歯医者

 

○ 街・道路

  エンジン音を轟かせ、1台のバイクが通りを走る。

  運転しているヒーロー(演:坂口憲二)のメット越しの顔。日本の平和を守る為、

  パトロールをするその目は鋭くカッコイイ。

  そんなヒーローには数々の苦難が待ち構えている。それはヒーロー・ケンジの中

  からにも起こっている・・・・・。

  バイクが道路脇に停車する。メットを取ると精悍なケンジの顔が現れる。

  日焼けした顔、鋭い目、スッとキレイに伸びた鼻。意思強く結んだ口。その口の中

  から小さい悪魔が顔を覗かし始める。ズキン!!

ケンジ「イッ痛エ〜〜(頬を擦る、そして変身ブレスに)こちらケンジ。○○地区、

  特に異常なし、パトロールを続けます」

長官の声「了解。引き続き注意を」

  また口の中から針で突付いたような激痛が走る。

ケンジ「イテエエエ・・・」

長官の声「ケンジ、どうした?」

ケンジ「ちょっと・・歯が痛くて・・・」

長官の声「歯?・・・ハハハ、お前甘い物の食べ過ぎじゃないの?」

ケンジ「冗談やめてくださいよ」

長官の声「スマンスマン。酷くなる前に治療に行った方がいいぞ」

ケンジ「わかりました、歯医者で診てもらいます。それからパトロールを続けます」

  通信が終わった途端、ズキン!ズキン!と激痛が走る。

  ジワジワと脂汗が浮かぶ。バイクにもたれかかるケンジ。

ケンジ「ウウウウウッ!!どうしたんだ?ちゃんと歯を磨いているのに・・・」

  ふと、前に目を行くとそこには“J歯科”の看板のかかった雑居ビル。

  だがビルの壁はひび割れそこから雑草が生え、窓枠や手すりが錆付き。窓ガラスも

  薄汚れ、不気味の雰囲気が漂っている。

ケンジ「何か気味が悪いなぁ・・・他を探そう・・・」

  だがケンジの声に反応するみたいにより激しい歯痛が襲う。ズキズキズキイイイ!!

ケンジ「グアアアアア!!!!!」

  身体中そして脳の中を突き刺すような歯痛!

  ズキズキズキイイイ!!!ズキンズキンズキン!!!ズキイイイイイイ!!!!

ケンジ「アアアアアア!!!イテエエエエエエエ!!!!!ウウウウウウウウ・・・・

  我慢できない・・仕方ない、ここにしよう」

  ヨロヨロと“J歯科”に入るケンジ。

 

○ J歯科・診療室

  時代掛かった治療椅子や棚。薄暗く、キレイに掃除してあるのに妙に薄汚れた雰囲気。

歯科医師の声「次の方、どうぞ」

  ケンジが入ってくる。

  白衣を着た歯科医師が来る。薄暗い部屋に映える白衣の白。口には大きなマスク。

歯科医師「はい、座ってください。どうしました?」

ケンジ「奥歯が痛くて・・・」

歯科医師「奥歯がね。どれどれ診てみましょう。はい、ア〜〜ンして」

  ア〜〜ン、口を開けるケンジ。

歯科医師「ほぉ〜〜前歯はキレイですね。白くてキレイな歯だ。奥歯の方は・・・

  はぁ〜〜」

  声のトーンが低くなり、顔を曇らす医師。

ケンジ「どうですか?」

歯科医師「う〜〜ん、これは酷い!虫歯が神経にまで届いている・・・どうして、

  こんなになるまで放っておいたんだね」

ケンジ「ちゃんと磨いているつもりだったけど・・・」

歯科医師「つもりじゃダメなんだよね。ちゃんと磨かないと・・・ほら、こんなに

  腫れているじゃないか」

  そう言うとケンジの頬をつつく医師。

ケンジ「グアアアア!!!」

歯科医師「ほらほら」

  尚もケンジの頬をつつく。ツンツン。激痛が走る。

ケンジ「ギャアアア!!!先生、わかりましたから早く治療してください!!」

歯科医師「いや、診察は終わってないよ。ほら、口開けて!!」

  穏やかな口調が激しくなり、そしてケンジの頬を押さえて口をこじ開ける。

  先の尖った治療器具がキラリと光る。そしてケンジの口に侵入し、虫歯に

  突き刺す。グリグリグリイイイ!!!

