麗水(ヨス)
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秋の韓国クルーズ
麗水市 は朝鮮半島の南海岸の中間地点に位置している、閑麗水道の起点である。317を数える大小の島々や駕莫湾、汝自灣が位置しており、海産物が豊富で、海風や暖流の影響で夏は涼しく冬はあまり寒くない上に、他の地域より春や秋が長い、自然に恵まれた海洋都市である。歴史的には全羅左水營の本営の鎭南館があるし、忠武公李舜臣将軍が全羅左水使に在職しながら亀船を建造して国を救い出した歴史や 護国忠節の都市であり、21世紀新海洋時代の国際的な海洋観光都市として発展している都市である。(麗水市のホームページから)
麗水新港で1泊して観光し、翌日の13時に出航して束草(ソクチョ)に向かいました。
10月27日13時24分。麗水の島々が見え始めます。 寄港に際して、韓国国旗を掲げます。 麗水新港の岸壁が見えてきました。港湾施設は何もありません。
サムルノリ(韓国の農楽を基にした楽舞)でお出迎えです。 にっぽん丸寄港の歓迎式典で麗水市の市長さんが挨拶しました。 市長さんと船長さんが贈り物を交換します。4階のデッキから見学です。
夕方に一風呂浴びてきました。3階にある大浴場です。誰もいないので写真を撮りました。 ジェット風呂とジャグジー風呂の2つに加え、サウナもあります。船の風呂は初めてですが、広々していてとても気持ち良い。常連になりました。 風呂からあがると、ランドリー・ドライルームや自動販売機コーナー、マッサージチェアーなども揃っています。
17時30分から18時15分までは、全羅南道立国楽団の郷土芸能がドルフィンホールで上演されました。 歌や踊りや伝統楽器の演奏などです。 太鼓を敲きながら舞います。
この人が楽団の団長で、有名な人ということでした。 最後は賑やかにサムルノリで終わります。 18時30分。日没です。
夕食後、19時30分からは1階のシアターでフジテレビ作成の「神津船長の90日」という1998年の世界1周クルーズで取材したビデオを見ました。
21時。夜景がきれいです。
5階のドルフィンラウンジでは、「韓国ナイト!!」と称して、キムチや韓国のりなどの特産品を売る物産展が開かれていました。 今回のクルーの催しもので一番楽しみにしていたNANTAが21時30分から22時まで上演されました。
ナンタは、「言葉を必要としないパフォーマンスとして世界的に有名となったナンタ。キッチンを舞台に調理器具を打楽器にして韓国伝統のリズムでコミカルに演じられます。」です。 5月にソウルのナンタ劇場で見たのですが、とにかく楽しい。今回は、出演者は一人少ない4人です。「COOKIN]と題したものですが、短時間でよくまとまっていました。 ラストは強烈な打楽器の演奏です。
10月28日8時50分。久しぶりに陸地に下りたような感じでした。シャトルバスで、ヨスの市内に向かいます。20分ほどで着きます。 中央路の大韓生命前が、解散と集合地点です。すぐ目の前から市場が始まります。 ヨスの名産品は、トルサンガッ(突山高菜)、コドルペギ(岩海苔)、魚の干物などで、市場ではたくさんの魚が売られていました。
干魚類の商店街は、麗水水産市場と書かれていました。生魚からジャコまで色々です。 市場の近くで、こんな風景がありました。干物です。日本と同じです。 この甕は、キムチ用です。これからがシーズンですか?
トロトロと歩いていくと、大きな橋に出ました。トルサン大橋です。突山(トルサン)島に架けられた橋です。 橋の上からヨスの市街の眺めです。 パノラマでどうぞ。左の白い建物は麗水港旅客ターミナルです。
島に渡るとすぐ右側に、亀(ゴブク)船の復元模型を体験できるところがありました。小島が沢山あり、風光明媚です。 亀船は、朝鮮の将軍李舜臣が建造し、豊臣軍を破ったことで有名です。英雄になったようです。 トルサン橋は、長さ400メートル、幅は11・7メートルだそうです。
大きくなります!
最終のシャトルバスで船まで戻りました。11時45分です。12時が門限でした。 13時には出航です。日の丸を立てて、さようなら、ヨス。 航跡…
18時15分。日没です。 食後の20時15分からは、本日のメインショー「ペルーサ・タクナウ・カルテット」のコンサートです。 情熱と魅惑のラテンナイトと銘打って、約1時間、楽しく過ごしました。おやすみなさい。