読了:2004.6以前
レビュー:2005.7.5
ダブル・キャスト / 高畑京一郎 (電撃文庫)

硬派なワル川崎涼介。
父親の『敵』である謎の男にハメられ、戦闘の末に廃屋から落下した。
見知らぬ部屋で目覚め、とにかく家に帰った涼介は信じられないものを目の当たりにする。
俺の葬式をやっている・・・!?じゃあ俺は一体誰なんだ。父親は一体どうなったんだ・・・?
一方優等生の浦和涼介は、おとなしく真面目一本で生きてきたような高校生。
先生が授業中で言っていた参考書を買いに本屋へ行った帰り、偶然にもビルから落下してきた人を目撃してしまう。
そしてその翌日、朝目が覚めると着替えた覚えもないのに着替えていた。
不審に思いながらも学校へ向かうと、見知らぬ女性が涼介を待ち構えている。
「昨日はあそこで何をしてたの?」
女性は、涼介が転落を目撃した少年川崎涼介の妹だった・・・。
何が起こっているのか?
望むと望まないとに関わらず、『涼介』はとんでもない事態に巻き込まれていく・・・。
命を懸けた戦いが始まった。

面白いですよ。
アクション映画みたいで。
ところどころに他の話のキャラが出てくるのも見つけてください(笑)
ややこしいのは相変わらずですが(笑)


読了:2004.6以前
レビュー:2004.7.15
クリス・クロス−混沌の魔王 / 高畑京一郎 (電撃文庫)


現代最高のスーパーコンピューター『ギガント』を使って作られた仮想現実型RPG『ダンジョントライアル』。
参加者をカプセルに横たえ、モニターマスク、ヘッドホン、電極などを取り付けることによって仮想現実・・・つまりバーチャルの世界で実際自分が動くような感覚でゲームに挑戦することを可能とした。
シナリオは迷宮奥に潜む魔王ギガントを倒すと言う至極単純なものだが、ダンジョンの過程で遭遇する敵といかに戦い、仲間を見つけられるかがポイントとなる。
職業盗賊の「ゲイル」というキャラクターになった主人公。
道中、リリス(女戦士)、シェイン(戦士)、ユート(魔法使い)、ケイン(戦士)、ミナ(魔法使い)と出会い、迷宮地下を目指して旅を続けるが、『死亡』すれば消えるはずの『死体』がダンジョンのあちこちに目立ち始める。
何かがおかしい・・・。
これは本当にただのバグなのか?
「ゲーム」だったはずが、いつの間にか現実に?
果たして生きて現実へと帰ることが出来るのだろうか。

高畑さんの本で、わたしが初めて出会ったのはこの本でした。で、高畑さんにハマりました・・・。
「すっげえアタマのイイ人だなああ」とか思って。
このお話はかなりゲーム感覚なので、ロールプレイングゲームとか好きな方にはオススメかもです。
わたしはすっごい好きです。めちゃめちゃ好きです。もー、ゲイルくんにべたぼれです(笑
ってゆーか、やってみたいです。
けど、オチが気に入らない人はいるかもしれないなあ・・・。
わたしはイヤではないけど、すっごい気にはなってる・・・。


読了:2004.6以前
レビュー:2004.7.17
タイム・リープ / 高畑京一郎 (電撃文庫)


鹿島翔香が目を開くと、目の前に男の顔が。
これは一体・・・?
それは同じクラスの若松和彦だった。
とりあえず逃げ出した翔香だが、その日からわけのわからないことが続き・・・。
若松に協力をしてもらって、謎を解こうとするが、たどりついた結末は・・・!!

ストーリー自体が非常に入り組んでいて、頭で整理しないと時々こんがらがりますが。
日付を何かにメモりながら読むと面白いかもしれませんね。

 
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