ケンジ「グウアアアアアアアア!!!!!」

  口の中から脳へ針を突き刺すような激痛に苦しむケンジ。額から脂汗が滲み、

  身体をブルブルと震わす。

歯科医師「おやおや、こっちの奥歯も酷いな・・・」

  器具を突き刺す!グリグリグリイイイ!!!

ケンジ「ヌワアアアアアアアア!!!!!!もういいじゃないか!早く治せよ!!」

歯科医師「おやぁ、この私にそんな口を叩くなんていいのか!?君は患者、僕は医師。

  つまり君はまな板の鯉。僕の手の内にいるんだからね。ほらほら」

  尚も器具を突き刺す。グリュグリュグリュ!!!

ケンジ「ウワアアアアア!!!やめろおおおおお!!!!!」

  余りの激痛に失神しそうになる。

ケンジ「放せ!!もういい!! 他へ行く!!」

  医師を突き飛ばし外へ出ようとする。だがドアを開けようにも鍵がかかって

  出られない。閉じ込められたのだ。

ケンジ「お前は何者なんだ!!ここから出すんだ!!」

  キッと医師を睨むケンジ。

歯科医師「ハハハハハ!!カッコイイねえ!!だが、君の置かれている立場を理解して

  いないようだねえ!!サカグチケンジ!!」

  パチン!と指を弾くと、何処からともなく戦闘員が現れ、医師の前を塞ぐ。

  白衣をパッと取り現れたその姿は・・・。

ケンジ「お前はヨシキ!!さてはお前の仕業か!!??」

  グッとファイティングポーズを取る。

ヨシキ「おいおい、虫歯までは僕の関与じゃないよ。それは君のせいだ。

  だが私はその隙を見逃さないよ!」

ケンジ「クゥ・・・」

ヨシキ「だから僕が治療してあげるんだよ。僕なりにね、エヘヘヘヘ(艶然と笑う)。

  ご慈悲だと思いなさい!!」

ケンジ「だれがお前なんかに!!早くここから出せ!!」

ヨシキ「ハハハ!全く君の立場を解っていないようだね・・・かかれ!!」

  パチンと指を鳴らし、戦闘員がケンジに襲いかかる。

ケンジ「来い!!!」

  華麗なアクション!格闘技で鍛えたケンジの筋肉が躍動する。

  キック!!回し蹴り!!黒のレザーパンツに包まれたプリケツ、太股が躍動する。

  豊かなもっこりもプルプルと揺れる。黒光りするもっこり。

  次々と戦闘員を倒すケンジ。だがゾクゾクと現れる戦闘員。

ケンジ「ええ〜い!こうなったら!!」

  ポーズをとり・・・・・。

ケンジ「変身!!!!!」

  その刹那!!

  キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!

  耳を劈くような超音波が辺りを支配する。

ケンジ「グワアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

  脳をグサグサに突き刺すような痛みにもんどりうつケンジ。それに超音波が虫歯に

  共鳴して身も引き裂かれそうな痛みがケンジを襲う!!

キーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!

ケンジ「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」

  変身も解除され、頬と耳を押さえながら床を転げまわるケンジ。

  手に発信機を持ったヨシキが現れる。

ヨシキ「ハハハ!!この発信機から超音波を出しているんだ。どうだい、超音波の

  味は!!ケンジ!君の苦しむ顔は最高だ!!もっと苦しんで僕を喜ばしてくれ」

  そういうと倒れているケンジの胸を踏みつける!!ムギュウ!!

ケンジ「グハアッ!!アアアアウウウウウ!!!!」

  尚もグリグリとケンジを踏み付ける。そして豊かに膨らんだもっこりをムギュ!

  と踏み付ける!! ムギュムギュウウウウウ!!!!

