特撮小説「リュー・ナイト」(第一部)

 

「キャー。助けてー!」

街では、ディスアスター自ら宇宙戦艦にのり、空爆を行っていた。

あたかも、それはリュー・ナイトを挑発するかのようにみえた。

ミサと共に練り上げたリユー・ナイトへの罠の始動であった。

ミサは、ディスアスターから受けたリュー・ナイトの様々なデータから彼の攻撃パターンはもちろんのこと、

弱点の解析・性格・視力・知能・そして、身体能力の詳細まで、知り尽くしていた。

そこに、リユー・ナイトが登場した。

「てめぇら!またか!俺がぜってぇー許さねぇーっ!」

空を飛んで戦艦めがけていくリュー・ナイトの前に、ミサが立ち塞がった。

「リュー・ナイトくん。私を倒してから行きなさい。」

そう言うと、地上に向かって光線を発した。それは、逃げ惑う人間を直撃した。

「てめぇーっっっ!」

怒りのあまり、リュー・ナイトは、ミサに鉄拳を入れた。

戦闘スーツを装着する彼の鉄拳は、まともにミサの顔面を直撃し、ミサは吹き飛んだ。

しかし、リュー・ナイトは女性であるミサをそれ以上攻撃することなく、戦艦へ向かって飛んで行こうとした。

この女性に対するリュー・ナイトの優しさを逆手にとり、後ろからミサの電撃触手がリューナイトの両手を縛り上げた。

と、同時にすさまじい音とともに電撃がリュー・ナイトの身体を貫いた。

バリバリバリーーーー!!!

「ゥグワァーーーーー!?」

空中で両手だけで宙ぶらりんの格好のリュー・ナイトをさらに電撃が襲った。

あまりの衝撃にリュー・ナイトは、気絶した。

「アーーーーーンンンッ!」

そして、更に、戦艦から気絶したリュー・ナイトの顔面めがけて、空気衝撃大砲が打ち込まれた。

決して、殺さない、ちょうどリュー・ナイトのマスクを破壊し、気絶から覚ますことが目的の攻撃だった。

パリーンッ

高い音と共に、リュー・ナイトのマスクは破壊され、男らしい青年の顔が現われた。

リュー・ナイトは、気絶から覚め、外れた触手から逃れ、ひとまず今の危機から逃れようとした。

「あの男の正体をすぐに調べよ。」

ミサはすぐに、部下に命令した。リュー・ナイトを逃がしたのは、彼女の故意であった。

あの傷では、すぐには逃げ切れない。逃げるリュー・ナイトをなぶり殺しにすることが目的だった。

しかし、マスクから出てきた男の顔を見たミサに新たな提案が浮かんだ。

ミサの頭には、淫靡な想像が持ち上がってきたのである。

逞しく、美しい男性を見たら、世の女性ならだれでもやりたくなるような衝動・・・。

男らしい、どこか少年の顔を残した長身の美青年が筋肉の走行や尻の溝までくっきりとわかるような密着し、

光沢のあるレッドのスーツを装着し、傷つきながら逃げている。

「・・・すぐに殺すのも、もったいないわ。」

そう言うと、部下に言い放った。

「リュー・ナイトを捕まえたら、そのあと、思いっきりいたぶるから、例のものを用意しておいてちょうだい。」

例のもの、ミサの部下ならすぐにわかった。宇宙じゅうの戦士達を捕え、拷問にかけてきた

数々の拷問マシーンのことであった。

そのとき、ほかの部下から報告があった。

「リュー・ナイトの正体は、T大学の医学生、島田竜と断定されました。」

「ご苦労。私は、リュー・ナイトを捕えてくる。準備を整えておくように。」

こう言うと、ミサは逃げるリュー・ナイト、島田竜を追った。

まさか、自分の正体まで調べられているとは、さすがの竜も思わない。

必死で逃げるリュー・ナイトは、さっきの電撃でまだ全身にしびれが残っていた。

その竜の前に、ミサが立ち塞がった。

「竜くん。」

ミサの自分を呼ぶ声に驚いた竜は、正体のばれたことを開き直った。

「なんだよ。おねぇちゃん。」

ミサは、自分を侮辱する竜に対し、はじめは怒りを顔に出したが、自分の優位なことで落ち着き、

竜を見下して、言った。

「ぼうや、私をたおせるのかしら。かわいい顔して、地球最強の戦士ももうだめなのかしら。」

「ぼうや、じゃねぇー。てめぇ、ゆるさねぇからな。」

『ぼうや』という言葉に過剰に反応した竜は、残る力を全て出して、リュー・ナイト・キックをしようとした。

この必殺技は、既に分析され弱点もわかっていたのである。

(かかったな、リユー・ナイト。)

