スパイダーマン - 罠 - (プロローグ2)

 

 早足で歩き出した少年の後ろ姿に、吸い寄せられるように拓也はついていった。腰を誰

かに掴まれてグイグイ引っ張られているように足が動いてしまう。

 青い競パンの下の肉棒はすでにMaxに達し、足を運ぶたび競パンのふちから飛び出し

そうになった。そして拓也の心臓の鼓動とは別のサイクルでドクドクと波打つ。

 少年の尻はライトグリーンの競パン越しに、拓也のそれも深くくわえ込んでいるかのよ

うに左右にゆれた。

 

 プールの出入口の脇にあるやや小さめのシャワールームは、人影もなく少し乾きかけた

床が新たな水を求めている。少年はそのシャワールームに吸い込まれるように入っていっ

た。

「はぁはぁ・・・」

 わずかな距離を歩いただけなのに拓也の息は、あがり始めていた。大股で同じ

シャワールームへ少年を追っていった。

 一人用の個室が左右に3つづつ並んだシャワールームは人を求めるかのように

静まり返っていた。拓也は左右の個室を確認しながら、奥へと進んだ。

 一番奥の左の個室、へばりつくように取り付けられたシャワーの口の下に寄りかかって

少年が立っている。体はもう一度水を浴びたように濡れ、ライトグリーンの競パンの

生地はより透明感を増している。横にしまわれた「もの」は窮屈そうに膨れあがり、

細めの競パンのサイドラインでは納めきれない。

 拓也はその競パンに吸い寄せられるように、個室に入っていった。そして少年の前に

正対するやいなや、彼の両手がのびた。そして拓也の腰をまさぐるように掴むと、一気に

引き寄せ体を密着させた。カンカンになった2つの肉棒が薄い生地に挟まれながら、絡み

あった。

「あっうっうっ・・・」

 小さくうめく拓也。

 拓也の腰を掴んだの少年の指が、そのまま大臀筋の上を滑るように動いた。そして

青い競パン越しの盛り上がった筋肉を突き上げるように揉みしだく。拓也の大臀筋の弾力

はその少年の指をはじき飛ばした。そしてその指は一瞬動きを停めたかと思うと、青く薄

い競パンの下縁を掴み一気に吊りあげた。Tバックのようにまくり上げられた青く薄い競

パンは、拓也の割れ目奥深くにくい込んだ。

「うぐっ・・・」

 思わぬ刺激につま先立ちになり、体を反らす拓也。だが少年の力で密着した下半身は吸

い付いたように離れない。真っ白の日焼けしていない競パンの後が、外気に解放されブル

ブルと震える。さらに吊し上げられた青く薄い競パンはより細く伸び上がり、拓也の

ピンクのアヌスにくい込んでいった。

「・・・・・」

声もあげられずさらにのけ反る拓也。少年は右手を放すと後に倒れた拓也の後頭部を押し

上げた。そして強引にやや下を向かせると半開きになっていたその口をいきなり吸い上げ

る。

「ウグウグ・・・ううう」

 少し冷たい少年の舌が拓也の口に侵入し、その舌をゆっくりなめ回した。そしてゆっく

り引き出すように吸い上げ、少年の口の中へ引き込む。ねっとりとした少年の唾液が拓也

の舌、口腔の奥まで塗り込められていく。

クチュクチュ・・・

 2つの唇と2つの舌が、動くたびねっとりとした唾液が音を出した。

 少年の左手はTバックなった競パン鷲掴みにしてグイグイと引き上げ、後頭部から離れ

た右手は拓也の勃った左の乳首をつまみ上げていた。

 拓也は何も抵抗できず、なすがままのだった。わずかに残った理性が抵抗を試みるが

その強力な刺激の前には、手を痙攣させるのが精一杯だった。

「ううっ ああああ」

 何度目かに舌を吸い上げられた瞬間、ついに拓也は白濁液を吹き上げた。薄く青い競パ

ンはすでに先走りによってびっしょり濡れていたが、少年の唾液より濃くねっとりとした

その液によってグチャグチャになった。そしてじくじくと染み出した白濁液は少年のライ

トグリーンの競パンにも染み込んでいく。

「まだ何にもしてなのに・・・ふふふ」

 少年は吸い上げていた拓也の舌を解放すると、口を耳元に押しつけていった。

「もっといい気持ちにさせてあげる・・・・」

 さらにそういうとゆっくり腰を落としはじめた。そして顔が盛り上がった筋肉の上で勃

起した乳首の位置に達すると、右・左と丁寧に舐め、吸い上げ、舌の上で転がした。ビク

ビク、少年の舌が踊るたび拓也の体が小刻みに震える。拓也の乳首を味わうように舐めと

った少年は一気に腰を落として、青く薄い競パンを目の前にした。拓也の肉棒は大量の白

濁液を吹き上げたにもかかわらず、少しも萎えることがなく競パンの薄く青い生地を突き

上げていた。

 少年はゆっくり焦らすように目の前の薄く青い拓也の競パンをずりさげていった。押さ

えつけられていたものから解放された、半反りになった拓也の肉棒が反発するように飛び

出してくる。先走りと白濁液が入り交じったものが肉棒の先端から、根元までベッタリ

とからみついていた。引き下ろされた青く薄い競パンの股間の部分からも、白い液が滴っ

た。