ケンジ「ギャオオオオオ!!!!!ヤメロオオオオオ!!!!!!」」

ヨシキ「ああ何と心地よい踏み応え!!この感触が堪らない!!最高!!!」

  グミを踏み付けるような股間の感触に酔うヨシキ。苦しむケンジの意思とは

  うらはらに股間が硬くなり始める。

ヨシキ「おや〜、感触が変わってきたぞ。グニョグニョがプリップリッって感じ。

  たまんねぇ〜〜!!このスケベヒーローが!!」

  発信機をケンジにつき付ける。より超音波がケンジを責める!!

ケンジ「ギャアアアアアアア!!!!!!!!」

  涎をダラダラながし、白目を剥いた途端、失神するケンジ。

ヨシキ「おやおや、失神しやがった・・・まったく困った患者さんだ。さてと、

  治療を進めないとね。ハハハハハ」

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

  ウウッと目を覚ますケンジ。ハッと自分を見て驚く。

  治療椅子に座らされているが手・足・腰・首を拘束で縛られいる。

  身体を捩るケンジ。だが、拘束が食い込んでそこから血が滲む。

ケンジ「チクショー!!このやろう!!離せぇ!!!」

  そこへ白衣姿のヨシキがやってくる。

ヨシキ「お目覚めかな、ケンジ君。これから治療を始めるよ」

ケンジ「うるせえ!!この拘束を外しやがれ!!」

  フン!と口を歪めて笑うヨシキ。

ヨシキ「まだ解ってないようだねえ。自分の立場を・・・。君はもう僕の手の内に

  いるんだよ」

  ヨシキ、拳をケンジの両頬に擦り付けグリグリと捻る。激痛が走る。

ケンジ「グアアアアアア!!!!!」

ヨシキ「まったく・・・。折角私が君の虫歯を治してあげようとしているのに。

  ヒーローの君が虫歯に苦しむのは私にとっては堪らなく辛いからね。ヒーローは

  いつも健康でなければ倒しがいがないからな。でも治すからには君を苦痛快楽地獄

  に突き落としながら治してやるよ。ご慈悲だと思いなさい。さあ、ありがとう

  ございますと言いなさい!!」

ケンジ「ふざけんな!!だれがお前なんかに!!」

  グリグリグリイイ!!!拳を捻る。

ケンジ「アアアアアア!!!やめろおおお!!!」

  余りの激痛に涙を流す。

ヨシキ「あまりナメタ口聞くと、この激痛から逃れなくするよ」

ケンジ「そんな!・・・・(グリグリ)グワアア!!・・・・・やめてください!!

  ・・・・・ありがとうございます・・・ヨシキさん・・・・」

ヨシキ「あと、この哀れなドスケベヒーローにご慈悲をお願いしますと言いなさい!!」

ケンジ「てめ・・(グリグリ)アウウウウ!!!・・・この・・ド・スケベ・・ヒーロー

  に・・・ご慈悲を・・・」

ヨシキ「聞こえないね!もっと大声で!!」

  グリグリグリイイ!!!拳を捻るだけでなく頬を殴る!!

ケンジ「アアアアアア!!!この哀れなドスケベヒーローにご慈悲を!!!」

ヨシキ「アハハハハハ!!素直に言えばいいんだよ!」

  涙を流すケンジ。痛みに伴う涙のほかに屈辱の涙。

ヨシキ「泣くなよ、ケンジ」

  頬にキスをし、涙を舐めるヨシキ。キスの愛撫が頬から首筋に流れる。

  おもわずアアッ!!と声をあげるケンジ。

  だが、キスする唇がケンジの頬を噛む!ガブリ!!

ケンジ「ノアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

ヨシキ「アハハハハハハハハ!!!!!じゃあ治療を始めるとするか・・・パチン!」

  白衣姿の戦闘員が現れる。

ヨシキ「口を開けさせろ!!」

  戦闘員、ケンジの口をこじ開けさせる。そしてヘラのような治療具で口を押さえる。

ケンジ「グア・ア・ア・ア・ア・」

  ヨシキの手にはドリル。

  キュイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!

  耳を劈くようなドリル音が治療室に響く。

  ドリル音に恐怖を覚えるケンジ。

キュイイイイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!

ヨシキ「覚悟しな」

  ドリルがケンジの口に侵入。虫歯を削る!!!