これも、ミサの計画どうりだった。

「リュー・ナイト・キックーー!」

空中を彗星となって、飛ぶ竜、まさに赤い戦士だった。

すると、突然地面から無数の細いピアノ線のような、触手が竜の身体じゅうに絡み付いた。

すさまじく縛り上げられる竜の姿が、そこにあった。

そして、竜は、ミサの目の前に、一ミリたりとも動けずに無防備な姿をさらしたのである。

竜の首・わき・手首・ウエスト・もも・膝・足首。どこも全く動かせない。

「チッキショーッ。ふざけんなっ。」

竜のクールな顔は、もはやそこにはなく、ただ、何が起きるのか怖がっているような少年のような顔が、

苦しみとともにあった。

「さあてと、このお姉さまが、じっくりと竜くんをかわいがってあげる。

 地球最強のはずの戦士が、ぶざまね。でも、こんなにも、かわいい顔しているとは思わなかったわ。

 しかも、こんな無防備な姿で私の前にさらされるとは・・・。」

そう言うと、ミサは、竜の、その小さくたくましい、若者特有のコリッとした筋肉質のたるみのない竜の尻を

痴漢するかのようにじっくりと溝にも指をはわせながら、さすった。

竜の肢体は、なだらかに、しなった。赤い密着した光沢のあるスーツは、

女達の性欲を興奮させるのに十分だった。

「はっ・・・ハアッ・・・?テメェーっ!」

ツルツルした肌触りのスーツは、竜の肢体をしっかりと包んでいるため、なにも隠すことなく、

その美しい竜の筋肉、隆起、そして、まれに、ホクロのような小さなシコリさえもミサに触感として感じさせた。

このときはまだ、竜も、この痴漢行為をしっかりと屈辱として感じていた。

そして、竜の中心にある、しなやかな曲線隆起、レッドのうすいスーツの下に裏筋を密着させているもの、

竜のしるし、よく見れば僅かに血液の流れる振動が見られる、

美しく竜の気持ちを最も反映しやすいもの・・・ペニス。

これにミサの手は伸びた。

ミサの手は、容赦なく、その竜のプライドをむしり取った。

最初は、摩り、指先で弄び、ついには、触手によって、まったく動けないはずの竜の腰が大きく振動するほど

ミサの手のみで上下に揺れるほどになぶられた。

今はまだそれほど大きくないレッドの光沢のあるスーツしたの隆起のペニスの反応をみるかのように覗き込んだ。

レッドにかたどられて勃起し始めた竜のものは、まるでルビーのような美しささえ持っていた。

竜の少年のような目つきは、屈辱とミサを睨みつける目が混ざっていた。

「まずは、竜くんのはずかしがる顔みせてもらおうっと。」

屈辱と恥辱のあまり、竜は、さけんだ・・・。

「ヤメローーーッッッ、チ・チッキショョョッッーーーー!!ウァァァァァァーーーッッッ!!!」

微笑むミサは、そんな竜をみながら、少しずつ形づくられてくる竜のペニスを何度も繰り返し撫でた。

決して、地球のヒーローではなく、一人の男がそこにはいた。

光沢のあるレッドの戦闘スーツを持ち上げる、たくましく、固く長いものを強調した竜の下半身。

耽美な振動のような屈辱の震え。

竜は、一生懸命に勃起しないように目を閉じて冷静を装おうとしたが、ミサの手によってそれは竜の屈辱感を

増加させるものになっていた。

ミサは、興奮のあまり、もはや、鼓動とあつい息づかいを抑え切れなかった。

竜も、時より出る、恥辱の叫びと快感の電撃で声は出せなくなっていた。

もし、今この状態の竜を見たらどんな女でもいってしまうだろう。

現実的に言い替えれば、大学の教室内で、仮にこのたくましく、かわいらしく、男らしい竜が、

小さめの尻の溝まで入り込むような赤いスパッツをはいて、自由を奪われ、

そこで勃起し屈辱の表情とを浮かべていたら、一部を除いたクラス中の女たちが、

もっといたぶり、痴女のような行為の欲望にかられ、すぐさま竜の絶頂をその手で迎えさせたいと思うだろう。

ましてや、宇宙中で拷問をしてきたミサの心の中には、この竜という男の神経の一本までも支配し、

淫乱な処刑方法を当然知っていて、それを竜にしようとしていた。

竜は、その屈辱のなかで、がんばって一言を発した。

「もぅ、 っハッ・・・。ヤ、ヤメテッ・・・クレッッッー!」

完全勃起だった。

竜のペニスは、もう、はちきれんばかりだ。

もう竜の明らかな敗北。かっこいい男がこんな風になってしまうのだ。

勃起を光沢のある布ごしに、女に突き出している。

「じゃあ、ここでのお楽しみは、もうやめてあげる。これから、私達の宇宙戦艦にご招待してあげる。

 そこでもっと、かわいがってあげる。」

ミサは一瞬、情けをかけるように言った。

竜も、敗北を認めつつも、せいぜいこのような屈辱を受けても宇宙戦艦とやらに、

連行される途中で逃げることが出来ると思っていた。

しかし、今回の敵・ミサは、竜の思うような甘い敵ではなかった。

ミサは、竜に近づいた。そして、

「そうだ、とりあえず、一回達(い)っておこうか。」

竜には、突然のことで意味がわからなかった。

いくって、なんだろう。しかし、その意味がわかったと同時に、それは起こった。

ミサは、竜のペニスを鷲づかみにして、全力で上下しはじめた。

戦闘スーツは、摩擦が少なく、光沢があるため、中の竜にはとてつもなく強烈な刺激が加わった。

顔をのぞきこむミサ。

竜は、痛みと屈辱の顔を見られたくない。

でも、顔をそむけることは、触手によって阻まれている。

若い竜の痛みが、快感の波に変わるのに、さして時間はかからなかった。

「イッテェッッー!いてぇんだよーーーっっっっ!・・・?アアアーーーッハゥ   ン!ッ

 ・・・ンアアッ!  ヤメローーッ!!! 

 ア、イクーーーッ!チッキショーッーー、

 ハァウッッッッ!」

 ドッピュューーーーッッ!

「ハァッ、ハァッ、・・・・・・・・・。」

レッド・スーツのペニスの上には、ぼんやりと丸いしみができた。

まるで、小学校のときに、トイレの後、体操をしている少年のペニスの所に

丸く小便の残りが染み出ているように、竜の地球をまもるはずのスーツには、そんな染みがついてしまった。

はずかしさを感じる竜に追い討ちをかけるように、ミサは言った。

「竜くん、もらしちゃったんだ・・・クスクスクス。」

そういうとミサは、スーツの上から竜の湿りたての丸いしみを舐め、吸った。

「ウッ・・・・・。」

一瞬の吸引にも竜のペニスは、敏感になっている。なにしろ、射精の直後だ。

そして、ようやく解放された竜は屈辱のあまり動くこともできず、十人のミサの部下たちにかかえられ、

宇宙戦艦へと連れられた。

逃げる気力なんか、いまの竜にはない。女に強制射精させられたのは、当然はじめてで、

他人にされることではないのだ。

竜は、染みのついたスーツを装着したまま、宇宙戦艦内をつれまわされた。

 

 

