スパイダーマン捕獲計画(2)

 

「うぅぅぅっ」

 手足だけでなく、陰部までガッチリ緊縛されたスパイダーマン。必死にもがき、

そのモンスター教授の「しかけ」から脱出しようとするが、その意志に反して四肢の

筋肉はまったく動かない。

「もがいても無駄だ。私の筋弛緩剤からは逃れられん。すでにお前の体表全ての筋肉

にたっぷり浸透おるわ。」

「俺をどうするつもりだ、モンスター教授」

 スパイダーマンはモンスター教授の声をさえぎるように叫んだ。薄い赤と青のライクラは

スパイダーマンの皮膚にしわ一つなくピッタリ吸い付いたままだった。ただマスクの口の

部分だけがしゃべるたびに上下し、そこに唇の存在を示した。

「フフフフ、聞かせてやろう、スパイダーマン。何のためにお前をそこまで緊縛したか。」

 モンスター教授の声が再び、空中磔にされたスパイダーマンの全身を包む。

「これより世に送るマシンベムは特別に強化されたものになる。あるものとベムの細胞を

融合させ、いままでのものとは比べものにならないものに。それが何かわかるな、スパイダ

ーマン。」

 まさか、スパイダーマンは自ら陰部に装着されたものの意味を知らされた。

「そうだ、スパイダーマン。お前のピュアな細胞、ザーメンをたっぷりと採集させてもらう。」

「そうは行かないぞ、こんな装置に負けるほど俺はヤワじゃない。」

 スパイダーマンは叫んだ。

「始めに天国と地獄といったはずだ。無駄に抵抗すれば地獄を味わうことになる。」

「ぐぐぐぐっ うううっあ くくくく」

 モンスター教授の声が終わらない内、スパイダーマンの体に電撃が走る。

「この程度で地獄とは笑わせるなっ。」

スパイダーマンの強靱な肉体は簡単に電撃を耐えきった。

「さすがだな、スパイダーマン。だが今のは頭のリングから足へ通電させたものだ。

多くの電流は体表に逃げ、思ったほど苦痛は与えない。だがこれならどうかな。」

「ぐがぁぁぁぁぁぁっ くぁぁっっ おおおおっ ぐぁ」

 スパイダーマンの体の奥から絞り出すようなうめきが、部屋に響き渡った。

唇の震えがマスクの赤いライクラに伝わり、ビリビリと揺れた。

「どうだ、スパイダーマン。お前のアヌス深く挿入した装置からの電撃は。アヌスと

乳首を通電させたのさ。次はどうかな。」

「うぐっ、うぐっ、ぐぐぐっ あぁぁぁぁぁぁぁぁ、うぁうぁうぁ、あぁぁ」

「今度はペニスとアヌスの通電だ。さすがのスパイダーマンも体内の電撃には耐えられない

ようだな。」

「ううううううっ」

スパイダーマンは2度の体内電撃にうめくことしかできない。

「だが安心しろスパイダーマン。素直にザーメンを採集させれば今度は天国を味わえる。」

「くそっこれくらいの・・・ぐぎゃーっぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ うぅぅぅぅくくく」

スパイダーマンの言葉が終わらない内、3度目の電流が前立腺から乳首へ抜けていった。

「もうわかっただろう。では少し天国も味あわせてやらんとな。」

モンスター教授の口調が変わった。スパイダーマンのピンクのひだの中に挿入された

黒い固まりが、ゆっくりピストン運動を始めた。大臀筋の谷間がぶるぶると揺れた。

「今度は何をするんだ・・・やめろっやめ・・・」

スパイダーマンは電撃とは違った刺激に言葉を詰まらせた。

「こんどはアヌスの装置からお前の体にタップリと催淫剤を吸収させているのさ。

苦痛の次は快感、前も大きくなって来るぞ。」

モンスター教授は言葉でもスパイダーマンを弄ぶようにいう。

「うーん、ううううああああ」

さざ波のような快感にスパイダーマンのペニスは我慢しきれず膨張していった。青いライクラ

ごとペニスを包んだ黒い筒も、波打つように同じく成長していく。

「そうだ。快感に身をまかせることだスパイダーマン。そして射精すればするほど、

お前の生体エネルギーは全て造精活動に振り向けられる。すると快感はさらに増してゆく。

そして最期は増幅された快感にお前の脳細胞が破壊されるか、生体エネルギーが全て使い

尽くされるかどちらかで死ぬことになる。ハハハハハ」

「やめろ、やめてくれ・・・」

スパイダーマンは電撃では発しなかった懇願を口にした。息が少しずつ荒くなっていった。

「くそっ むむ」

つぶやくような声と共に大きくなったスパイダーマンのペニスが少し萎えかけた。

「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ げぐげぐっ」

すると即座に3度目の電撃がスパイダーマンの体内を走り抜けた。

「逆らうなといったはずたスパイダーマン。せっかくの快感が台無しだろう。

それとももっと快感がほしいのかな。」

モンスター教授がいうとスパイダーマンの乳首と亀頭に不規則なパルス波がかかり始める。

ペニスと黒い筒は瞬く間に元の大きさに戻り、ドクドク波打ち始めた。乳首も吸い付いた

吸盤をはじき飛ばすほどに立っている。

「あぁぁぁぁぁぁぁっ はぁはぁはぁはぁ あぁぁぁぁぁ」

モンスター教授の言うとおり、スパイダーマンの快感は徐々に増幅されていった。

「やめて・・・やめて・・・うぁ いくっ」

スパイダーマンの2度目の懇願はほとばしるザーメンにかき消えた。

「ハハハハ、そうだ、いいぞスパイダーマン、ハハハハ」

モンスター教授の笑い声が、スパイダーマンの空中磔になった体に響いた。