タイトル
 戸渡尾根分岐を過ぎると急な下りが始まります。
 時々展望が開けて、黒金山の稜線の向こうに富士山が見えました。
 このあたりは苔が多くて美しいです。沢沿いの道を給水などしながら20分ほど登ると、一里観音の石仏があります。
2023.7.16(日)
新宿駅8:00---(JR特急あずさ5号)---9:53小淵沢駅10:07---(JR小海線)---10:50信濃川上駅11:00---(タクシー)---11:30毛木平(昼食)12:05……12:29一里観音……13:58八丁坂ノ頭……14:30十文字峠…十文字小屋(泊)
2023.7.17(月)
十文字小屋7:00……8:10大山8:15……9:15武信白岩山(南峰)分岐……10:08尻岩……11:40三宝山(昼食)12:15……12:49巻道分岐……13:00甲武信岳13:15……13:40甲武信小屋(泊)
2023.7.18(火)
甲武信小屋6:35……6:57木賊山7:02……7:09西沢渓谷分岐……9:15合流点……10:55堰堤11:10……12:00近丸新道入口……12:25西沢渓谷入口(昼食)13:10---(山梨交通バス)---14:10塩山駅14:13---15:26高尾駅15:30---16:18笹塚駅

ハクサンシャクナゲ

八ヶ岳連峰

中央アルプス

金峰山

国師が岳

甲武信岳

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 だいぶ歩きやすい道になりました。何度か脆い砂の斜面を横切ります。かなり手を入れていると思いました。
 合流点から40分ほどで堰堤に出ました。だいぶ疲れたので清流を眺めながらコーヒーブレイクにしました。
 元気を出して丸太橋やはしご橋を渡って下ります。
 倒木の多い急な下りが続きます。
 木賊山から130分ほどで徳ちゃん新道と新丸新道の合流点に着きました。距離はあるが歩きやすいという小屋番のアドバイスに従って新丸新道を下りました。
 甲武信小屋から20分ほどで木賊山山(2,469m)に着きました。山頂には展望はありませんが、ハクサンシャクナゲが咲き誇っています。
 木賊山の登る途中で振り返ると、甲武信岳が美しい三角形に見えていました。国師が岳や金峰山も見えます。
 頂上下の枯れ場からは奥多摩の山々のパノラマが楽しめました。
 甲武信岳の下りで目の前に木賊山がドンと望まれます。
コケモモ
ミヤマイワニガナ
 三宝山から45分で甲武信岳山頂(2,475m)に着きました。一時的に雲が上って、素晴らしい展望です。金峰山へ続く奥多摩の山々、遠く八ヶ岳の峰々が望めます。
 大山から145分かかって三宝山山頂(2,483m)に着きました。埼玉県の最高峰です。山頂は広々としていますが展望はありません。昼食にしました。
 三宝山を下り始めると、甲武信岳が見えてきました。
 このあたり、大きな岩が目立ちます。岩の上にも松などの木が生えています。
 この岩には、尻岩の名が付けられていました。見えるかも。
 大山の下りも岩稜が続きます。尾根沿いにはハクサンシャクナゲが咲き誇っています。
 70分で大山山頂(2,225m)に着きました。山頂は展望が開けます。前方の大きな山は三宝山です。川上村方面の展望も良好です。埼玉県側は雲の中でした。
 大山の登りです。歩きやすい道ですが、しばらくすると岩場になり、山頂までは鎖場が続きます。
 6時からの朝食です。朝の珈琲はありがたい。ほかの客がいなかったのでゆっくりして、7時に小屋を出発しました。
 小屋の周りは、アズマシャクナゲは終わっていますが、ハクサンシャクナゲが見頃です。
 ここは、江戸時時代から武蔵の国と信濃の国を結ぶ街道として往来があり、交易や善光寺・三峰神社への参拝に使われていたそうです。今でもランプが使われています。ポトフの夕食は洒落ています。
 時間が早かったので、かもしか展望台に行ってみました。小屋から10分ほどの岩稜です。川上村の展望が開け、遠く八ヶ岳の峰々を見ることができました。
 毛木平には立派な四阿やトイレがあって快適です。早速腹ごしらえをしました。連休とあって駐車場は車があふれていました。駐車場の角の車止めのとこらが登山口です。
 沢沿いの道が終わると、八丁坂の急登が続きます。90分ほどで八丁坂ノ頭に着きます。十文字小屋の小屋守は歩荷の時はここで休むそうです。標識には、「あと30分 もう一息‼」と書かれていました。
 信濃川上駅で運良く、予約していたタクシーに相乗りさせていただき、毛木平には予定よりも早く着くことができました。
 25分で甲武信小屋に着きました。ビールを飲んでゆったりします。居心地の良いテラスが素敵です。前日は200人が泊まったそうですが本日は4人です。名物のカレーライスが美味しい‼
 八丁坂ノ頭から30分ほどで十文字峠に着きました。十文字小屋の屋根が見えています。
 まず、十文字小屋で宿泊の手続きをしました。
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 堰堤から50分ほどで新丸新道入口に着きました。
 ここからは、西沢渓谷の遊歩道を20分ほどで西沢渓谷入口のバス停に着きます。沿道にはもう、タマアジサイが咲いていました。
 ヌク沢の沿って軌道の跡を辿ります。かなり崩落が激しいのですが、良く修復してありました。
 武信白岩山主峰への分岐です。小屋番の話では、滑落事故があってから登山禁止になっているそうです。
 巻道を過ぎて振り返ると、鋭い岩峰がそそり立っています。こちらからは登れそうにありません。
 歩きはじめてすぐに千曲川源流コースと十文字峠の分岐です。左に十文字峠への道を進みます。千曲川源流に架かる狭霧橋を渡ります。清らかな流れです。
甲武信岳 2,460m
 朝陽で目が覚めました。4時17分です。小屋の窓から朝焼けが見えます。5時30分から朝食です。
 ゆっくりとして、6時35分に出発しました。
「山の形は遠望して際立って特徴があるわけではないが、三国に跨っているということは、連峰上の突起にすぎない単純な山よりも、姿態が複雑である。甲武信岳から、千曲川、荒川、笛吹川、三つの川の源流が出ている。その点から言っても、甲武信は奥秩父のヘソと言いたい山である。」日本百名山から
 新丸新道は、石英の白い石がゴロゴロしている道です。
 30分ほど下ると沢の音がして、しばらくすると沢が見えてきました。