚ますことは避けたいのだった。
安全で安心で、しかも即効性のある覚醒の方法を、誰か知っていないだろうか。
2003年6月16日Mon.
めずらしい鳥
昨日、「氷結」をアップしながら、ふと思い出したことがあった。
それはもう、30年近く前のこと。
住吉が小学校に入るか入らないかくらいの頃の出来事でございました。
叔父夫婦が住吉宅に遊びに来ていたときのことだと思う。
幼児向けの本かなにかに書かれていたものだろう、「『め』のつく鳥はなーに?」という、まことに子供らしいクイズを、なにやら立ち働いていた大人たちに発したのだった。
まだ住吉もむりすれば愛らしいと言えないこともない時分だったので、大人たちは適当に考えるふりをしつつ、
「かもめ」
「すずめ」
「めだか違うぞ」
と、妥当なところを答えてくれた。
のだが。
ここで叔母が一言。
「やもめ」
大人たちには受けたらしい。
しかし住吉が
「ねー、『やもめ』って、どんな鳥なのー?」
とさんざん聞いても、みな微妙に視線をそらして曖昧に沈黙するだけだった。
おかげさまで、住吉はしばらく後まで、それをカモメに似た変な鳥のことであると信じていたのである。
2003年6月15日Sun.
ぱぴー
世間では父の日らしい。夕飯の支度をしているときに、ついうっかり思い出してしまった。
住吉家では、小売業の販売促進に貢献しないことにしているので、そういう世の中の動向とは一切無縁の生活をしているのだが。ただ単に忘れたりめんどくさかったりしているだけなのだが、こう書けば少しはいいわけもたつし…?
結局今年もネクタイを贈ったりねぎらいの言葉をかけたり肩たたき券をあげたりすることとは無縁の父の日が過ぎていってしまった。
しかしまあ、せっかくだから、父のことでも書いてみようかと思う。
父は働き者である。
これはもう衆目一致するところで、ひいき目でもおべっかでもない。
とにかくよく働く。会社勤めでどんなに忙しくても今は引退しましたが、休みの日は庭仕事をし、昼食をつくり、率先して買い物に出かける。
単身赴任先に泊まりに行ったときも、彼は朝早く起き、成人した娘が布団の中でくたばっている間に、洗濯機を回して朝食の目玉焼きを焼いていた。
子供の頃は、そんな父を「なんてえらい人なんだろう」と尊敬のマナザシで見ていたが(見てたんですよ、いちおう)、長ずるにしたがって、
「もしかしてこの人は、働かないではいられないのではないか?」
という疑念が芽生えてきた。
その証拠に、活動を止めて「どっこいしょ」と座り込むと、途端に寝る。
動くか、寝るか、なんである。
まあでも、働き者であることには変わりがないし、働き者遺伝子を全く受けつがなかった娘としては、ややフクザツに尊敬申し上げるしかないのであった。
そんなわけで、父の日企画、「酒は百薬の長」にほのぼの父話?、「氷結」アップ。
2003年6月14日Sat.
もう一仕事
なんでこんなに蒸すのでしょうか。答え。それは梅雨だからです。
わけのわからないことをつぶやきつつ、へろへろと帰宅。
遅番の上にこまごまとした買い物をやっつけたら、夕方近くになってしまった。
しかし、先週のようにヘタってしまうわけにはいかない。ここのとこ掃除をさぼり気味であったので、申しわけ程度でも掃除機をかけておかねば。
てなわけで。どうせなら用事はいっぺんにすませた方がいいよね、と、洗濯機を回し、夕飯のためにほうれん草を茹で、掃除機を振り回す。
そろそろエアコンの出番だよなー。日が落ちるとまだ気温が低くなるからいいけど、湿度が高い上に気温まで高くなったらやりきれん。
と思いながら、エアコンのフィルターをはずして掃除機で吸引していると。
ばらばらばらばらばら。
とつぜん小豆をバラまくような音が響き渡った。
なにごと??? と手を止めてみれば。
開けはなった窓からなにやら透明な粒が大量に…。
これってにわか雨が降ってきてしかも部屋に吹きこんできてるってことですかいわゆる!
