駅から15分ほどで、浄林寺に着きます。浄土宗のお寺で、三浦観音二十番、三浦薬師五番、三浦地蔵尊二九番だそうです。地蔵尊は12年毎の卯年にご開帳なので、ちょうどお参りすることができました。(2011.5.3)
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観音崎灯台からの眺め
観音崎灯台からの眺め
素掘りのトンネルから10分ほどで観音崎灯台に着きます。明治2年1月1日に点灯した日本初の洋式灯台で、現在は3代目です。天気が残念ですが、すばらしい眺めです。(2011.5.3)
観音崎灯台
ライト
洞窟
海岸沿いの道に洞窟があります。洞窟の由緒という説明板によると、行基が諸国修行中にここに来て、この洞窟に住む大蛇が漁民などを苦しめているのを聞かれ、大蛇を退治してその霊を鵜羽山権現として祀ったということです。また、観音寺跡という説明板によると、行基が船の安全のため十一面観音(船守観音)を洞窟に納めたので観音崎といい、明治13年に鴨居に移されるまで漁民などの信仰を集めたといいます。(2011.5.3)
説明板
横須賀集客促進実行委員会発行のパンフレット「三浦半島きままに散歩」によると、馬堀海岸駅から観音崎灯台まで約2時間の予定です。
晴のつもりが曇天です。
10分ほど歩くと、「高尾」の説明板がありました。この辺り、吉原の花魁・八代目高尾大夫の出身だそうです。(2011.5.3)
戦没船員の碑
公園内の戦没船員の碑です。説明板には、「戦没船員の碑 第二次世界大戦や海難事故の犠牲となって海洋で失われた、6万余人の船員の霊を慰め、かつ永遠の平和への願いを込めて設けられました。高さ24メートルの白磁の大碑壁を中心に、天皇陛下御製碑、皇后陛下御歌碑のほか、かっての練習船の錨などを配し、太平洋を望む恰好のモニュメントとなっています。」とあります。(2011.5.3)
海の見晴らし台から久里浜の東電火力発電所方面を眺めます。(2011.5.3)
海の見晴らし台
とび
10分ほどで素掘りのトンネルがあります。(2011.5.3)
素掘りのトンネル
説明板
説明板
美術館から10分ほどで県立観音崎公園の入り口に着きます。ここにはレストハウスがあります。売店はここだけなので必要なものは買っておいてください。
(2011.5.3)
観音崎石碑
美術館から5分ほどで東京湾海上交通センターの塔が見えてきます。(2011.5.3)
観音崎東京湾海上交通センター
美術館本館前の海の広場です。広々としていてとても気持ちが良い。(2011.5.3)
横須賀美術館海の広場
美術館にはイタリアレストランもありますが、お弁当なので食事のできる場所を探します。本館屋上と繋がる山の広場に行くと、椅子も空いていて眺めもよく、ラッキーでした。(2011.5.3)
横須賀美術館屋上広場
御所ヶ崎から走水漁港を経て旧道沿いに進みます。10分ほどで覚栄寺、円照寺、大泉寺と並ぶ寺町です。大泉寺は曹洞宗で、三浦地蔵尊三十番でこちらも12年に一度の開帳でした。(2011.5.3)
大泉寺
観音崎
潮風が心地よい海岸沿いの散歩です。古くは、日本武尊と弟橘姫の伝説、宇治川の合戦で先陣を争った名馬生?(=池月)の伝説、幕末のペリーの黒船来航、日本最初の洋式灯台(現在の灯台は3代目です。)など、見所満載です。
タイトル
海に向かって12分ほど行くと、「うみかぜの路」と名付けられた海辺の散歩道に出ます。(2011.5.3)
JR横須賀駅から観音崎までの約10qを「うみかぜの路」というそうです。遊歩道全体が高潮対策の護岸になっているそうで、2006年には「水辺のユニバーサルデザイン大賞」を受賞したそうです。
観音崎方面は、この辺りから潮干狩りの客が大勢海に出ていました。(2011.5.3)
馬堀海岸駅
説明板
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説明板
観音寺跡からは観音崎灯台が見えます。(2011.5.3)
レストハウス
お弁当
横須賀美術館鉄の彫刻作品
走水神社から15分ほどで横須賀美術館があります。いきなり鉄の彫刻作品です。「ヴァリーズ」とあります。奥のガラスの建物が本館です。近現代の作品4,500点以上を収蔵し、谷内六郎の作品は別棟で展示しています。次回はゆっくりと見てみたいと思いながら昼食です。(2011.5.3)
大泉寺の隣が走水神社です。走水の地名は、すでに記紀の中にもあり、古東海道の道筋だったそうです。この神社の祭神は、日本武尊と弟橘媛です。尊から賜った「冠」を石櫃に納め、その上に社殿を建てたのがはじめ利とされています。境内には、弟橘媛の歌碑、舵の碑、包丁塚などがあります。(2011.5.3)
走水神社
説明板
大泉寺の門前の旧道沿いに水琴窟があります。仕掛けがちょっとこっていて、お地蔵さんに水をかけて少し待ってから水琴窟と書いてある穴に耳を寄せると、涼やかな、軽やかな音色が聞こえてくるというものです。是非おためしを!(2011.5.3)
大泉寺水琴窟
説明板
駅から1時間15分ほどで、御所ヶ崎に着きました。日本武尊と弟橘媛の伝説の地です。尊が仮の御所を設け軍旗を立てたことから御所ヶ崎や旗山崎の名があります。江戸時代には走水番所が置かれ、幕末には台場を築いて大砲を6門を据えました。今は、広場と公衆便所があります。(2011.5.3)
御所ヶ崎
説明板には、「横須賀水道発祥の水〜ヴェルニーの水〜由来 この水は、走水の湧水を利用した水道水です。フランス人フランソワ・レオンス・ヴェルニーが、明治9年横須賀造船所の用水として送水しました。また、明治41年12月、市営水道として、小川町、大滝町、若松町の人々に給水されました。給水開始100周年を記念して、ご利用いただけるようになりました。」とあり、とてもおいしいそうですが、良く分かりませんでした。
                  (2011.5.3)
ヴェルニーの水
「蹄の井跡」石碑
浄林寺
説明板
説明板
説明板
説明板
馬頭観音堂
うみかぜの路
うみかぜの路
うみかぜの路
浄林寺から坂を少し登ると馬頭観音堂があります。平安末期に上総の国から浦賀水道を泳いで渡った荒馬が、蹄でこの地を掘ると清水が湧き出し、喉を潤すと駿馬になったので、そこを「蹄の井」と呼び、馬堀の地名の由来となったそうです。この馬が、後に宇治川の合戦で先陣争いをした佐々木高綱の生?(いけづき)です。境内には、競走馬の供養等や石碑がたくさんあります。
(2011.5.3)
コースガイド
2時50分に公園の入り口に戻ると、ちょうどバスが出るところでした。レストハウス前から京急の浦賀駅まで15分ほどのバスの旅です。(2011.5.3)
バス
観音崎灯台
説明板
走水水源地
観音崎方面へ10分ほど行くと、走水の水源地があります。走水は横須賀水道の始まりの水源地で、桜の名所になっていて開花時期には一般開放されるそうです。(2011.5.3)