悪夢のなかで、ようやく我に気がつく竜。そこは、何もない暗闇だった。ただ、竜だけを照らす

強いライトが一つあった。

照らされる自分を見ると、戦闘スーツの上から、電極のようなものが、ペニス・左右の精巣・二つの尻の双丘に

つけられていた。

竜は、とっさにはずそうと試みたが、まったくはずれない。

「ナンだょこれはっ!」

少し怒りぎみの竜。そのとき

「お目覚め?」

ミサの声だった。暗闇の中のどこかで竜をカメラで監視していたのだ。

「今、お楽しみのものを調整中だから、もう少し待っていなさい。それに、その電極は簡単には、はずれないわよ。

 それは、こう使うのよ。」

一瞬の後、

「?ガァーーーーッ!」

竜の悲鳴だった。

電極からは、竜を捕えたときに竜を気絶させたと同じ衝撃波が流れた。

「周期的に、この電流が流れるようにセットしたわ。しばらく、楽しんで。」

気絶しそうになると、またくる電流。ペニスや精巣への衝撃は、男特有の痛み、

よく野球選手の急所にボールが当たったときのような痛み。

その何十倍もの衝撃が竜の下半身の中心を襲っていた。

ライトで照らされる中、一層増す光沢のレッド・スーツをその美しい肢体でうねらせて苦痛に耐え、もがいていた。

それだけの電撃でも竜のレッドの戦闘スーツは、頭部の破壊で、その機能を果たしてはいなかったが、

その素材自体のために、やぶれることなく竜のすべてを美しくさらけださせていた。

しかし、すでに、このスーツの材質の解析をミサは終えようとしていた。

いずれ、そのスーツさえも脱がせ生身の竜をさらけだすために・・・。

ウッーーーーッ! ギャーーーッ ハゥゥゥッ! イ・ッイテェーーー!!!

グア・ハッーーー!

その夜、竜の悲鳴は牢の奥からとぎれることなく続いた。

小さな男の子が、ハチにでも刺されて過剰に飛び回っているように、竜はあえぎ、苦しみ、のたうちまわった。

やがて、竜の意識がとんでも電撃は止まることがなかった。

何時間、経っただろうか。竜には、それを考える余裕さえなかった。

 

ガチャ・・・。

ドアが開いた。

ミサが、入ってきた。

「どう?竜くん、私たちを苦しめてきた償いは味わってもらえているかしら。」

竜は、死にそうな声で何とか答える。

「て・・・てめぇ・・・なんかに負けねぇよ。」

これが、地球のヒーローに今、唯一出来る抵抗だ。

「あら、随分と威勢がいいわね。こんな状況で・・・。」

そう言うと、ミサは、まるで赤ん坊を抱くように、こちら向きにミサの体をまたぐように竜を膝の上にのせた。

そして、またも、竜に屈辱をあたえるように、抵抗できない竜の尻を撫でた。

あいかわらず、サラサラした綺麗な筋肉質の隆起があった。

クラブなど、やっていないはずの竜の筋肉は戦うための筋肉にトレーニングを重ねていたのだ。

そして、隆起と隆起の谷間に指を差し込むように滑らすと、堪りかねて竜は叫んだ。

「ハァッ!・・・ッ!ヤ・ヤメテクレ・・・ッ。」

余裕の顔と淫靡な微笑みでミサは、言った。

「一つ提案があるの。竜くん、私と勝負しない。もし、おまえが勝ったら、この宇宙戦艦の設計図をあげるわ。

 もちろん、あなたは、ここから解放する。ルールは、なし。デス・マッチ方式。おまえは、私を殺すまでやる。

 どう?」

ミサの提案。竜は、これにのる以外に何の道もない。

提案であって、命令。ただ、ミサはこの追い詰められた竜の反応を見たかったのだ。

「ぜってぇ、ブッ殺す!」

竜のなかには、ミサに対する怒りでいっぱいだった。

もし、ここでミサをたおせば、この宇宙戦艦をも破壊できる、かもしれない。

可能性は、一パーセント以下だろう。でもミサに受けた屈辱をこの手で返したい。

竜の体に、戦う男のオーラが出てきた。

(よし、俺の全リュー・ナイト・エネルギーを集中させてミサを殺る。)

竜は、心の中で、こうつぶやいた。

そういうと、ミサは、

「デス・マッチまで、処刑をやめてあげるわ。」

そう言うと、ミサは、出ていった。

ミサはあえて、デス・マッチまでの間に竜の体力を回復させ、それでも竜が勝てないことを自覚させ、

竜を精神的に追い込もうとしていた。

つまり、ミサにとっては、単なる竜いじめの一環だったのだ。

牢の外に出たミサに、側近たちが語りかけた。

「ミサ様、本当に勝負をするのですか。

 もしものとき、この宇宙戦艦の設計図などわたせば、ディスアスターが許さないでしょう。」

ミサは、愚かな部下に言った。

「たわけものめ。デスマッチと言っても、ルールは無いと言っただろう。

 この戦艦内のコロセウムに宇宙海賊の聴衆たちを集めておけ。

 奴らも、リュー・ナイトには、痛い目にあっている。楽しませてやろう。

 よいな、この企画は、リュー・ナイトのボロボロの姿を楽しむものだ。

 しっかりと仕掛けはするわ。フフフッ・」

 

コロセウムは、武道館くらいの大きさで、その中心には、プロレスのリングが一つ置いてあった。

一見、何のへんてつも無いように見えたが、リングのロープには、

竜が触れたときだけ、電撃が流れるように細工されていた。

また、万が一、ミサが苦戦するようなことがあったら、すぐにでも、四本のポールから触手が出て、

竜を取り押さえる手はずになっていた。

また、興奮した聴衆は、いつでもリングに上がれるようになってもいた。

さらに、ミサは、何人もの若い少年達を誘拐し、彼等の生殖器の研究をして、作り上げた、

ほんの一瞬で射精させるマシーンも用意させた。

このとき、牢の中の竜は、巨大なコロセアムの中で、自分が倒してきた宇宙海賊たちのなかで、

もがき、最後は、ミサのマシーンによって射精させられることなど想像もしていなかった。

ただ、竜は、

「まじで、ぜってぇ勝つ。ぜってぇ。」

そんな竜を隠しカメラでみながらミサは、これから行われる嘘のデス・マッチを楽しみにしていた。

「どんな風に、かわいがってあげようかしら・・・。」

かっこいい竜の真剣な顔が、気合を入れている。負けるとも知らずに・・・。

 

