水田地帯の農道や多摩川の堤防などをのんびりと進みます。滝山公園の標識が現れ、滝山城址のこんもりとした丘陵が間近になってきました。
ギンリョウソウの見事な群生です。
このあたりは都内最大規模の水田地帯です。遠く大岳山など、多摩の山々が望まれます。
東秋留駅から多摩川に向かいます。途中、八雲神社の豊かで清らかな湧水や17代も続く地元の豪農森田家の住宅(国の文化財にもなっています)を見ながら進みます。
滝山丘陵(加住丘陵)
滝山丘陵は、多摩川の南につらなる標高160mほどの丘陵です。一帯は都立滝山公園となっていて、戦国時代の山城、滝山城の本丸や二の丸、空堀や土塁が残されています。東京都のかたらいの路としてハイキングコースが整備されています。
東秋川橋から50分ほどで都立滝山公園の入り口に着きました。ここから急な石畳の道を登って滝山城址に入ります。
2025.5.29(木) |
東秋留駅10:00……10:30東秋川橋……11:25滝山公園入口……12:04本丸跡……中の丸址(昼食)12:45……14:12滝山公園出口……14:26宇津木台バス停 |
滝山城址を散策し、古峰ヶ原園地を1時間半ほど歩いて滝山城址入口の看板のあるかたらいの路起点に着きました。舗装道路を15分ほど歩いて宇津木台バス停に着きました。バスで八王子に向かいます。
本丸址には霞神社と金比羅神社が祀られています。また、多摩川や狭山方面の展望が開けています。中の丸址にはトイレやベンチが整備されています。ここで昼食です。
深い空堀に架かる引橋です。左に本丸、右に中の丸があります。滝山城は国指定史跡になっていて本丸跡には立派な石碑があります。戦国時代、北条氏照の居城として築かれたものです。
30分ほどで秋川に架かる東秋川橋を渡ります。このすぐ先で多摩川に合流します。