大あわてで窓を閉めたものの、結構激しく降りこんでいて、永久保存版の本などフロスト日和とかが濡れてしまっている。
早いところ家事をすませてくつろぎたいんだよー、と情けなくなりながらも、濡れたところを急いでぬぐわなければならないのだった。
梅雨、あなどりがたし。
2003年6月13日Fri.
徒歩3分
久しぶりに泳いできた。
3月に、徒歩3分のところにスポーツクラブができたので、「入会金タダ」という、終始やっているようなキャンペーンを利用して、入会したのだ。
もともと不精なもので、絶対に会費を無駄づかいするだけだろう、と今までそのたぐいには入ったことはなかったのだが。
徒歩3分ならば、お風呂代わりに使えるではありませんか。
我が家のフロはユニットバスで、溜めにくいし、冬などえらく寒い。
近くに銭湯があったのだが、回収率が悪かったのか、残念なことに先年つぶれてしまった。
くだんのスポーツクラブは、その元銭湯の隣に建ったのである。
ま、泳ぐのはわりと好きだし。さくっと泳いでお風呂につかって、髪乾かさないでも帰れるくらいじゃない〜?さすがにそれは…。
てなわけだったのだが、結局5月は入浴のみで一度も泳がず、ただしくないスポーツクラブの使い方を実践中。
あーでも、ひさびさに運動すると気分いいわ、やっぱり。
明日も出勤だよ(涙)。
遅番だから、少しは寝坊ができるけど。
2003年6月12日Thu.
ドラマの目当て
連続ドラマは見ない方である。
いや、これは控えめな表現かもしれない。
物心ついて以来、自分から「何曜日の何時」と楽しみにして見たのは、大学受験の時に家人が寝静まってからこっそりスイッチを入れた「スタートレック」と、怪しげな宇宙人青春ドラマ「ロズウェル」くらいで、あとは家族が見ているのを横目で見たとか、世間で評判になっているからちょっと見てみたとか、夕飯の時にTVをつけたらたまたまやっていたとかいう程度なのだ。
が。その私がめずらしく積極的に見ているのが、本日木曜の夜9時、「動物のお医者さん」。
なにしろ原作は、我が家では一人だけだけど永久保存版に指定されている。
それになにしろ、チョビである。
もうもうもう、そのまんま。初めて見たときには叫んでしまった。
不覚にも先週、先々週と見そこなってしまったのだが、予告編を見る限り、平九郎もまんま平九郎のようなのだ。すごいぞこれは。
そんなわけで、画面に動物が現れるたび大騒ぎしているのだが。
チョビいいいい!
ミケええ!
へえええくろおおおお!
と、30を過ぎた女が悶えているのは、端から見たらかなり異様かもしれない。まあでも、似たような状況に陥っているのはおそらく私一人ではあるまいし。だからといってやっていいわけでは…。
で、肝心の人間の方のドラマであるが。
これは最初から120%期待していなかったので、比較的心やすらかに見ていられる。
ホンによっては、「うまいなー」と思うアレンジもないことはないし、主役級の面々はがんばっている方ではないか、と、暖かな目で見る余裕もある。
むしろ気になったのは脇の方で、ドラマの制約上、小夜ちゃんを同級生にしたのは仕方ないとしても。
清原、阿波野。君たちはいったいどうしてしまったのだ。
清原は軽いだけの男に成り下がっているし、阿波野に至っては、ただの泣き虫ではないかー!
まー、平九郎初出の回を見ていないので、清原くんも2週間の間に少しは男を上げているのかもしれないが、あの、ふてぶてしくて、要領がよくて、生命力が強そうで、ジャージやツナギが似合って、というかそれしか似合わなくて、半ば大学に棲みついて主になっちゃいそうな勢いの、いっとう好きだった獣医学部生はどうも見られそうにない。
役者のせいだけでないのは十分承知してますが。
2003年6月11日Wed.