竜は、コロセウムの中心にあるリングに立っていた。

何万もの宇宙海賊達の中で、密着した赤いスーツを身にまとい、ミサを倒すことだけを考えて立っていた。

そのとき、ざわめきと共に、ミサの入場してきた。歓声の嵐であった。

リングに入ったミサは、竜のことを観衆に紹介した。

「リュー・ナイトだ。」

同時に何万ものブーイングが竜を取り巻いた。そんなことを気にするような状況にない竜は、ミサに言った。

「おまえを倒す!」

さすがは、地球のヒーローだった。かっこいい。美しい。たくましい。

そんな男、戦士がリングの上に立った。

リングをはじめ数多くの罠や細工の施されていることも知らない竜にミサは、余裕の微笑みを返した。

「さぁ、ボーヤ、いらっしゃい。こてんぱんにしてあげる。ファック!!」

そう言うとミサは、中指を竜に向かって立てた。

カーッとした竜は、ミサに飛びかかった。

「リュー・ナイト・キィーック!」

竜の怒りが爆発した。辱めを受け、侮辱された怒り。

ミサは次々に竜の攻撃を受け、竜の圧倒的な展開のバトルが繰り広げられていた。

「ぐわあっ。」

竜の拳が、ミサの腹に入った。その場に、うずくまるミサ。

「さぁ、俺の勝ちだぜ。」

竜は、たとえ宇宙海賊といえども女性にやさしい。苦しむ女性をそれ以上攻撃しない。

ミサに、竜が与えたほんの一瞬の情け。

と、突然、うずくまるミサの手から放たれた衝撃波が竜を直撃した。

リングのロープのところまで飛ばされる竜。

竜は、ロープにもたれかかりながら、ミサに言った。

「往生際悪いぜ。こんな衝撃なんともねーよ。」

ロープに体重をかけ、なかば馬鹿にしたように話す竜に、ミサがうずくまりながらポツリとささやいた。

「じゃあ、もっと強くしてあげる。」

竜がロープから身を起こそうとした瞬間。ミサの叫びがひびいた。

「電撃波作動!リュー・ナイトよ。おまえの負けだ。死ねーーーーっっっ!!!」

一瞬の間の後、竜のもたれていたロープに、電撃波が流れた。すさまじいまでの・・・。

「ウォァッーーアウーッ・ウン・ハアッ!グオアーヤーーッヒゥッッッッ・ウンウンウン!」

レッドの竜が、もがいていた。

光沢の肢体がうねり、ショックのあまり硬直する顔、竜の尻には、完全にスーツが食い込み、

尻の筋肉の繊維の一本一本までも忠実に光沢をもって表現していた。緊張したときには、

尻の隆起は高まり、その食い込みはより奥まで食い込んでいった。

ふとももは、竜の足の繊細な筋肉でうつくしい彫刻のようだった。

ペニスの部分には、ぼんやりと、電撃のあまり我慢汁のようなものが出て、そのペニスのふくらみは、

電撃の炎でますます美しく輝いていた。

しなるように、あえぐ竜の姿にミサの性欲が湧かないはずがなかった。

立つことさえできなくなった竜は、徹底的に、リング上でミサに、いたぶられた。

溝うちには、何発もパンチを食らった。

竜は、そのたびに立ち上がった。

今の竜には、そんなミサの卑劣な攻撃以上の怒りのパワーがみなぎっていた。

ミサは、そんな立ち上がりつづける竜に、初めて恐怖を感じていた。

しかし、そんな竜の態度は、ミサにとっては、許されることではなかった。

ミサにとって、これは、たかが地球の戦士なのである。

・・・怖い。この男。私に対して、立ち向かいつづける。こんなに、ぼろぼろにしたのに。

許せない。

ミサが、そう思ったとき。竜は立ち上がった。

そして、竜の必殺技リューナイト・キックをしようとした。

竜は、この必殺技にすべての集中力をかけた。

「俺の怒り、てめぇーに食らわすぜ!いくぜ!!リューナイト・キーック!!!」

竜は、空中に飛び上がり、ミサに向かって飛び出した。

それを見たミサは、恐怖と屈辱を振り払うように竜が最も高く飛び上がった地点で、

部下に合図を送った。

リングの4つの支柱が怪しくピカッと光を放った。その光の線は、竜のペニスに集中した。

と、悔しみと屈辱の男の悲鳴が、コロセウムに響き渡った。

「ァウッンーーーーーーーーーー!!!!!ぬあ――――!!」

キックの態勢は、空中で崩れ、リングの上で竜はうずくまった。竜は、顔を上げることが出来ない。

竜は、いかされていた。射精していた。竜のバトル・スーツにはまたも、丸い染みができていた。

精神的な攻撃に、竜は立ち上がることができなくなった。

「どう?リューナイト。瞬間射精装置って、おまえには、効き目があるみたいね。」

と、言うとミサは瞬間射精装置を連続で5回も作動させた。竜は腰砕けになっていた。

目もうつろになっていく。

もうろうとしていく意識の中で、竜は、リングに観衆だった宇宙海賊たちが上がってくるのを見た。

そして、薄れる意識の中で、彼らのリンチを受けた。

竜が反撃しようとすると、きまって、それを少し離れて見ているミサが、

微笑みを浮かべながら、瞬間射精装置を作動させた。

竜の反撃は、阻止されつづけ、竜は攻撃に耐えかねて遂に、意識を失った。

ミサは、さきほどの一瞬の恐怖を竜を痛めつけることで、拭い去ろうとした。

 

ミサは、いよいよ拷問部屋へと、竜を部下に運ばせ、この仕組まれたデスマッチを終えた。

これからは、竜とミサだけのマンツーマンの拷問の時間の始まりだった。ミサは、言った。

(竜くん、これから先は、まじできついよ。

 男の子なんだから、ぐっと歯を食いしばって気を確かにしないと・・・フフフッ・)

