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 森の家から再び横浜自然観察の森に向かいました。
 バスの時間に合わせて森の中をしばらく散策し、階段を下って霊園口から出ました。右にすぐ横浜霊園口バス停が見えました。
 低山ですが、歩きやすく、気持ちの良い道で、十分楽しめました。
 横浜自然観察の森に隣接して、上郷・森の家という横浜市の公共の宿があります。2時までに入れば大浴場の「かわせみの湯」が利用できます。風呂の後には、レストランさんもくで、美味しい生ビールを楽しむことができます。レストランのテラスからは、目の前に横浜の森を眺めることができます。ハイキングの後には最高です。
 横浜自然観察の森には、ミズキの道、コナラの道、タンポポの道、ウグイスの道の四つのトレイルがあります。案内はかわいい標識です。ミズキの谷にはいたち川の源流の池があり、カワセミなどの鳥を観察する小屋もあります。
 森の中では自然観察をする小学生の団体が賑やかに歩いていました。
 大丸山あたりから先は横浜自然観察の森です。「ようこそ横浜自然観察の森へ」という看板があります。
 寄り道をして関谷奥見晴台に行ってみました。ベンチが円海山方面に向かって並んでいます。こんもりとした森です。
ノアザミ
カントウヨメナ
 大丸山山頂から野島公園方面の展望です。トンビが飛んでいます。
 円海山から45分ほどで大丸山(156.9m)に着きました。本日の最高峰です。尾根道から135段の階段があり、階段の下には「横浜市最高峰 大丸山 京浜急行電鉄樺n域開発本部」の看板があります。
 尾根に出て5分ほど登るといっしんどう広場に着きました。ここで早めの昼食にしました。
 広場の西側に「関東の富士見百景に選定されました。」という看板が出ていました。しかし、なぜか200m右手にいったところと書いてあります。ここではないようです。
 分岐から10分ほど下り、最後の階段を下りきった先はT字路になっています。予定では、沢に沿ってここに登ってくるはずでした。このあたりが池の下広場です。
 落ち葉の道、落葉樹が多いのでしょうか、大好きな雰囲気です。
 長い階段を下ると、清水が湧いています。これも源流の一つです。
 20分ほどでE1分岐に着きました。右に下ると「道場丸広場 池の下広場」と表示されています。枯葉の道を下ると、しばらくして道場丸広場に出ました。テーブルやベンチが整備されています。
 途中の脇道にも下ってみましたが、畑がある行きどまりです。しばらくして、「瀬上池が見えますか?」という看板があり、森の中を探すと、瀬上池が見えました。
 通りがかりのハイカーに聞くと、もっと上の方から瀬上池に下れると聞き、先に進むことにしました。
 初めてのコースです。駅からの歩き初めがまず迷いました。港南台駅が地下駅なので駅と道路の位置関係が良くわからなくなったようです。石のモニュメントを背に南へ坂を登ります。
 港南台駅入口交差点を左折、港南台五丁目交差点の先に港南台消防出張所があります。駅から15分ほどです。ここを右に曲がります。
円海山・大丸山

円海山は、標高153.3m、大丸山は、横浜市の最高峰156.8mです。この稜線は、相模と武蔵にまたがる分水嶺で、柏尾川や大岡川など五つの源流があります。また、大都市の中に残る自然として、瀬上市民の森、氷取沢市民の森、釜利谷市民の森、金沢市民の森、金沢自然公園、横浜自然観察の森など、大変良く整備されています。

タイトル
 いっしんどう広場に戻り、尾根道を大丸山に向かいます。15分ほどで馬頭の丘休憩所〜馬の背休憩所方面の分岐です。更に7分ほどで清戸の広場への分岐ですが、ひょうたん池から大丸山までの道が通行止めになっていました。
 尾根道からは庄戸の住宅地が見えます。尾根道のすぐ下までが宅地です。宅地開発のものすごさを感じます。
 昼食後、案内板には「私有地のため、山頂には行けません」と表示してあったのですが、すぐ近くなので円海山に行きました。5分ほどで左に戻る坂道があり、一番奥には門がありました。NTTの中継所などの施設があるそうです。門扉に「円海山頂上海抜153.3M]の看板を掲げていました。見た感じでは、ほぼ山頂です。頂上の看板を見られて良かったです。
 池の上休憩所から漆窪休憩所、大丸広場を通って、15分ほどでA3分岐の尾根道に出ました。
2018.10.28(日)
港南台駅9:55……10:44E1分岐……10:57瀬上池……11:24いっしんどう広場(昼食)11:55……12:00円海山……12:51大丸山12:56……13:08関谷奥見晴台13:15……13:30自然観察センター13:35……13:42上郷・森の家(入浴)15:00……15:29自然観察センター15:40……15:45横浜霊園前バス停
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 池の下広場のすぐ先の堰の階段を上がると、瀬上池です。ガイドブックでは、「横浜の奇跡:静謐の瀬上池。水面に映る大樹が、実像ではないかとおもえてくるほどだ」とありましたが、ちょっとどろっとした感じでした。
 池の縁を左側から廻り込んで進むと、池の上休憩所があり、ベンチなどが整備されています。
 曲がるとすぐに「円海山周辺の市民の森 案内図」という看板が見えてきます。瀬上沢に下って瀬上池へ登る予定だったのですが、この看板の現在地の表示が道一つずれているため、沢に下らずに尾根道に入ってしまいました。
 どこかで下る道があるはずと注意して歩いていたのですが。