タイトル
階段が終わると、今度開けたガレ場を登ります。2時間半ほど登って、ようやく目指す焼岳北峰の姿が見えてきました。
この辺り、高山植物が咲いていました。
コイワカガミ
少し進むと、下堀沢と出合います。沢の奥に焼岳南峰が見えています。標識はないのですが、地図を見るとここが中の湯新道分岐のようです。
ここからは、階段や梯子のある沢の左側を登って行きます。
前日に、松本駅から宿の送迎バスで中の湯温泉に来ました。数十年ぶりに見る釜トンネルでした。夜は満点の星空を楽しみました。
出発前には、宿の入り口から穂高連峰が良く見えていました。予定より5分遅れて出発です。20分もかからずに登山口に着き、好調な歩き出しでした。かなりの台数の車が駐車していました。
焼 岳 2,458m 
霞沢岳(2,645.6m)です。
北峰山頂を振り返ります。岩稜と青空のコントラストがきれいでした。
下りは同じ道を戻りました。頂上直下のトラバースです。
頂上を見上げます。岩ばかりです。

「峠でゆっくり休んでから、崩れ易い急な山背を登って行くと頂上である。深く落ち込んだ噴火口に池があって、紺碧の水を湛え、その一隅から勢いよく湯気を噴き上げている。まざまざと活火山という印象を強く受ける頂上である」日本百名山から

2019.9.18(火)
中の湯温泉旅館08:05……08:17焼岳登山口……10:15中の湯新道分岐10:25……11:45焼岳北峰(昼食)12:45……13:45中の湯新道分岐13:55……15:20焼岳登山口……15:30中の湯温泉旅館
不詳

シラヤマギク

シラタマノキ

アカモノ

2時間近く登って、道の向こうに初めて山の姿が見えました。焼岳南峰です。
広い平地に出ました。このあたり、ナナカマドが紅葉しています。
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帰り道、ツリバナの実が秋を感じさせてくれました。
また、宿で頂いた登山地図に載っていた「大きく根を広げた根上がりの木股の間から小さい根が出ている」木を見かけました。
15時20分、登山口に下山しました。15時30分に宿に着き、温泉で汗を流して帰りました。
頂上下の分岐に下りて昼食を摂りました。
風の具合で、ガスの合間に上高地が見え隠れしていました。上の方の穂高連峰は、雲が巻いていて稜線が見え隠れするぐらいでした。
11時45分、焼岳北峰頂上(2,399m)に着きました。山頂は、大勢の人で賑わっていました。ちょうどガスが濃くなって、周辺の景色は見えません。
風でガスが飛ばされると、焼岳南峰(2,455m)が目の前に姿を現しました。現在は立ち入り禁止です。
3時間以上かかって火口縁に着きました。眼下には火口湖の正賀池が見えます。
噴煙の下を廻り込んで山頂に向かいます。
山頂直下は硫黄の匂いが激しくなりました。
道は一本道、迷うことはなく、よく整備されていました。
樹林帯の道を登ります。
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