二十三歳のかわいらしい少年の面影、しなやかな肢体、そそり立つ たくましいペニス。

今、竜がすべてを失う・・・。

 

沈黙の空間に投げ出された竜・・・。いまだ、残る衝撃の後を押さえる竜。傷ついた竜。

「うぁっぐっ・・・っはっ・・・」

竜があえぎ声を上げる。

一瞬の光が、そとから空間へと入った。ミサが入ってきたのだった。

微笑みを浮かべながらミサは、立ち上がることもできない、竜へと近付いた。

「ナイス・ゲームだったわよ。リューナイト。

 さてと、もう遊びは、終りよ。じっくりと私たちを嘗めてきた罰をあたえてあげる。」

そういうと、うつぶせの竜の後ろの太ももの間から手を前に入れて、竜の股間をにぎり、なぶった。

亀頭には、指先をはわせてクリクリといじった。竜のレッドスーツは、光沢のある素材のため、

触り心地は、シルクのようだ。しばらくして、固くなってきた竜のものをミサは、手で感じ取ると、

突然、触れるのをやめ、ゆっくりと尻の割れ目を通って、尻をなではじめた。

「そ・そんなことして・っ・うっ・・何がたのしいんだよっ。」

竜の屈辱は、もはや常識を超えたものとなっている。男が女に犯されているのだ。

ミサは、冷たく言った。

「竜、おまえの射精する瞬間の顔といい、筋肉の一瞬の緊張といい・・・もっとかわいがってやる。」

一つ目の処刑が始まった。

 

・尻叩きの刑

なでていたミサの手が突然動きを止めた。と

パシィッーン パシシッィツ パッシィーーンッ

竜の尻に、ミサの平手が鳴った。一度たたくと、尻全体をなでて、また、もう一発・・・。

竜は、まるで悪いことをした子供のように、ミサに尻を叩かれた。

「い・イッッッテッエエエエエーーーーー・・・ハァハァハァッ・・・ウッアーッ・・・ッッアハッッテエーーー・・・

 イッテゥエーーーーッ・・・・。」

光沢のあるルビーのような竜の尻が、叩かれるたびに、筋肉を振動させた。

あまりの屈辱と痛さで、男の竜の目になみだが浮かんだ。

「男の子なんだから、ないたら駄目でしょ。」

ミサは、竜にそう言い聞かせて、一層強く、竜の尻を叩き続けた。

竜の顔は、冷や汗でいっぱいになっていた。竜の口から、吐き出される、苦しみのつばきさえ、

ミサには、男のほとばしりに見えていた。

その場に、竜は倒れこんだ。気絶したのだ。

「竜くん、ごめんね、お尻叩いただけで、気絶しちゃうとは思わなかったわ。

 ふふふ。でも、気絶してる暇はないわよ。次にいきましょう。」

シャーーーーッ。

「?なんの音なの?」ミサは、なにかの音を聞いた。

 そして、その音の正体をしると、顔に怪しい微笑みを浮かばせた。

「ビデオカメラを用意しなさい。これを撮影しておくのよ。」

ミサは、一体なにを撮影させていたのか。

それは、

気絶した竜が、赤い光沢のあるスーツの中から、失禁している姿であった。

シャアーーーーーーッ!

気絶したままの竜は、ミサの部下たちによって風呂に入れられた。

ミサのこれからの楽しみを竜のおしっこの匂いで台なしにできないからである。

次の刑は、翌日に延期されたが、ミサは、竜の失禁している画像や、もがく姿の画像をみながら、

竜の勃起したものをかたどった、シリコン模型を秘部に入れながら、自慰行為に励んだ。

 

