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 次のハイキングの実踏を兼ねて横瀬駅にある武甲温泉に寄りました。途中の道から見えた山は12月に登ったばかりの二子山でした。雌岳のとても急な登りを思い出しました。
 帰るころには夕焼けになっていました。
 ふたまたから沢に沿って少し下ると、馬頭さま着きます。ここは正丸峠への道の分岐になります。
 大蔵山集落の中に安産地蔵尊があります。「正丸駅0.7q/ここは安産じぞう/名栗げんきプラザ3.2q」の道標もあります。
 馬頭さまから25分ほどで正丸駅に帰ってきました。最後の階段を上がる足が重く感じます。
 「正丸駅2.4q/ここはかめ岩/名栗げんきプラザ1.5q」、「正丸駅2.2q/ここはふたご岩/名栗げんきプラザ1.7q」を経て、大蔵山から35分ほどで実谷のふたまたに着きました。「正丸駅1.9q/名栗げんきプラザ2.0q」です。沢沿いに登る道は伊豆ヶ岳に向かいます。
 「正丸駅3.1q/ここはツガの木台/名栗げんきプラザ0.8q」、「正丸駅2.9q/ここは長岩峠/名栗げんきプラザ1.0q」を経て、林道から30分ほどで大蔵山に着きました。今回のコースの最高地点です。「正丸駅2.8q/名栗げんきプラザ1.1q」です。直進すると伊豆ヶ岳に向かいます。
 追分の道標から30分ほどで松枝橋を渡りました。車道に出るとツーリングのバイクが多く、爆音と排気ガスでとても不快な歩行になりました。
 松枝橋から5分ほどで松枝バス停に、さらに5分ほどでザゼンソウ自生地に着きます。横瀬町の指定天然記念物になっています。残念ですが、ザゼンソウを見ることはできませんでした。
 峠の北側は雪が残っていて、道も荒れ気味です。真新しい「初花・芦ケ久保」の道標を見つけてホッとしました。ここからはしっかりとした道を下ります。峠から20分ほど下ると、傷んだベンチがあり、木の砂防ダムがあります。林道の終点です。
 八阪神社から30分ほどで最後の沢を渡ると倒れてしまった「正丸駅 旧正丸峠・虚空蔵峠・刈場坂峠・丸山」の標識があります。ここから急な斜面を登るとすぐに正丸峠に向かう国道に出ました。
 車道を5分ほど進むと「旧正丸峠この先」の道標があり、さらに5分ほどにある「旧正丸峠刈場坂峠」の道標から坂本集落に入りました。橋を渡ると八阪神社の古い社があります。
 ザゼンソウを見に行きました。残念ながら見ることはできませんでした。翌日電話で「ブコーさん観光案内所」に問い合わせたところ、開花が遅れているため、今年の見頃は3月中旬から下旬ということでした。
 池袋発8時5分長瀞行の西武線で9時24分に正丸駅に着きました。準備をして9時35分に歩き始めました。
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2018.3.4(日)
正丸駅9:35……10:25旧国道……10:50旧正丸峠10:55……11:30追分道標……11:55八王子道(昼食)12:25……12:35松枝橋……12:45ザゼンソウ自生地12:50……13:13伊豆ヶ岳登山口……13:42長岩峠……13:49大蔵山……14:33馬頭さま……14:55正丸駅
旧正丸峠〜大蔵山
旧正丸峠は、かって江戸と秩父を結ぶ交通の要衝で秩父札所めぐりなどに用いられました。標高は665m。往時の峠道は花の饗宴で、ニリンソウの群落、カタクリやザゼンソウの自生地もあります。大蔵山はこのコースの最高地点で、標高は720m。正丸駅へ向かう集落の名にもなっています。
タイトル
 もう一か所あるというザゼンソウの自生地を探したのですがどこにあるのか分かりませんでした。20分ほど歩くと名栗げんきプラザに着きました。
 少し先で正丸峠からの旧国道を合わせ、「伊豆ヶ岳」の道標に従って通行止めの林道を進みます。
 5分もすると、名栗げんきプラザの道標があります。「正丸駅3.6q/ここは永井谷林道/名栗げんきプラザ0.3q」とあります。
 更に10分ほど下ると左手に追分の道標があります。横瀬町指定の史跡で、自然石に、「右は名栗・八王子左は子の権現・江戸」と記されているそうです。右は名栗街道(八王子道)、左は秩父街道です。
 道標から八王子道を登り、気持ちの良い陽だまりに丸太のベンチを見つけたので、昼食にしました。
 旧国道を渡ってしばらく進むと旧正丸峠に登る山道になります。
 20分ほども登ると旧正丸峠に着きます。関東ふれあいの道と交差していて、左に正丸峠1.3q右に虚空蔵峠1.8q刈場坂峠3.3qとなっています。峠を越えると初花、芦ヶ久保方面です。かつては江戸と秩父を結ぶ要衝としてたくさんの人が行き交ったのでしょうか。
 T字路を左に進むと集落のあちこちにフクジュソウが咲いていました。今盛りです。集落が終わると山道に入ります。