読了:2004.6以前
レビュー:2004.8.4
火車 / 宮部みゆき (新潮文庫)

事件に巻き込まれて怪我を負った本間は、刑事を休職していた。
そんな本間に妻の親戚、栗橋和也から失踪した婚約者を探してくれと頼まれる。
彼女の行方を追う本間は奇妙なことに気が付いた。
関根彰子。
彼女は、一体何者なのか…。
便利なクレジット社会を問題にした1冊です。





読了:2004.7.26
レビュー:2004.7.26
R.P.G / 宮部みゆき (集英社文庫)


ネットの中で「家族ごっこ」を演じていた「お父さん」が殺された。
捜査上で浮かぶ「お父さん」の裏の姿。
「お父さん」は、「お母さん」は、そして「子供」は・・・真に求めているものは一体何だったのだろう・・・。
現代社会でのネットの功罪、そして「家族」とは・・・。
「怒り」と「悲しみ」、「愛情」と「憎しみ」の捩れた感情・・・。

やっぱし、宮部みゆきさんと言う人は、ひっじょ〜〜〜に頭の良い人なのだなあ・・・と・・・。
しみじみ思いました。
複雑に構成された警察の仕掛けたトリックにご注目です。


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