・強制射精の刑

ミサ達は、竜のバトル・スーツの材質を研究し、いかなる衝撃にもびくともしない

竜のスーツを手に入れたかった。

そうすれば、宇宙征服劇は、ミサたちにとって一段と、容易なものになる。

また、ミサ個人としても、竜のすべてをむしり取って、全裸で震え怯える竜をいたぶり、

ペニスを鷲づかみにして、しごいてやりたいという気持ちが出てきていた。

そこで、ミサは、竜に変身を解き、バトル・スーツを差し出すように、命令した。

また、その素材に関する情報を聞きたがった。

もし、言う通りにしないのならば、そのあとに、何が待っているかは、竜も知らないはずがなかった。

「竜。さぁ、あなたの身体を包む、その赤いバトル・スーツを脱ぎ捨てなさい。

 そして、おまえの知る限りの情報を提供しなさい。」

尻は、まだ、ヒリヒリしていた。竜は、痛みをかみしめるように、言った。

「だれが、てめぇらの言いなりになるかよ。」

ミサは、ある意味、待っていましたといわんばかりの顔で、竜の前に、仕掛け付の椅子を持って来させた。

椅子の尻のところには、電流が流れるようになっていた。

竜は、そこに強性的に座らせられた。

椅子には、足や手が動かないようにしっかりと固定されるようになっていた。

ミサは、竜を覗き込んで言った。

「言いなさい、ぼうや。」

「俺は、ぼうやじゃねぇ!」

ミサは、部下たちの方をみて、合図をおくった。

その瞬間、すさまじい電圧が竜の座る尻の部分に集中的に流れた。

「?・ガーーーーーーッッッッ!」

「ほうら、言ったでしょ、ぼうや。」

飛び上がることさえできず、気絶寸前の竜は、ミサへ、もう一度、言った。

「俺は、ぼうやじゃねぇ、御嬢ちゃん。」

ミサは余裕だった。

ミサは、軽くため息をつくと、シャープペンの芯ほどの太さの二十センチほどの長さでホースのようなもののついた、

道具を持ち出してきた。

すると、さきほどの衝撃で目を閉じている竜のペニスをバトル・スーツの上からわしずかみした。

そして、亀頭の頂点と思われるところに、ひと刺しした。

尿道から、入ってゆく、針状のものが竜に鋭敏な刺激を与えた。

ズボッ

目を閉じていた竜の目は、ぐっと開いた。

「い・っ・・・てぇぇぇぇーーーーー!!」

ミサは、手を止めない。そして、二十センチすべてが入った。

もちろん、竜のペニスは、その刺激に我慢できずに、勃起していた。

その注射針の細いようなものは、竜のペニスの中の熱で、柔軟性をもち、竜の生殖能の中枢へと伸びていった。

金属であった、その針金は、まるでイソギンチャクの触手のようになり、竜の精管まで生き物のように入り込み、

二つの精巣を支配した。

ミサが、再度覗き込んで言った。

「ぼうや、言いなさい。」

「誰が・・・っ」

竜の固い態度に、ミサは、最後通告をした。

「かなり、きついよ、次の。男なら、歯を食いしばって我慢しなさい。気を失わないようにね。」

ミサの発言が、なくとも既に、この今までに無いような精巣自体への刺激に竜は、

つぎに来るものが尋常なものではないことは察することができていた。

しかし、竜は、ただ、歯を食いしばることしかできなかった。それが、唯一の抵抗の手段だった。

そういうと、ミサの指がスイッチを押した。

「な、なんだこりゃーーーぐ・ハァァァァァァァゥゥゥゥッッ・ウッ・・・・・・・・

 ハウッッッッ!」

竜は一瞬、白目をむき出し失神した。しかし、失神という“逃げ”は、通用しなかったのである。

竜への刺激は、失神を通り越し、あっという間に、処刑という現実空間に引き戻された。

通常の竜くらいの男の子の射精量は、一回、30mlくらいという。

しかし、この強制射精装置によって、百mlもの精子が、出たのだ。

その精液は、ホースによって、手際よく吸い取られていった。

さすがの竜もこれだけの射精を味わえば、気は遠くなる。

同時に、またも電圧が尻に加えられた竜は、歯をただくいしばり、ついには、力尽き、気を失った、

というよりも、昏睡した。

それでも、強制射精は、精子が、小便に、そして、血に変わっても、一晩じゅう行われ続けた。

射精の瞬間の、あえぎ声だけが、一晩じゅう、処刑室に響きわたっていた。

しかし、このとき、竜には、本当の処刑はこれからだということは、予測することもできなかった。

 

・バトル・スーツの秘密

ミサたちは、竜に、いくら刺激を与えても、その十分の一程度しか、

ダメージをあたえることができなかった。その理由は、バトル・スーツの影響である。

これは、どんなダメージにもまったくびくともしなかった。

ミサは、このスーツを竜からぬがして、生の竜を楽しみたかった。

また、このスーツの力を借りれば、宇宙征服を優位に進めることができると考えていた。

竜のかぶっていた、マスクは、破壊された。

このときのマスクの材料から、竜のスーツの材料は、予測され、さまざまな対・竜兵器が、開発されていた。

いよいよ、竜のバトル・スーツへの攻撃が始まろうとしていた。

さらに、竜の性感帯の解析がいそがれていた。

それは、竜の弱点をほんのちょっと刺激するだけで射精させ、決してさからうことのできないようにすること、

また、竜への処刑の一環として、行われようとしていた。

竜にとっては、これまでの様々な拷問よって、誇りもなにも失った状態であったが、

まだ、ここから脱出することは、諦めてはいなかった。

そんな竜のまなざしに、きずかないミサではなかった。

いまだ、竜には、衝撃を十分の一にするバトルスーツがある。

これがある限りは、けっして竜が死ぬほどの衝撃や性感攻撃には、ならなかった。

しかし、このスーツが脱がされたならば、そこに竜を待つものは、

今までとは、くらべものにならない屈辱と衝撃であろう。

なぜならば、すっ裸で、女に犯され、それも並みのパワーではなく、

そのうえ、射精した上、気絶してしまうのである。

死にそうになったら、女に新たな攻撃を受けるための看病をうけるのである。

そんな絶望的な未来の竜のもとに、嫌な一報が入った。バトルスーツ・カッターの開発完了である。

「竜、これから、いよいよ実験の開始よ。」

ミサの声であった。いよいよ、竜のスーツを破壊するための兵器による実験に入ることとなったのだ。

竜のスーツを貫くナイフが作られた。竜の生の姿があらわになるときが来たのだ。

ミサの手は、竜のスーツのペニスのところにのばされていた。

まずは、じっくりと、分析されつくした竜の性器周辺の性感帯をじっくりと攻めた。

竜は、若さのために、みじめにも自分の意思とは反対に少しずつペニスを筋張らせ始めていた。

「そうよ竜。もっと、しっかりと立たせないと。マックスまできたら、この特製ナイフでお料理してあげるからね。」

敗北のなかで、竜は抵抗した。

「そんなもんで、俺のスーツが切れるとおもってんの?」

ミサは、無視しながら、竜のものを揉みしごいた。

「アッ・・・ウンッ」

確実に勃起へと向かう竜に、大した抵抗が出来ようはずがなかった。

ついに射精寸前の勃起度まで到達した竜の股間はミサの部下達によって、

しっかりとミサに見えるように固定され開かれた。

ミサは、竜のスーツの盛り上がったペニスの部分をなでながら、ナイフを尻の溝のあたりから

上のペニスに向かって刃を立てた。

「い、痛ってぇつっっつっっーーーーー!!」

竜の、スーツは、まるでスパッツにカッターで切るかのごとくにすっぱりときれはじめた。

激痛が竜を襲った。

あっという間に、竜のペニスのところまで刃は、来た。

ミサは微笑みながら少しずつ竜の悲鳴を聞きながら刃をすすめた。

へそのあたりまで、切ると、勃起した竜のペニスがビーンとゴムのようにスーツから解放されてそそり立った。

「ハぁッ、ハァッ、・・・・」

ついに何の防御もなくなり、初めて女に自分のペニスを見られた竜は、動揺して呼吸を荒くした。

「竜くん。緊張しないの。これからいい気持ちにしてあげるから。ふふ。」

ミサは、そういうと竜のペニスを口に含んだ。いままでのようにスーツは竜をまもっていない。

直接竜に刺激が伝わる。

竜は人に初めてフェラチオされていた。

あっという間に達かされそうな刺激。竜の限界までは、ほんの三十秒だった。

「も、もぅ・・・っあっぅっっ・・

 アゥンッ    !」

ミサは、竜の精子で、濡れた口を拭いながら肩で苦しそうな息をする竜の体を撫でながら、

竜の亀頭の周りなどもじっくりと舐めた。恍惚とした竜の目からは、涙がひとすじ頬を伝って流れ落ちた。

竜の初めてのフェラチオは、ミサによって行われた。

「竜の味って、こういうのなんだ。」

ミサは、馬鹿にしたように竜に言った。

竜は、ただ小さく震えながら、その逃げることの出来ない屈辱に苦しんでいた。

そのあいだに、竜のスーツはすべて脱がされ、竜は、たわいもなく、まっ裸にされていた。

 

