読了:2006.2.1
レビュー:2006.2.4

撃つ薔薇 AD2023涼子 / 大沢在昌  (光文社文庫)  

AD2023年。ドライバーが襲撃を受け、積荷が盗まれる事件が連続して起こった。そして東京に流れ込んだ麻薬『ブラックボール』。
潜入捜査専門の特殊警察『涼子』は、麻薬組織への長期潜入を命じられる。
その美貌と智謀で麻薬組織課長ホーの信頼を受けた『涼子』は、麻薬組織内にいるはずの裏切り者をあぶりだすことに。
極秘裏にされてきた組織の内部の事情とは、そしてたった1人『涼子』の本当の味方である麻薬撲滅活動の為の国際組織『INC』からの潜入捜査官とは。
ホー、そして龍と共に裏切り者調査を進める『涼子』は、次第に龍と惹かれあっていくが・・・。

涙が出そうになっちゃいましたーーー。
うーーーーーー。そんな気はしたんだけどーーーー。
『涼子』がかっこいいです、凄く。
個人的にはホーが結構好きなのさー。龍もかっこいいのさー。
面白いですよー、これはー。
なんつーか、深いですよ、いろいろと。





「お前と見たかった夢がある。いくつもの夢、すばらしい夢だったよ」

読了:2006.2.3
レビュー:2006.2.4

涙はふくな、凍るまで / 大沢在昌  (講談社文庫)  

北海道へ出張で出かけた、日本一不幸な食品会社サラリーマン坂田。
空いた時間で港を歩いていると、ロシア人の女性が複数のロシア船員に追い掛け回されているところを目撃。
思わず仲裁に入った坂田だが、殴られて意識を失い、目が覚めてみるとロシア船の船倉だった・・・!!
危ういところで1人の男に救い出された坂田だが、とんでもない依頼を引き受けるハメになってしまい・・・。
またも出張の一夜を命がけで見知らぬ土地を走り回ることになった坂田だが。

びっくりしたー。
坂田クンはシリーズだったんですね(笑)気が付きませんでした。
個人的には前作の方が面白かったですけど。
ロシア人がいっぱい出て来て、名前がややこしくてわかりにくいせいかもしれない^^;
前回の体験のせいか、坂田クン、だいぶ落ち着いてきました・・・!?



「ずっとこのままにらみあっているわけにいかないだろ!」