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 下左は、白瀧稲荷です。白瀧稲荷大明神が菅公の守護神と伝えられているそうです。下右は、御自作天満宮です。菅公が自ら彫刻した天神像が安置されているそうです。
 山頂から40分ほどで下山しました。ここは建立が飛鳥時代と言われる九州最古の寺院で、椿花山武蔵寺(ちんかざんぶぞうじ)といいます。別名「藤寺」と言われ、境内の「長者の藤」は樹齢1300年といわれます。
 途中、道を外れてしゃくなげ谷に寄りました。花盛りでした。
 宿から10分ほどで天拝山歴史自然公園に着きました。九州最古のお寺「武蔵寺」に隣接し、天拝山の登山口になっています。園内には池上池やしょうぶ園、万葉植物園、あじさい園、つつじ園など一年中季節の花々を楽しめる市民の憩いの場になっているそうです。
天拝山

天拝山は、福岡県筑紫野市にある257.4mのやまです。山名は、大宰府に左遷された菅原道真が、自らの無実を訴えるために幾度も登って天を拝したという伝承に寄ります。天拝山歴史自然公園からの登山道はよく整備されていて、山頂からは大宰府を一望できます。

タイトル
2023.4.9(日)
二日市温泉宿8:55……9:05天拝山歴史自然公園……9:55天拝山9:55……10:20しゃくなげ谷……10:30武蔵寺……天拝山歴史自然公園……11:09JR二日市駅
 天神さまの径の道標には、新古今集の和歌が刻まれています。
 途中にあった行者の瀧です。不動明王の石像が祀られていました。ここで行をしていたのでしょうか。
 帰りは天神さまの径を下ります。
 5分ほど下ると、基山に向かう道を分けます。
 登山口から35分ほどで天拝山山頂(258m)に着きました。山頂には天拝山社があり、菅公が祀られています。
 山頂にある展望台に上ると、眼下に大宰府と筑紫野が一望できます。空気が澄んでいれば博多湾も見えるそうです。
 
 階段は436段あるそうです。「―100段目―さあ今から大変」です。
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 登山道は「開運の道」と「天神さまの径」の二つがあります。開運の道は、天拝山の中腹にある荒穂神社の参道になっています。
 五合目に荒穂神社の社殿がありました。『筑前続風土記』には基山の荒穂神社を招いたとあるそうです。
 とても良く整備された道です。道標には菅原道真の和歌が刻まれています。登山口から25分ほどで広い道は終わり、飯盛古城跡との分岐になります。ここからは階段が続きます。
 JR二日市駅に向かう道すがら、見事な藤が咲いていました。思わず撮ってしまいました。短時間ですが、楽しいハイキングでした。