たぷたぷ
健康診断だった。
身長が2ミリ伸びて、体重がちょっと減っていた。
まあ、ここのところ、ベストの体重を大幅にオーバーしていたので、よろこばしいことかもしれない。
もともと、太りにくい体質らしく、原因をただせば内臓が弱くて栄養吸収効率が悪いんではないかと思われるふしがある。氷河期になったらまっさきにくたばるタイプかもなーと自覚していたので、太ったときも、「おお、わたしも体重増加するんだー」とある種感動したりした。それが酒ぶとりというところに問題があるのだが。
ので、特別ダイエットをしなければいけない、という切迫感はなかったのだが。
困ったのは、当然の帰結として、服がきつくなったことなのである。
特に、Gパンが穿けなくなったのはまいった。ほかのもののように、ホックの位置をずらしてごまかす、などという小技も使えないのだ。いや、使えないどころではない。
ムリヤリ足を押し込んでみた。はち切れそうであったが、とりあえずファスナーを上げてみた。
すごい。
なにがすごいと言って、太ももである。
ぴっちぴちにジーンズ生地に包まれたそれは、たぷんたぷんのてよんてよんで。
いやあ、なんか懐かしい手触り。
なんだろ? なんだったっけ? と、考えて、思い出した。
水まくら、なのである。
熱出したときに頭の下に置いた、あの茶色いやつ。それに水を満杯に詰めた時に、ひじょーによく似ている。
我ながら、いい感触だ。
たぷたぷたぷたぷたぷたぷたぷたぷ。
いろんな意味で自己嫌悪に陥り、少し節制して体重を落とそうと思ったのだった。そういえば。
2003年6月10日Tue.
とりあえず
月刊誌に載せる、先生の顔写真を撮りに行った。
「どういう表情がいいでしょうねえ〜」
「うーん、そうですねえ。やっぱ笑顔が、らしいでしょうかねえ」
デジカメでの撮影なので、その場で表示されるものだから、一枚撮るたび、のぞき込む先生。
「なんかむりやり笑ったって感じですかね」
「どれにしましょう? 憂いのある翳りを帯びた表情がよろしければ、そんな風にしますが(フォトショのコントラスト設定で)」
「いやまあ、お任せします」
課に持ち帰ってデータを読み込み、笑顔を加工。
かしいでいたのを補正し、Tゾーンのてかりをコピースタンプでぼやかし、さてサイズは。
サイズは…?
別のヒトがレイアウトしていて、そのヒトは忙しそうにしていたので、とりあえず適当に保存してあとはばっくれることにした。
2003年6月9日Mon.
スイマ
ねーむーいー!
昨日おととい、あれだけ寝たのにまだ眠い。
春眠暁を覚えないのが住吉の身上だが、これはあんまりすごすぎる。子供じゃないんだからさ。
今かかっている仕事もまた眠気を呼び込むことこの上なく、
「改正された小学校学習指導要領では各学年の目標および内容を2学年ずつの段階に分け、『話すこと・聞くこと』『書くこと』『読むこと』の3つの領域についてそれぞれ具体的に挙げており…」
と、ゆーよーな文章を、ずーーーっと見つめ続けるんである。
意識が飛ぶ。
しかし職場はオープンカウンターなので、眠い顔をしていてはならない。
「あのー、すみません…」と近寄ってきた客人に、
「なんでしょう…」と隈の浮いた顔を向け、ゆらりと幽鬼のように立ち上がる様は、まったくもってみっともいいもんではない。
明日は来客もあるし、撮影もあるので、少しはましかなー。
2003年6月8日Sun.
眠り猫
にあああああ〜。寝た寝た寝た寝た。
結局3時半に床について、起きたら11時。
昨日からトータルで何時間寝てるんだろう。
おかげで、体調はすっきりしたものの、なんだかもったいないことをしたような気分。
週末にやりかたったこととは、ほかでもない、工事中のページの工事なのだが、これがちょいとまとまった時間を必要とするんである。
住吉は作業に取りかかるのがとっても遅いが、いったん始めて興がのると、いつまでもやり続けているタイプである。
ゆえに、平日の夜などに手をつけてしまうと、次の日が恐ろしいことになるので、なるべく手を出したくない。
仕事柄、文字校正が多いので、なるべく寝不足は避けたいのである。それでなくとも、お昼を食べた後など、しばしば地獄を見るのだ。あれはほんとにつらい。
と、いうわけで、工事は来週まで延期。いつになったら本格稼働するんでしょうね。
2003年6月7日Sat.
