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 下山を始めると、目の前に相模湾が広がります。遠く江ノ島や三浦半島、房総半島まで望むことができます。
 山頂周辺からこのあたりにかけて、フジアザミの群生が見られます。フジアザミは日本で最大のアザミです。
 金時山と長尾山のコルに富士山が頭を出していました。
 矢倉沢峠から15分ほど登ると展望が開けました。振り返ると金時山が尖って見えます。大涌谷の噴煙もよく見えます。
 仙石原のパノラマが雄大です。
2020.10.26(月)
温泉場入口8:49---(箱根登山バス)---9:12仙石バス停……9:20金時山登山口9:25……10:15矢倉沢峠……10:45火打石山……11:15宮城野分岐……12:25明神ヶ岳(昼食)13:00……13:35明星ヶ岳分岐……14:30宮城野営業所前バス停14:35---14:50温泉場入口バス停
 このあたりはまだススキがきれいでした。
 山頂から35分ほどで明星ヶ岳と宮城野の分岐に出ました。ここからは急な下りです。コースタイムは1時間ですが標識には40分となっています。
 結局、宮城野営業所前バス停まで1時間かかりました。ここからバスで箱根湯本に下り、「弥次喜多の湯」に浸かってから帰りました。

ヤマトリカブト

マツムシソウ

フジアザミ

 火打山の巻道の標識から1時間ほどで再び中央火口側の展望が開け、行く手には、明神ヶ岳の頂が見えてきました。
 大涌谷の噴煙も見えてきます。
 このあたりから、急な道を登ります。

リンドウ

リュウノウギク

アキノキリンソウ

 仙石バス停から金時山登山口に向かいます。仙石からの金時山です。少し色づいています。登山口のコンビニが廃業していました。
 登山口の公衆トイレで足回りを整えて、9時25分に出発です。
 明神ヶ岳からの富士山の眺めは、「金時山越しの富士山」として環境省の「富士山がある風景100選」に選ばれているそうです。説明版の写真と見比べましたが、雲がかかって残念ながら裾野しか見えませんでした。山頂でのんびりして、13時に出発しました。
 さらに1時間20分ほどで明神ヶ岳山頂(1,169m)に着きました。途中の分岐の標識で山頂の場所を迷ってしまい、行ったり来たりして時間を食ってしまいました。山頂は広々としていて、ちょうどテーブルとベンチが空いていたのでここで昼食にしました。

しばらくすると、丹沢方面の視界が開けました。

 仙石バス停から1時間ほどで矢倉沢峠に着きました。左に向かえば金時山です。右に進むと両側がハコネダケの道が続きます。
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明神ヶ岳

箱根外輪山の明神ケ岳は、箱根越えの最古の道である碓氷道に当たります。碓氷道は関本から明神ヶ岳を経て宮城野に下り、仙石原から乙女峠を越えて御殿場に下るコースだそうです。山頂は展望が開け、噴煙を上げる大涌谷や、富士山の展望が素晴らしいところです。

タイトル
 矢倉沢峠から1時間ほどで、火打山の外側を巻く道になりました。急にハコネダケがなくなって、道の様子が大きく変わりました。