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 標識には、「倒木等のため払沢の滝へはいけません」と書いた張り紙があったのですが、バスの時間までだいぶあったので、とりあえず行ってみることにしました。
 虎ロープはありましたが、山靴では特に危ないところもなく払沢の滝まで行くことができました。この滝は四段で合計六十メートルも落差があるそうです。この段だけでも見ごたえがあります。滝壺には流木が溜まっていて、若い人が片づけていました。
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 天気予報はずっと悪く、雨を心配しながらの山行となりました。どんよりとした空ですが、歩くのには涼しくてちょうど良さそうです。
 人里(へんぼり)バス停で降り、横断歩道を渡ると登山口です。足回りを整えて出発しました。
 しばらくは里の中を急登する舗装道が続きます。
 舗装道路に出るとすぐに、大山祇神社があります。鳥居の前の道標には、「関東ふれあいの道 浅間嶺2.3q 上川乗バス停5.2q 時坂峠1.0q 払沢の滝入口バス停2.8q」とありました。
 鳥居の前には、峠の茶屋・高嶺荘もあります。
 景色が開け、遠く東京のビルも見えます。
 30分ほどすると沢に下る道になります。
 沢に下ってほどなく、古民家があります。「みちこ」という蕎麦屋です。手打ちそばで人気ですが、近々閉店するそうです。
 少し先で舗装道路に出会います。
 10分ほどで高地を下り、休憩所からの下の道に合流します。
 途中、カタクリ群生地の標識がありました。
 人里峠から35分で展望台に着きました。展望台には浅間嶺と書かれた立派な標識が建っています。また、ベンチやテーブルも整備されていました。ここで昼食です。
 植林の中の道を登ります。
 1時間15分ほどで人里峠に着きました。
 人里峠から10分ほど進むと視界が開けてきました。
浅間嶺

浅間嶺は、標高903m、古甲州道として古くから交易に利用されていた浅間尾根の東側に位置する山です。浅間嶺から北秋川橋までは、関東ふれあいの道にもなっています。展望台からは、富士山、大岳や御前山などの展望も開けています。帰りには、日本の滝百選に選ばれた払沢の滝に寄るのもいいでしょう。

タイトル
 四阿の上には大木が倒れていました。 道が概して良く整備されていましたが、四阿から先は、普通の靴では滑って危険かもしれません。
 15時10分にバス停に着いてしまい、ここで湯を沸かしてコーヒーブレイクにしてバスを待ちました。
 ゆっくりと昼食を摂って、下ります。このあたりには、タムラソウなど色々な花が咲いていました。
2018.10.13(土)
人里バス停9:50……11:05人里峠11:10……小岩浅間……11:45浅間嶺・展望台(昼食)12:35……13:40峠の茶屋13:45……14:25払沢の滝入口……14:45払沢の滝14:55……15:10払沢の滝入口バス停
ホソバノコンギク
タムラソウ
シラヤマギク
アキノキリンソウ
 時坂峠を通るつもりでしたが、おしゃべりをしながら舗装道路を進んでしまいました。この先のトイレから時坂古道を下りました。
 25分ほどで再び舗装道路に出ると、すぐに払沢の滝の入り口が見えてきました。
 分岐を尾根道に向かいました。最高峰の小岩浅間は気が付かずに通り過ぎてしまいました。山頂下の富士浅間神社です。浅間嶺の名前の由来になったそうです。
 ここを下ると左下に休憩舎が見えましたが、上川乗コースとの分岐を分けて、展望台に上ります。
 登山口から40分ほどのところに建物がありました。テレビ朝日の「ポツンと一軒家」で放映された大野荘です。 持ち主は岡部さんで屋号は大野屋というそうです。無人でしたが、トイレも水もあります。
 建物の眼前には、笹尾根が連なっています。
 10分ほど登ると、集落の一番上に出ました。ここから舗装がなくなります。石の階段を登ると墓地で、間違いに気が付いて戻りました。
 左に道を取ります。すぐに道標があり、振り返ると先ほどの集落のいちばん上の家が見えています。