  キュイ〜ン!ガリッ!バリッ!ガリガリガリ!!キュインキュイン!!バリバリ!!

ケンジ「アガガ・・ウガアア・・アアアア!!!グガイ(痛い)ウガアイ(痛い)!」

ガリッ!バリッ!キュイ〜ン!ガリガリガリ!!バリバリ!キュインキュイン!!

ケンジ「ウガガガガガアアアア!!!!」

  激痛に涙を流すケンジ。

ヨシキ「ぎゃあぎゃあウルサイよ!!ドリルの方に気が行くから痛く感じるんだ!

  だからこっちの方に気を向けろ!!」

  そういうと黒レザーパンツに包まれた肉棒を擦る。するとムクムクと勃起し始める

  肉棒。レザーパンツから弾き出そうなくらいにギンギンになる。

ヨシキ「デカイ物持ってるじゃないか・・・」

  ヨシキ、ドリルを戦闘員に持たせる。そしてケンジの肉棒を揉み扱く。そして

  メスを持つとレザーパンツを一気に引き裂く!!ビリビリビリ!!!

  黒ビキニの下着。そこから淫汁がジワジワと滲む。雄の匂いが診察室を充満する。

  そして今度は白のTシャツを引き裂く。割れた腹筋、大胸筋が露になる。

ヨシキ「ああ最高の身体だ!!苛めがいがある・・・。乳首も立って、イイ感じ」

  乳首に吸付くヨシキ。舌で乳首をコロコロと弄んだり、歯を立てて噛んだりする。

ケンジ「ハアアアアアン!!ウウンン!アアアア!!オオオオオ!!!!」

  苦痛に歪む口から吐息が洩れる。若干、痛みが和らいだ気分になる。

  手はケンジの肉棒を扱く。たまらず黒ビキニを引き剥がす。先っぽから淫汁を

  振りまきながら飛び出す肉棒。赤黒くそそり立つ肉棒。

  陰毛もたわわに茂ってセクシーさを惹きたてる。

  ヨシキ、巧みに肉棒を扱く。指が敏感な先っぽをナゾル。淫汁が潤滑油になって

  よりよい快楽を呼ぶ。

ヨシキ「戦闘員!治療を続けろ!!」

キュイ〜ン!ガリッ!バリッ!ガリガリガリ!!キュインキュイン!!バリバリ!

  ケンジの肉棒をフェラチオするヨシキ。音をたて肉棒を味わう。

  グチュグチュ、チュパチュパ!!ジュポジュポ!!

  ドリルの音とフェラチオの音の奇妙なハーモニー。

ケンジ「グアアア!!アアアアアン!!イタアア!!アアアアアアン!!!!」

  激痛と快感が複雑に入り混じった得も言えぬ快楽に悶えるケンジ。

ヨシキ「ああ最高だケンジ!その顔!その身体!!そして肉棒!!たまらない!!

  憎らしいほどだ!!!」

フェラチオしながら両手がケンジの乳首を摘む!ムギュ!!

ケンジ「グアアアアアアアアアン!!!!」

  激痛、淫痛、快感のアラベスク。失神寸前のケンジ。

ガリッ!バリッ!キュイ〜ン!ガリガリガリ!

  チュパチュパ!!ジュポジュポ!!

ムギュウウウウウウウウウ!!!!

ケンジ「ガアアアアオオオオオオン!!!!アアアアアアアアアア!!!!!!」

  野獣の断末魔のような声をあげ、発射寸前!そして・・・。

  ドピュドピュドピュ!!!白濁のヒーロー汁を撒き散らす!

  昇天後、失神するケンジ。ケンジの日に焼けた身体に白濁の花が咲き誇る。

  それと同時に虫歯の治療も終わる。

  ほぉ〜っと息をつくヨシキ。

戦闘員「後はどうします?」

ヨシキ「服を着させて外へ放りだしとけ。・・・ふう・・・良かったぜケンジ。最高に

  興奮させてもらった。歯磨きはちゃんとしろよ」

  チュッ!ケンジの頬にキスをする。

 

  “みなさん、歯はちゃんと磨きましょうね!”