頭高山
頭高山は、八重桜で有名な秦野市千村地区にある3303.3mの山です。あまり高くはありませんが、麓にはチューリップのお寺泉蔵寺や古杉に囲まれた白山神社があり、春には八重桜は咲き誇ります。山頂周辺は整備され、丹沢の山々の展望が楽しめます。
タイトル
2022.11.17(木)
渋沢駅9:45……10:24泉蔵寺……10:33白山神社……11:00渋沢丘陵分岐……11:35頭高山(昼食)12:20……13:12雁音神社……13:55八国見山……15:10震生湖15:35……16:23秦野駅
 頭高山から3時間近くかけて震生湖に着きました。震生湖は静かなたたずまいです。
 途中で八国見山へ寄りました。山頂へは登りませんでしたが、一番奥の見晴台まで行くと遠く江ノ島や湘南平、吾妻山などの向こうに相模湾の展望も開けていました。
 渋沢丘陵では立派なパンパスグラスを見かけました。
 雁音神社です。「昔、千村が大山詣でなどの参拝で賑わっていた頃、京から「かりがね」という美しい姫が旅の途中「ちむらわかされ」という三差路(さんさろ)で、急に胸を抱えて倒れてしまいました。村人の手厚い看護にもかかわらず、姫は帰らぬ人となりました。村人たちは、そこに姫を葬り、1本の松を植えました。松はやがて大きく美しく育ち、いつの頃からか「かりがねの松」と呼ぶようになりました。」という伝説があるそうです。説明板の文字は日に焼けて読めませんでした。
 しばらく進むと、再び丹沢のパノラマを楽しむことができました。
 渋沢丘陵への分岐です。しばらく進むと箱根の展望が開けます。金時山、明星が岳、二子山などが望めます。
 登山口から休み休み、気色を楽しみながら、45分ほどで頭高山(ずっこうやま)山頂(303.3m)に着きました。山頂には頭高山の説明板がありますが、山頂標識はありません。ほかには秋葉社の石祠と四阿、ベンチがあります。ここで昼食です。
 分岐から30分ほどで登山口に着きました。「頭高山1.3km」の標識がありました。ここからは山道です。しばらくすると開けた気持ちの良い道を進みます。
 次は白山神社、千村の鎮守です。秦野市天然記念物の杉があります。市内の杉の幹回りの大きい順に1位から4位の者があるそうです。確かに境内は大きな杉で囲まれています。
 渋沢駅から25分ほどで「頭高山入口1.0km」の標識があり、ここを右折します。しばらくすると、秦野市のホタルの生息地の看板がありました。コンクリートで囲まれた小さな流れですが、水は澄んでいました。
 頭高山の最初の標識です。ここは「二つ塚(ふたんづか)」と呼ばれる場所で、江戸時代からの道標などがあります。脇の説明板には、東海道の脇往還であった矢倉沢往還と千村地区について記されています。
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 ノジギク                オヤマボクチ              ヤクシソウ
 陽当たりの良い道端には、秋の花が咲いています。
 渋沢駅からバス道路を歩きます。歩道がないので車が怖い。
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 反対側は、紅葉が色付いていました。美しい紅葉です。
 秦野駅までは50分ほどでした。
 ノハラアザミ              シロヨメナ               コウヤボウキ
 途中で丹沢の展望が開けました。ここには山座同定案内板があって便利です。少し先には四阿とトイレもあります。一休みです。
 さらに進むと、泉蔵寺に着きました。「東国花の寺百ヶ寺」に選ばれ、春にはチューリップが咲き乱れ、4月には「ちゅーりっぷまつり」が行われるそうです。秦野市文化財の石造十王像を探して階段を登ってみましたが見つかりません。なぜかドラえもんの石像がありました。