高水三山
高水山(759m)、岩茸石山(793m)、惣岳山(756m)の三山を総称して高水三山といいます。奥多摩の入門コースとして親しまれており、低山のわりには充実した山歩きができます。
 山頂から急な道を15分ほど下ると、祠の先で巻道と合流します。このあたり、杉木立の快適な道です。
 分岐から10分ほどで岩茸石山(793m)山頂に着きます。ここで昼食です。冷凍したサンドイッチです。うまく解凍出来ました。 山頂からは、東に今登った高水山が、北に棒の折山や川苔山の展望が開けます。気持ちの良いところです。展望をゆっくりと楽しんで、惣岳山に向かいます。
 高水山を下ると、巻道を合わせます。コアジサイの咲く道を進むと、今度は岩茸石山の巻道を分けます。右に山頂を目指します。
 登り始めるとすぐに目の前に聳え行く手を遮るような大きな砂防ダムが現れます。高さは15mほどもあるそうです。
 軍畑駅から2.4km、高水山まで1.7kmの標識です。
 石の道標には四合目とありました。
タイトル
前ページに戻る
 岩茸石山を下ると、巻道を合わせます。
 しばらく進むと左側が伐採されて展望が開けます。今登った高水山と岩茸石山のゆったりとした山容が望めます。
 伐採されたところの端に、惣岳山の巻道を分けます。巻道からは沢井駅に下るコースもあります。
 常福院から5分ほどで高水山(759m)山頂に着きます。一段下の四阿からは展望がありますが、山頂では展望がありません。早々に岩茸石山へ向かいました。
 軍畑駅で下車。家紋入りの立派な看板です。線路沿いに進み踏切を渡って舗装道路を歩きます。平溝川沿いに交通量の多い道を進み、平溝橋の分岐で道標に従って左に進むと急に車がなくなる。高水山・岩茸石山の道標の先を狭い左の坂道を登ります。
 途中に「しめつりの御神木」と書かれた木札がありました。しめ縄を吊り下げたという意味だと思いますが、ここからが神域という目印だそうです。
 また、沢井駅への分岐がありました。舗装された道が長そうです。
 3番目の鉄塔は工事中で、巻道が作られていました。もうすぐ終点です。

高水山

奥武蔵の山々

フタリシズカ

ホームへ戻る
ページのトップへ戻る
2021.6.9(水)
軍畑駅9:05……9:26高源寺9:35……10:50常福院10:55……11:00高水山……11:32岩茸石山(昼食)12:15……12:54惣岳山13:05……14:20御嶽駅

岩茸石山

高水山

 階段の上に山門があります。向かって左は普通に仁王像ですが、右にはイノシシに乗る三面六臂の摩利支天像です。
 高水山常福院龍學寺(通称高水不動尊)、本尊は「浪切白不動明王」です。
 本堂の裏手にトイレがあり、高水山山頂へ向かう道と巻道があります。
 登りきると尾根に出ます。六合目です。
 尾根道を進むと上成木からの道を合わせます。
 5分ほどで常福院と高水山山頂に向かう分岐があります。常福院へ向かいます。
 沢沿いの道を登ります。しばらくするとジグザグの急な登りになります。
 青梅山林災害対策協議会・青梅消防署・青梅市消防団の「高水三山ハイキングコース」の標識です。御嶽駅側から順位番号が振られています。およその位置は分かります。
 右手に天徳山高源寺があります。曹洞宗の寺院で江戸時代初期にはあったという古いお寺です。戦時中に彫刻家の朝倉文夫が疎開していたそうです。
 15分ほどで舗装道路は終わります。右手に「高水山源流の釣り堀」があります。ここが高水山の二合目だそうです。山道になります。
 最後の鉄塔から15分ほどで慈恩寺境内の登山口に着きました。
 踏切からホームが見えます。青梅街道に下ればもう御嶽駅です。お疲れさまでした。
 分岐から10分ほどで惣岳山(756m)山頂に着きます。山頂には青渭神社の奥ノ院があります。大国主命を祀る古い神社ですが、明治の初めに山麓に拝殿を建てているそうです。木立に囲まれていて展望はありません。

棒の折山

川苔山