読了:2004.6以前
レビュー:2004.10.20
■泣かないで、パーティはこれから / 唯川恵 (大和書房)
就職難をくぐりぬけて、せっかく就職した希望通りの会社は倒産した。
相談をしようと思ったら、恋人にフラれた。
何もかもが嫌になり、投げ出したくなった琴子。
会社の同僚だった真央に誘われ、クラブでホステスのアルバイトを始める。
そこで知り合った客に、就職を世話してやると言われ、友人奈緒子に誘われたパーティでは大手企業に勤める素敵な男性と親しくなった。
人生悪いことばかりじゃない。
明るく前向きに頑張ろうと思った琴子だが・・・。
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読了:2004.6以前
レビュー:2004.10.8
■サマー・バレンタイン / 唯川恵 (幻冬舎)
タイトルが凄く綺麗ですね〜。
サマー・バレンタイン。七夕のことです。お話も、ほのかに切なくて、でも爽やかに感じられる・・・そんな感じです。
高校時代、喫茶店「ネプチューン」でいつも笑いあっていた仲間たち。
マスターに連れられて行った岡山県の美星町。あの時、無数の星の下で、「毎年七夕の日にはここで再会しよう」と約束した仲間たちは、「ある出来事」を境に離れ離れになってしまった。
あれから6年・・・就職し、OLになった志織は、あの頃の仲間の久美子、そして夏彦と偶然再会し・・・。
止まっていた時計が胸の奥で動き始めた・・・。
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読了:2004.6以前
レビュー:2004.10.13
■彼の隣りの席 / 唯川恵 (集英社)
大学時代の友人佳苗と近藤の婚約パーティに出席した芽以子。
そこで思いがけず、彰生と再会した。
佳苗の元恋人で、つかみどころのない男彰生は、相変わらず自信満々でつかみどころがなく生きていた。
彰生の登場に、心に波紋を投げかけられる芽以子。
そして佳苗もまた、動揺を隠しきれずにいた。
友情と夢、そして恋の複雑なドラマが始まる。
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読了:2004.6以前
レビュー:2004.10.20
■フィフティ・フィフティ 彼女の嫌いな彼女 / 唯川恵 (光文社)
23歳で独身の千絵は、後輩は「今時の若い子は」と思いながらも若さを羨み、けれども世間から見たらまだまだ若いことに気づかずに焦っている。恋人のような存在はいるけれど、アテにはならないから結婚は出来ない。
端子は33歳、独身。千絵にとっては煙たい存在のお局様。仕事での評価は高いが、後輩OLからは「もう女じゃない」と見縊られていることに苛立ちを感じている。
突然現れた冴木は、ハンサムでそつがなく、エリートで、誰もが結婚のターゲットに絞るような男だった。
もちろん千絵は冴木に早速アプローチをかける。一方、端子は冴木に甘い言葉をかけられて有頂天に。
年齢の違う女同士の戦いと友情!?
個人的には司が好きさ♪
結構好きです、このお話。
どっちの気持ちもわかるような気がするし、お互いがお互いをどう思っているかもわかるし。
後味悪いところもあるけれど、最終的には爽やかな気持ちで読み終えられる・・・かも。
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読了:2004.6以前
レビュー:2004.XX.XX
■夜明け前に会いたい / 唯川恵 (新潮文庫)
場所は石川県。
希和子が選んだ加賀友禅の着物は若手新人作家の作品だった。
偶然その作家と知り合うことになった希和子は次第に惹かれていくが・・・。
この作品も、誰もが優しいです。
そして誰もが一生懸命ですね。
複雑に絡んだ過去のしがらみと、今の想い。
舞台が石川県ということもあり、加賀友禅や芸妓など、独特の世界観も柔らかいです。

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