読了:2004.6以前
レビュー:2004.XX.XX
愛読者 / 新津きよみ (角川ホラー文庫)

美佐は駆け出しの推理小説家。けれど、裏の顔は官能小説家でもある。
そんな美佐にある日2つのファンレターが。
そこから何かが狂い始めた。
倒錯したファン真理・・・もう、放っておいてほしいのに。

小説家と熱狂的なファンっていう視点から、映画の『ミザリー』を思い出します。
繰り広げられる倒錯した愛情、裏返った憎悪、執着・・・。
誰もが持つ感情の一線を越えた世界。




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レビュー:2004.XX.XX
同居人 / 新津きよみ (角川ホラー文庫)

麻由美は自分のマンションをルームメイトとシェアして負担を軽くすることに決めた。
何人かと面会をして、めぐり合ったのが乃理子。
けれど、昨日までまったくの他人同士だった2人が同じ空間に住むということは、お互いの背景が影響しあうということでもあった・・・。
それぞれがそれぞれの問題を抱え、そしてお互いの不理解(?)がトラブルを招きこむ・・・。



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レビュー:2004.XX.XX
同窓生 / 新津きよみ (角川ホラー文庫)

優秀なインテリア・コーディネーターとして仕事を続ける史子。
大学の同窓生から電話がかかってきて、同窓会をすることになった。
ところがその話題の中に出てきた鈴木友子。史子と凄く仲が良かった、とみんな口をそろえて言うのだが
史子はどうしても思い出せない。
鈴木友子・・・それは、誰・・・?


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レビュー:2004.XX.XX

招待客 / 新津きよみ (角川ホラー文庫)

慢性骨髄性白血症の美由紀は2人命の恩人がいる。
骨髄を提供してくれたドナー、そして幼い頃川に転落した時に、助けてくれた高校生。
人の助けを受けて命を永らえた美由紀は結婚披露パーティに恩人を呼ぶことにするが・・・。

素直に感謝の気持ちを示したかっただけなのに・・・。
何も悪くなくても、時として恐ろしい世界へ足を引きずりこまれてしまうことがあります。
人と人との触れ合いはとても大切ですが、一歩間違えると恐ろしいものなのかもしれません・・。
哀しいですね。


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