勤続疲労
繁忙期ほどは忙しくない。はずだ。
が、暑かったり寒かったり風邪が治らなかったりしたのが、思いの外コタえているらしい。
土曜出勤で、すこーし残業して、3時過ぎに帰ってきた。
洗濯をすませて、さて、ちょっとお昼寝、と横になって。
目覚めたら1時を回っていました。
もう一回ちゃんと寝とかないと、昼夜が逆転してしまう…。
週末にいろいろやりたいこともあったのに〜。しくしくしく。
そんなわけで、更新停止。おやすみなさい。
風邪はだいぶんいいです。毎日のようにアルコール消毒をした甲斐があったというものだ。だから治らなかったのでわ。
2003年6月6日Fri.
パラダイアリー・ロスト
週記くらいのはずなのだが、わりとまめに書いていますね。
実家から、「バカを書くのはいい加減にしときなさい」というすごくまっとうなご意見を、非常に丁寧な表現でいただいたので、なるべく努力してみようと思う。努力だけ。
2003年6月5日Thu.
のどの消毒
課長に誘われて、眞露ガーデンでご飯を食べた。
残業の後だったので、「動物のお医者さん」を見損なったが、ずっと気になっていた「眞露のきゅうり割り」を飲むことができたので満足。
2003年6月4日Wed.
羊飼いの謎
今日の午後は、軽作業だった。
テキストを300件くらい発送するというものだったのだが、わけあって急いでいたもので、課員の大半を投入して(といっても3人だが)コトに臨んだ。
で、うち1件を海外に送らねばならないことが判明。
宛先は
すいっつらんど。
おおブレネリ、あなたのお国はどこ〜?
わたしのおうちはスイッツランドよ〜!
と、歌い出そうとして
仕事中です住吉さん、いまさらながら気がついた。
ブレネリ嬢、あなたはいったいどちらにいらっしゃるのでしょうか?
少なくともスイッツランド内にいないのは間違いない。同じ国内にいて国を述べるのは、バカにしているか冗談を言っているかのどちらかで、スイス民謡ともあろうものがそーゆーフザけた態度に出るとは考えがたい。
「どこに行ってるんでしょうねえ」と、課長(♀)に言いかけて、また、ハタと二番を思いだした。
おおブレネリ、あなたの仕事はなに〜?
わたしのしごとは羊飼いよ〜!
えっと、なぜ羊飼いが国外に? 羊はどうなるわけ?
やっほーほーとららら♪
とかあっかるくヨーデルしている場合なんでしょうかお嬢さん!
追求してみたいところなのだが、あいにく封筒にラベルを貼って、ラベルを貼った封筒にテキストと付録を詰めて封をして切手を貼る、といった作業中であったので、とりあえず手を止めずに課長に聞いてみた。
「羊飼いが羊ほったらかしで外国行っちゃって、なにやってるんでしょうねえ」
課長はやはり手を止めずに答えてくださった。
「留学してるのよ」
うちの課長はまともでまじめでふつうの人なのですが、ときどき面白い。
まだこの話には続きがある。
気になって帰ってからブレネリさんのことを検索したら、いきなりこんなサイトを発見した。
http://www1.odn.ne.jp/mushimaru/bakaessay/breneri.htm
妙にはまりこんで、結局1時間以上も読みふける羽目になった。いろいろ考える人もいるもんである。
続・懸案事項
まだ解決できていない。
とりあえずブラウザの「戻る」でトップページに戻る限りは、カウンタは回らないらしい。
別にアクセス数が気になるというわけではないが、各コンテンツに入るのに、いったん戻らなければならないように作ったので、トップを踏むたびに回ってしまうと、実態が分かりづらくて落ち着かないのだ。
開設4日目にして、150を越えるかという勢いで、それはそれでたいへんありがたいことなのであるが、そもそもこのサイトの当初の目的は「住吉のところの娘がどれほど非生産的な暮らしをしているか」ということを係累に宣伝するためであり、まだごくごく一部の知人にしかお知らせを出していない。当然職場には完全黙秘。
通常のアクセス回数でこんな数値になるわけがないのである。
はやめになんとかしたいものなのだが。
2003年6月3日Tue.
