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翌日は雨の中、小赤石岳を越え、赤石小屋から椹島へ下山。12時間かかってやっとのことで赤石温泉ロッジに着きました。
赤石温泉ロッジから井川まで歩き、大井川鉄道で帰途に着きました。
荒川中岳山頂にて


荒川岳の南斜面は、素晴らしいお花畑です。
荒川三山の主峰東岳(悪沢岳)山頂にて
千枚岳山頂です360度の展望です。正面にはどっしりと悪沢岳(東岳)が待っています。右手には、塩見岳と遥か向こうに白峰三山が望めます。更に富士山も見えました。左手のは、赤石岳から聖岳、上河内岳、茶臼岳、光岳と南アルプス南部の峰々を望むことができました。
椹島から登り始めて尾根に出ると、いきなり赤石岳や聖岳が目の前に大きく迫っていました。

予定ではこの千枚小屋に泊るつもりでしたが、思ったより時間がかかり、安全のため蕨段上部の水場で幕営しました。
畑薙の大吊橋です。茶臼岳への登山口です。
畑薙ダムからは歩きですが、運良くここで工事用のトラックに便乗し、椹島までの時間を稼ぎました。
大井川鉄道で井川に着きました。
1973.7.26(木)
東京23:35---(国鉄)---
1973.7.27(金)晴れ
---3:03金谷3:20---(大井川鉄道)---4:20千頭4:40---奥泉5:00---6:00井川6:10---7:00畑薙ダム7:50…9:10大吊橋---9:40椹島10:00…13:00小石下…14:00清水平15:00…15:35ワラビの段…16:00幕営
1973.7.28(土)晴れ
幕営6:00…分岐7:15…7:50千枚小屋9:40…10:25千枚岳10:45…12:25悪沢岳(東岳)13:30…14:40中岳14:50…前岳15:00…15:55水場…大聖寺平・幕営
1973.7.29(日)台風
大聖寺平6:10…7:40荒川小屋(停滞)
1973.7.30(月)雨
荒川小屋5:35…大聖寺平6:00…小赤石岳6:50…分岐7:15…9:00赤石小屋10:20…12:45椹島13:25…14:00---(トラック)--14:20…15:15大吊橋15:30…16:30畑薙ダム17:10---17:30赤石温泉ロッジ
1973.7.31(火)晴れ
赤石温泉ロッジ11:40---12:30井川12:35---15:33金谷15:58---16:20静岡16:38---(新幹線)---18:10東京

富士山

赤石岳

聖岳

上河内岳

茶臼岳

光岳

白峰三山

塩見岳

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荒川小屋は雪崩で傾き無人だったので、水を補給して大聖寺平で幕営しました。
が、翌朝にUターン台風に見舞われ、豪雨と強風のため傾いた荒川小屋で1日停滞しました。
悪沢岳 3,146m
「そばに近づいて、その大きく高いことが一層よく印象される。頂上から北へ向かった尾根の、屈託のない伸び伸びした姿勢。頂上から東へ進んで、大岩石の散乱した異様な眺め。更にそこから千枚岳の方へ下る広々した高原。あるいはまた、荒川岳から悪沢岳に続く尾根南面の圏谷状の大斜面。いずれも眼を見張るような風景を持った、個性の強い山である。」日本百名山から
悪沢岳は、どこまでも雄大な山です。