横浜緑区の丘陵~新治市民の森など~

横浜の北西部に位置する緑区には、県立四季の森公園、三保市民の森、新治市民の森などの里山風景を残した広い公園が幾つもあり、散策路もよく整備されていて新緑のハイキングには最適です。

タイトル
 公園内には「にいはる里山交流センター」と「つどいの家」が建っています。森を眺めながら「語らい」、「里山体験」ができる場所を目指しているそうです。
 新治里山公園から20分ほどで十日市場駅に着きました。暑い一日で、反省会の生ビールが喉にしみました。
 旭谷戸の先は新治里山公園になっています。地元の奥津家から寄付された家屋敷と緑地を活用して、里山の水緑環境を守り、引き継ぐために設置されたそうです。主屋は平成6年に建てられたものです。ほかに江戸末期に建てられたとされる長屋門、大正15年煮たてらえた土蔵、築年不詳の納屋などが保存、活用されています。吹き抜ける風が心地よかったです。
 池ぶち広場です。テーブルやベンチ、トイレも整備されています。水は少ないが葦の茂った池がありました。
 しばらく車道を進むとズーラシアへの道標があり、階段を下ります。ズーラシアに隣接する里山ガーデンの外縁の遊歩道です。里山ガーデンには森の中で遊べるフォレストアドベンチャー・よこはまやトレイルアドベンチャー・よこはまという施設もあります。
 気持ちの良い里山の道を進みます。
 公園の中を散策して西口広場に出ました。木陰で休む人たちもいます。ここから、三保市民の森を目指します。
 電線にカワラヒワがとまっていました。
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 駅から15分ほどで公園の北口広場に着きました。丘陵地にあるいくつかの谷戸からなる45.3haの広い公園で、田んぼ、ため池、雑木林など里山の景色が良く残されています。野鳥も多くいるようで、カワセミの飛ぶのを見かけました。静かな森の中を進みます。
 まず、みはらし広場に出ました。東側の展望が開けています。にいはる森工房ちう看板のかかった建物がありました。新治市民の森は、市民と土地所有者による「新治市民の森愛護会」が保全活動を行っているそうで、いくつかの活動用施設を見かけました。
2023.6.18(木)
中山駅9:40……9:55県立四季の森公園北口広場……菖蒲園・あし原湿原……西口広場10:40……里山ガーデン……11:30三保市民の森入口……11:40三保平(昼食)12:30……三保市民の森出口11:53……13:20新治市民の森へぼそ入口……みはらし広場……池ぶち広場……14:40にいはる里山交流センター・旧奥津家15:05……15:25十日市場駅
 検見坂に戻って油窪を経て旭谷戸に下りました。途中の孟宗竹の竹林は見事で、竹の葉の敷き詰められた絨毯のような道でした。1時間20分ほど、のんびりと森の散策を楽しみました。
 次は新治市民の森へ向かいます。東洋英和女学院大学横浜校地を回り込み、横浜創英大学の縁を通って、三保市民の森から25分ほどで新治市民の森の「へぼそ」入口に着きました。新治市民の森は67haもあり、池ぶちルート、旭谷戸ルート、向山ルート、尾根道ルート、鎌立谷戸ルートの五つのコースが整備されています。
 三保市民の森は39.7haもあります。西側の尾根を結ぶ尾根道、東側の谷戸に沿う谷道、森の中を縦横に散策できるプロムナードの散策路が整備されています。谷道を散策しました。右手が沢です。20分ほど歩いて、階段を下って車道に出ました。
 県立四季の森公園から50分ほどで三保市民の森の入り口に着きました。5分ほど登ると三保平です。広々として気持ちの良いところで、テーブルやベンチも整備されています。ここで昼食にしました。
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 JR横浜線中山駅を降りて、南に向かいます。信号を渡ると、県立四季の森公園へのプロムナードになっています。両側にはあじさいが花芽を付けていて梅雨の訪れを待っているようです。