秘密会議
勉強会の打ち合わせで帰るのが遅くなった。
4〜5年前から職場の有志で、職員向けの勉強会をコーディネートしているもので、秘密でもなんでもないのであるが。職場公認というわけではないが、いちおう会議室の使用と、イントラで全職員への案内を出すことは認めてもらっている。
しかし、ここのところ他の職員への宣伝は打ち止めにして、幹事だけでほそぼそ勉強していたので、なんとなく気分は地下活動。
今日の集まりは、ひさびさに外向けに発信する企画と、今後のことについての打ち合わせだった。ロ●ヤルホ●トだった。
企画を出したら、「まだ続いていたのか」くらいは言われそうな。こういうのは広報も大事なのだけど、当初からの姿勢が「ムリをしないで続ける」だったので、まあムリをしない程度にぼちぼちやっていくんだろうなと。
ところで、昨日からの懸案事項であるカウンタ問題。
どうやらIP制限をかければ、同一IPでカウンタが回ることがないらしい、というところまで分かった。
分からないのは、そのやり方である。で、やり方が分からなければ直すこともできないので、問題は先送りにされたままなのである。
2003年6月2日Mon.
日本バレ
サイト開設1日目にして、みなさま訪れてくださったとのこと。
ありがたいことでございます。
気になることが一つ。
各コンテンツに入って、TOPページに戻ると、カウンタがまわってしまうんである。
いろいろなサイトさんを見てみると、そのサイトにとどまる限りは同じ数字みたいなんですよね。
カウンタの設定がいけなかったのか、リンクの貼り方が悪いのか。
ちょっと調べてみてそのうち工事します。
さて。関東地方はしばらくぶりにからりと晴れました。
5月中はなんだかぐずぐずとはっきりしない天気続きで、気分もしめりがちだったのであるが、かわりに住吉のノドが非常にハレバレとして、さらに追い打ちをかけてくださった。
もう6月で、五月晴れはおしまいなのに、こちらはいまだにはれあがっていて、ただでさえ濁った声がさらに聞き苦しい。
梅雨に入る前には治したいものである。
2003年6月1日Sun.
開設
ホームページを開設した。
きりよく月初からスタートしたいというだけで、なかばムリヤリあげたので、中身はまだスカスカである。
この日記も、どのくらいの頻度で書かれるか分かったものではないが、記念すべき第1日目なので、来し方を振り返って開設までの道のりでも記しておこう。
12月 突然おもいついてアラスカに行く。
1月 旅行のことをしたためて実家などに送るが、これがえらく長くなってしまう。
折しも長年連れ添ったノートパソコンの調子がおかしく、一部アプリに故障が出てくる。
たぶんハードがおかしいのだろうが、交換してデータ移植するなら、思い切って買い換えようか。で、新しくなったところでいっちょホームページでも作ってみるかと思い始める。
3月 パソコン買い換え決定。せっせとビールを飲み始める。
4月 月末にデスクトップ型パソコンを購入。データ移植とカスタマイズで連休が終わる。
5月 ホームページビルダーライトが標準装備されていたので、アップグレード版をネット割引で購入。エディターズスタイルでタグを見ながらおそるおそる作成。(これが後に大正解)
なにせ我が人生はじめてのこころみであるので、なにごとも試行錯誤、失敗の連続。どうにかトップを作り終え、フレームページにとりかかってまたつまづく。構文は間違いないはずなのに、なんど転送してもNotfoundになってしまう。あきらめて一晩寝かせたら、翌日は表示されていた。なんなんだ。
背景色に苦労する。いろいろな色見本のサイトをめぐり、まだ不本意だけどいちおう暫定で決定。こういうとき、タグで書けるようにしておいてよかったと思う。同じ頃、日記のソフトを探して右往左往。レンタルはなんとなく敬遠(というか、きちんとできる自信がなかった)して、あちこちさまよっていたら、いいものが見つかりました。
ちんたら作って、あと2日で開設の予定、というときに、行間をあけるにはスタイルシートを使わなければいけないことに気づいてしまう。うーあー。あたしゃ初心者なんだってば。
おおむね概念を理解したところで、さっそく構文を作ってアップ。したのだが、ぜーんぜん反映されない。一晩寝かせれば大丈夫かもと思ったのだが、さすがにムリだった。断念して、ソフトのツールで楽に作ってしまうことに。(何か負けた気分)
6月 ま、なにはともあれ見切りでスタート。
とりあえず箱は作ったので、これから中身を埋めていきます。あんまり有益なサイトとも思われませんが、よろしくどうぞ、ごひいきに。