■結婚物語 / 新井素子 (角川文庫) 23歳の原陽子と24歳の大島正彦は「普通の」恋人同士。 長い春を経て、いよいよ結婚へ足をかけようとした二人。 しかし、この2人の性格のせいなのか、はたまた取り巻く環境のせいなのか、平生では障害となりえない数々の困難が・・・。 笑えます。 でもって、「結婚ってこんななのかなあ」っていう感じも、します。 冗談程度の前知識には良いかも。 【眠たい瞳のお嬢さん】 普通のカップル、陽子さんと正彦くん。 いよいよ結婚に足をかけようとするが、プロポーズでつまずき、親への挨拶でつまずき・・・。 ようやく進展するかと思えば、式場探しでつまずき・・・。 ドタバタのラブ(!?)コメディ。 【正彦くんのお引っ越し】 式場も無事決まり、折り良くブライダル・フェアが開催されたので、訪れた陽子さん一家と正彦くん一家。 料理やドレス、招待状なんかも決まり、着々と結婚へ向けて準備を進めるが・・・。 気がついてみれば、結婚後に住む家がない! 慌てて不動産屋を巡る2人。 果たして、結婚後にちゃんと2人で住む家は見つかるんだろーか・・・。 【大忙しの二日間】 延びに延びていた結婚式もついに間近・・・。 結婚式の最後の仕上げから、結婚前夜、そしていよいよたどりついた結婚式。 果たして無事に終わるのか!? |