竜は、ミサの取って置きの処刑を待つため個室に入れられた。

そこは、わざと明るい部屋で、中には、宇宙軽犯罪留置センターから、ミサが脱獄させた女たちが十人いた。

彼女たちは、痴女という犯罪を犯したことによって、投獄されていた。

そんな、淫乱な女衆を押さえ込むようにして、一人の長身の少年が立っていた。

身長は、180cm程度で、どう見ても年齢は、15歳くらいだった。(嵐の松本君みたいな感じ)

色白の美しい美少年の顔は、どこか恐ろしさも兼ね備えていた。

同じ男の不気味な微笑みは、竜に再び、恥ずかしさを思い出させた。

竜は、何気なくペニスを手で隠した。

そんな、竜のしぐさに、少年は白い歯を少し出して微笑んだ。

「姉貴に随分かわいがられたみたいじゃん。」

竜は、少し腹立たしく思い顔にそれが出た。しかし、言葉を出せるほどの力は残っていなかった。

そんな竜に再び少年は言った。

「おまえ、俺の飼ってた怪獣殺したよな。」

竜が倒した怪獣は何匹もいて、どれだかわからなかった。

ただ、この少年は、自分のおもちゃを取り上げられたことに無邪気に腹を立てているように見えた。

ただ、竜には、この少年が宇宙を震え上がらせてきた悪魔軍団の児とは気がつかなかった。

つまり、自分のおもちゃをとられた悪魔の児の怒りは、決して無邪気なものではなかったのである。

少年は、丁寧にも自己紹介をした。

「俺は、ジャッカル、おまえ、そこ触られると苦しいんだろ。」

というと、彼のひきつれてきた女たちに、竜の手足を固定させて、竜のペニスを握り締めた。

竜の顔をみながら、竜が苦悩するのを楽しみながら、いじくった。

擦ったり、上下したり、そのうち、ただいじるのでは、つまらなくなってきたのか、

ジャッカルは、なんと瞬間射精装置を女たちに運ばせた。

そして、竜のペニスに光線を集中させた。

竜は、射精するはずだった。しかし、竜のペニスは、この少年によって鷲掴みにされていた。

「てめぇ!餓鬼!やめろっ・・・っいてぇーーーー!!」

竜の顔を見て、いよいよ面白くなってきた少年は、10回連続で装置を作動させた。

「くくくぅっっっっーーーー!イテーーーッ」

竜のペニスは、紫色に変色し、少年の握る手からは少しずつ精子がもれ始めている。

これ以上やると、自分の姉に怒られるとおもったのか、少年は、手を放し、竜に微笑みかけて出て行った。

これが、竜とジャッカルの最初の出会いであった。

何か竜はうずくまって陰部をかくしていたが、その周りには、白い竜の液が飛び散っていた。

少年の連れてきた女たちは、彼が出て行ったのを見て、嬉しそうに竜を見た。

宇宙規模での痴漢マニアとして、逮捕されたことのある、この女たちは、目の前にある竜という獲物に

気がつかないわけが無かった。

竜は十人の痴女によって、弄ばれることとなるのであった。

竜の怒りと発情と屈辱の喘ぎは、その夜、消えることはなかった。

 

遂に、その朝は来た。竜は、幾度となくいかされた。

ペニスには、血管が美しく走行し、そそり立つ竜の筋杭とでもいえるペニスは

唯一竜の抵抗を示しているかのようであった。

この竜が散々な目にあわされた、この部屋の中には、気絶しても、なお勃起する竜をみつめるミサの姿があった。

ミサのミニスカートからは、その太ももを一本の水のようなものが落ちていた。

一体?。それは、ミサが、竜を見ながら、性器のまわりの性腺から分泌液を垂らしていたのだった。

美しい竜の顔、唇、乳首、へそ、うち股、尻、ペニス・・・。かつて、竜のオナニーを隠し撮りしながら、

ミサはオナニーした。

竜のオナニーは、ペニスにティッシュを巻きつけるようにして、擦る。

確かに、その方がスッ、スッと、よく滑る。

最後は、飛び散らないように、しっかりと精液はまきつけたテイッシュの中に射精する。

そのときの竜の顔・・・。恍惚とした目、立つ乳首、ひきしまる尻・・・。

竜が男として生まれ、ヒーローに選ばれ、そして、ミサという敵でありながら女、

むしろ雌といったほうがよいだろう者に、犯される。こんな、ストーリーは今まで、ないだろう。

・・・

あゥーーーーーー!

