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 金沢山から40分ほどでシロクマのモニュメントのある横浜シーサイドライン八景島駅に着きました。
 ここからシーサイドスパ八景島に行き、入浴と食事を堪能しました。帰りの橋の上から夕焼を背景にくっきりと富士山が見えました。最後まで素晴らしい誕生日山行でした。
 今回は、金沢文庫から八景島まで歩くことにしました。六国峠ハイキングコース入口から街中を15分ほど歩くと称名寺市民の森の登り口に着きました。ここからは急な階段を登り続けて金沢山(76m)山頂の八角堂に登りました。ほんの10分ほどですが、15qも歩いた後では相当こたえました。
 しかし、ここからの東京湾、八景島の眺めは素晴らしくて、登って良かったと思いました。
 金沢自然公園から50分ほどで能見台に着きました。ここからの風景から金沢八景が生まれたそうです。
 最後の下りです。10分ほどでハイキングコースの入り口に着きました。
 関谷奥見晴台から35分ほどで金沢自然公園に着きました。シダの谷はずいぶんきれいに整備されていました。
 トイレ休憩をして、能見台に向かいます。
 木の洞にスミレが咲いていました。また、シャガも咲いています。
 天園から35分ほどで関屋奥見晴台に着きました。とても気持ちの良いところです。ピンクの花が咲いていました。アーモンドの花のようです。
 ここにはテーブルやベンチもあります。昼食にしました。71歳の誕生日に友人が純米大吟醸酒を用意してくれました。まさに美酒です。
 亀ヶ淵から二階堂川に沿って登ります。朝比奈切通のような道、羊歯の茂った道と変化に富み、また趣のある道です。
 道端にはタチツボスミレが咲いています。
2020.3.18(水)
鎌倉駅10:05……10:40鎌倉宮……10:50永福寺跡10:55……11:22獅子岩……11:30天園11:35……12:10関屋奥見晴台(昼食)12:50……13:25金沢自然公園13:32……14:25能見台14:30……14:41登山口……14:45京急踏切……15:07金沢山(八角堂)……称名寺15:25……15:47八景島駅
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六国峠
六国峠は、六つの国(武蔵、相模、上総、下総、安房、伊豆)が眺められたことに由来します。金沢文庫駅から能見堂緑地、金沢自然公園を通り、天園を経て鎌倉まで続くハイキングコースです。最高地点は、鎌倉市と横浜市の境にある尾根の159.4m地点です。
タイトル
 日向山の北条実時御廟の前から称名寺へ下りました。称名寺裏の広場の木陰には見事なニリンソウの群落が鼻を咲かせていました。 称名寺の池越しに今登ってきた金沢山が見えます。
 危ない!と叫びたくなるような光景です。岩は落ちません。
 キランソウです。別名地獄の鎌の蓋、薬草です。
 天園から横浜自然観察の森へ向かう道は相当に被害を受けたようです。固い岩肌にしがみついていたのでしょうか。痛々しい倒木がありました。また、倒木を切ったばかりなのか、大鋸屑がまだ残っていました。
 10分ほどで天園(六国峠)に着きました。鎌倉市街と相模湾の展望です。尾根の一画に説明板があり、「横浜市内最高地点栄区上郷町海面からの高度159.4m」と記されています。我々が子供のころは、横浜の最高峰は円海山(153.3m)と教えられました。今は大丸山(156.8m)となっているようです。
 天園から瑞泉寺へのコースは通行止めで、2020年3月9日〜3月23日の予定で復旧工事をすると書かれていました。
 30分ほど登ると獅子岩があります。獅子舞の谷の由来です。獅子に見えるでしょうか。この谷は秋の紅葉で有名です。
 5分ほどで永福寺跡に着きました。源頼朝が造立した寺院で、平泉の大長寿院を模して建てられたと考えられています。国の指定史跡になっていて、整備が済んだところから公開しています。当時の復元図では、南北200m以上ある池を配し、中央に二階建ての二階堂があります。このあたりの地名に二階堂の名が残されています。
 永福寺跡の脇に亀ヶ渕の道標があります。
 事故による電車の遅延などありましたが、何とか鎌倉駅を10時5分に出発することができました。二の鳥居から段葛を通って鶴岡八幡宮に向かいます。
 頼朝の墓から荏柄天神社を経て鎌倉宮には15分ほどかかってしまいました。市街地歩きは思わず道を間違えてしまうものです。