タイトル
2023.8.28(月)
東京駅6:28---(JR新幹線はくたか51号)---8:03長野駅8:15---(アルピコ交通特急)---10:00扇沢駅10:20……10:32柏原新道登山口10:35……11:30八ツ見ベンチ(昼食)12:00……12:25ケルン……13:54石畳……14:23石ベンチ14:30……15:21鉄砲坂……15:40種池山荘(泊)
2023.8.29(火)
種池山荘6:10……7:00爺ヶ岳南峰7:25……8:05種池山荘8:30……9:20石ベンチ9:25……10:45ケルン10:50……11:15八ツ見ベンチ(昼食)11:40……12:15柏原新道入口……12:35扇沢駅13:00---(タクシー)---13:15大町温泉薬師の湯(入浴)14:55---16:25長野駅17:05---(JR新幹線かがやき510号)---18:28東京駅
 帰りには、大町温泉薬師の湯で汗を流してから帰りました。
 種池山荘から2時間ほどで駅見岬に着きました。眼下に扇沢駅が望めます。登りの時には標識に気が付きませんでした。
 4時間余りかかって扇沢駅に着きました。

ナンブトウウチソウ

サワアザミ

 ミヤマセンキュウやアザミの咲く道を下ります。コケモモやゴゼンタチバナの赤い実が目を引きます。
 種池山荘でゆっくり休んで出発です。もうガスがかかって山が隠れてきました。
 30分ほどで大廻りに下ってきました。

ヤマハハコ

ナナカマド

 種池山荘から50分ほどで爺ヶ岳南峰に着きました。天気に恵まれて素晴らしい眺めです。中峰に行くのを止めてゆっくりと景色を楽しみました。眼前に鹿島槍ヶ岳、蓮華岳の奥に槍穂、種池山荘の後には立山連峰が望めます。更に・・・。
 扇沢駅で準備を整えて出発します。扇沢駅から10分ほどで扇沢橋を渡ります。橋から見る扇沢は大きくて深い。以前はこの沢を詰めて登ったといいます。
コケモモ

ゴゼンタチバナ

タテヤマアザミ

オヤマリンドウ

ナミヤマリンドウ

 日の出前の爺ヶ岳です。振り向くと針ノ木岳方面はモルゲンロートです。
 扇沢駅を出て5時間20分かかってようやく種池山荘に着きました。名前の由来の種池は小さいですが、ルリボシヤンマが何匹も産卵をしていました。
 ガスが上がると岩小屋沢岳方面の稜線や爺ヶ岳が見えました。
 富士見坂から20分ほどで鉄砲坂です。石の階段が続く最後の胸突き八丁です。
 ラスト150mで種池山荘の屋根が見えてきました。
 ガラ場の注意書きです。この先ガレた斜面や二つの沢、急斜面など約180mを横切っていきます。廻り込んだ先に歩く人が見えます。
 ケルンから1時間30分ほどで石畳の標示があります。この前後はずっと石の道です。ガスがなければこのあたりから種池山荘が見えるそうです。とても歩きにくくて、一番時間がかかりました。
 転滑落の注意書きがあります。この先はガレ場になります。ガレ場からは、扇沢の深い谷の先に扇沢駅が見えます。
 扇沢橋を渡るとすぐに柏原新道の登山口です。登山届を出して登り始めました。
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ヤマハハコ

 下り道はお花を楽しみながらのんびりと。夏の花は終わっていますが、チングルマの実が見事な稚児車になっています。
 ガスが上がると稜線が見えてきました。岩小屋沢岳から針ノ木岳あたりの稜線でしょうか。
 奥の沢を通過して小尾根を廻り込むと富士見坂です。石ベンチから30分ほどです。
 石畳から30分ほどで石ベンチに着きました。石が座りやすいように並べられています。一休みします。
 すぐにアザミの沢山咲くアザミ沢を通りました。
 6時10分に種池山荘を出て爺ヶ岳に向かいます。左手に鹿島槍ケ岳を眺めながら登ります。登山道に目を戻すと、目の前に雷鳥がいました。朝早いせいかあまり動きません。
 八ツ見ベンチから25分ほどでケルンに着きました。ここまでの道が柏原新道の中で一番急だそうです。種池まで3時間半の表示です。
 あちこちにアキノキリンソウが咲いていました。
 石畳が終わると、水平道です。約150mほどですが歩きやすい道になりました。更に5分ほどで包優岬の標識です。この道では、登山道と小尾根が交差する地点を岬と呼ぶそうです。
 急な坂道を55分ほど登ると八ツ見ベンチに着きました。天気が良ければ八ヶ岳が見えるそうです。ここで昼食にしました。
爺ヶ岳 2,670m
後立山連峰の南部に位置し、南峰、中央峰、北峰の三つのピークがあります。爺ヶ岳の山名は、白沢の上部に種蒔き爺さんの雪形が現れることから名付けられ、爺さんが蒔く種を漬ける種池もあります。また種池山荘の周辺は、お花畑になっています。