竜の肛門からは、地球人には無い、触手がミサの陰部から伸び入った。

これは、男性の精力を増大する働きをもつ物質をその先から、激しくバイブしながら、射出するのだ。

それをミサは猛烈な早さで出し入れし、竜は、意識をとばしながら、また歯をくいしばりながら、

後ろの刺激だけで、二・三度も射精させられた。

今までない刺激に竜の唇からは、よだれさえもしたたりはじめた。

ンハゥッ!ャ・ヤーダーッ

ヤメテクレー・・・ウッッッ

オァッーーグワァーーー

ド、ピュッーーーッ

射精する竜を横目に、ミサの手は竜のペニスをしごきはじめた。

竜は、肛門からミサの触手が挿入された状態で、悶絶しながらのたうちまわっていた。

完全勃起の状態で、ミサに、その雄姿をさらしていた。

ミサの触手より注入された特殊な液体の効果により、竜は勃起を抑えることができなかった。

しかし、今まで以上に恥辱を感じ、性的な刺激を感じていた。すべてミサの体液の力であった。

「ハゥンッ・」

竜は、勃起するだけで射精しようとしていた。

しかし、その隙も与えずミサは竜を仰向けにさせて、上に座り込み竜のものを見ずからのマンコに挿入した。

竜は、拒絶しようとしたが、できない。

ミサは、上下し始めた。どんなに拒んでも、勃起した竜のペニスは、爆発寸前だった。

「・・・てめぇなんかと、やりたくねぇ・・・。」

竜の一言に、ミサは

「いい竿じゃない・・・。」

そして、付け加えた。

「もしかして、これって竜くんの筆おろしかしら?」

竜は、このミサとのセックスが初体験だった。

さすがに、はじめては、すきな女の子とやりたかっただろう。

それをこんな形で・・・。

竜は、思いっきりペニスをミサのマンコで、しごかれた。

そして、その瞬間は、やってきた。

「ッ・・・アッ・・ウンッ・・・ンンッ・・ハァッ・・・イッ・・インンンン・・・ッ・・・

 イックゥーーーッ!

 はゥゥゥーーーッ」

ミサは、竜の耳につぶやいた。

「いいスジしてるよ。初体験ご馳走様。」

初体験を奪われた竜は、ペニスの下についている、男らしさを司る、二つの精巣をなじませるように、

揉み込まれた。

射精の後も断続的に精子は、亀頭の先から、あふれ続けた。

そのたびに、竜は、

「ウッ・・・ッ・・ンッッッッッ・・・」

と、あえぎ声を上げていた。

最後に、竜は、ミサにしっかりとペニスの精子を舐めとられた。

竜の尿道からは、特別に勃起し続ける眉薬が注ぎ込まれた。

「ヌアアッーーーー!」

強烈な痛みが、竜を襲った。そんな竜をミサは、段々と縛り上げていく特殊なロープで、

まるでSMでもするかのように縛り上げた。

時間とともに、尻の溝に食い込んでいく、さらに、精巣は、真ん中で二つに分けられ、

いままでのような快楽から、激痛の世界へと竜を誘った。

そんな竜を見たミサは、竜を膝の上に乗せて、・いたずら・するかのように、竜を身体をいたぶった。

亀頭をひっかくと、竜は、悲鳴を上げた。尻は、つねられ、肛門には、指を入れられた。

竜は、そんな、いたずらでその後、何度も達かされ続けた。

竜は、激痛と強制で、その夜、二十九回いかされていた。そして、三十回目の射精で、竜の意識は、完全にとんだ。

意識の完全にとんだ竜をミサが見つめている。ミサの視線は、竜の体を舐めるようにしていた。

少し粗めの寝息のような呼吸をする竜を見て、ミサはつぶやいた。

「もう、飽きた。」

部下が何を言ったのか、ミサに尋ねた。

「なんとおっしゃいましたか。」

「もういい、この男、殺せ。」

 

たった今まで、さんざん遊んでいた竜を残酷にもミサは、殺せといったのだった。

たしかに、体中にあざがあり、精子まみれの竜は、もうすでに少年のような輝きを持ってはいなかった。

部下は、このミサに恐怖感をもちながら竜の殺し方を尋ねた。

ミサは、適当に、ただし、死体は地球防衛隊に届けるように、とだけ言い残し、去っていってしまった。

部下は、このミサの命令に忠実に従った。

早速、電気椅子の仕度を数人で開始した。

きたならしい椅子、地球のヒーローが座るべきものではなかった。

意識のない竜は、だらりとして全裸のまま座らされた。

いままで、さんざん苦しめられてきたミサの部下たちは、この竜の死刑を自分たちなりに演出しようと考えていた。

竜をこのまま意識の無い状態で殺すのはつまらない、仲間たちの味わってきた死の恐怖を味あわせてやろう、

としていた。

竜は、気付け薬を飲まされ、意識を取り戻された。

竜は、また拷問の始まりか、と朦朧とした中で思った。

しかし、今回は、ミサがいない。

と、竜のまわりの雑魚戦闘兵がよってきて、竜に言った。

「お前には、死んでもらうぞリューナイトよ。ただし、簡単には殺さない。

 わしらで黒船ゲームをする。船長の人形が飛んだら、スイッチが作動するようになっている。

 さあ、デス・ゲームの開始だ。」

竜は、いつもと違う自分の状況にはっきりと気が付いた。

俺は、死ぬ・・・。そんな恐怖が竜を襲った。

今までは、快感の地獄で、死ということまで気が回らなかった。

しかし、結末は決まっていたことも竜は、何気なく感じてはいた。竜は、もう何もしゃべらなかった。

「じゃあ、俺からいくぞー。」

一人目の戦闘兵が、剣を差し込んだ。

竜がぎゅっと、目をつぶった。すぐに、そんな竜の顔に、近づき戦闘兵はからかった。

「よかったなー。リューナイト。でも、怖いだろー。」

そう言いながら、竜のペニスを揉みしごいた。

こんな状態では、竜は勃起などするはずがない。

しかし、戦闘兵たちは、ミサの使っていた媚薬を竜の尿道に注いだ。

すると、竜は、むずかゆさのような感覚に襲われ、やがてしごきに負けて、勃起してしまった。

「お前、死ぬのに勃起してるぞ、ぎゃははははっ。」

竜は、ただペニスのむずがゆさを抑えようとしていた。

「つぎは、おれじゃー。」

また、雑魚が言った。

・・・剣をさすごとに、竜のペニスは緊張して天に向けてピクッとしていた。何度か、そんなことが繰り返されていた。

・・・それは、13本目の剣が差し込まれたときだった。

船長の人形が、宙に舞った。

ガガガガガガガガガガガガガガガガガーーーーーーーー!!!!!!!!!!!