読了:2004.6以前
レビュー:2004.11.3
恋の温度差 / 水野麻里 (青春出版社)

ツライ思いをしても、苦しい思いをしても、それでも恋をしてしまう。
愛し愛され幸せのはずなのに、不意に襲う寂しさ。どうしてなんだろう、幸せのはずなのに・・・。
・・・なーんて、どんな恋であれ、恋である以上悩みはつきもの。
男と女、恋に対して何が違う!?
恋について体験をふまえて考えるエッセイ。

正直内容覚えてません・・・。
ただ、悩んだ時に読んだんで、結構いろいろ考えさせられた気が・・・。
悩まなくなったら読まなくなったので覚えてないんです。
面白くなかったわけじゃなかったと思います。(←読み返してからレビューを書け?)

  
読了:2004.6以前
レビュー:2004.11.3
不倫の恋に苦しむ男たち / 亀山早苗 (WAVE出版)

不倫でも恋は恋。家庭があるからこそ、その愛もより純粋になることも出来る・・・。
真剣であればあるほど苦しむ恋。それでも一緒にいたい。
悩み、苦しみ、迷い、それでも抜け出せない恋を抱く男たちの心の葛藤は・・・?
不倫の恋を実際に体験した男性、あるいは体験している男性の実話を集めたドキュメンタリー。

これはねえ・・・個人的には「なめんじゃねえ」と思ってしまうわけですがね。
独身の人が家庭ある人を好きになってしまった場合は置いておいて、家庭ある身が不倫するのは鼻で笑っちゃう人なので、わたし。
だって「真剣な恋なんだ」って言うなら、誠実になれよって・・・。
ま、ここでわたしの「不倫論」語ってもしょーがないんでいーんですが。
ともかく、まあ、リアルではあるかもしれません。
んでもって、もしかすると浮気された時の行動パターンが読めるお勉強にはなるかも・・・?

読了:2004.6以前
レビュー:2004.8.5
女たちのジハード /  篠田 節子 (集英社文庫)

独身のまま30を過ぎてしまった康子は「自分の城」となるマンションを買い求める、有能なOLみどりは会社を辞めざるを得なくなった、「25を過ぎたら値が下がる」結婚を望むリサと、家事能力皆無で人に甘えることしか知らない紀子は結婚に失敗、英語で身をたてたい紗織。
年齢も性格も目指すものも、全てが違う女たちの、それぞれの目指す幸せ。
どんなふうに見えても、どんな形であっても、みんな自分の幸せを掴むために必死で生きてるんです。
女性らしい強さや優しさをたっぷり感じられるお話です。
読み終わったあとには、前向きな気持ちになれた自分がいるはず。



読了:2004.6以前
レビュー:2004.9.12
夫の彼女 / 藤堂志津子 (幻冬舎文庫)

結婚して5年の涼紀と典比呂。
突然夫が涼紀に言った。
「おれを独身に戻してくれないかなあ」
独身の頃からもてる気質の典比呂に、涼紀は女がいると疑った。
しかし離婚したいという夫の理由は、それほどに単純なことではなかったのだ・・・。
典比呂と離婚したくない涼紀は、典比呂の母に泣きつく。
すると義母はひとつの提案を薦めた・・・。

これは・・・なんつーか・・・思ったのとは全然違う話で展開でしたね。
特に感想は・・・持ちようがなかったというか・・・。




読了:2004.6以前
レビュー:2005.1.26
神様、もう少しだけ / 浅野妙子 (角川文庫)

学校帰りに友達と渋谷の109のトイレで着替えたり化粧したりして街に繰り出すどこにでもいるフツウの女子高生真生。
電話ボックスに、大事な大事なコンサートのチケットが入った財布を置き忘れてしまった。
どうしてもそのコンサートに行きたかった真生は、ダフ屋からチケットを買う資金の為、今までやったことのなかった援助交際に手を出す。
その甲斐あってか(?)、コンサートの帰りに大ファンだった石川啓吾と偶然出逢った真生は啓吾と一夜を共にした。
数日後、軽い接触事故でたまたま病院で検査を受けた真生。
そこでまさかの事実が発覚する。
−HIV感染。
どうしてもどうしても欲しかったものを手に入れるためにした、たった一度の援助交際で、真生はHIVに感染してしまっていたのだ。
死にたくない・・・。
偶然の出逢いが運命を変え、生きること、そして愛することを問う。

これは数年前にドラマでやってましたね。
小説が先かドラマが先かは知りませんが、わたしはドラマの後に読みました(や、ドラマは見てませんでした)。
テーマは重いですね。エイズ感染と生と死、そして愛・・・みたいな。
一概に援助交際を糾弾するのは簡単だけれど、通常人は誤って傷つき学んで成長していくもの。
ただ、真生の場合は取り返しのつかない過ちであったということが通常と違っただけなのかもしれません。
テーマ、ストーリーとしては、いろいろなことを示唆する意味で悪くないと思いますが・・・ちょっと展開が安易な気がするのは、多分ドラマ絡みなせいでしょうね(・・・と考えると、やっぱりドラマが先なのかなあ)。
読み物としては正直・・・うーん・・・というところかとわたしは思います・・・。
ドラマで見る方が多分数倍面白いと思われる・・・。
ジャンルは正直「恋愛」か「ヒューマン」迷うところだったんですが。
テーマが恋愛のみならず重たいので「ヒューマンドラマ」に分類してみました。


読了:2004.6以前
レビュー:2004.11.3
もっと悪女な奥さん / 内田春菊 (メディアファクトリー)

3回の結婚を経て、いろいろな結婚生活を体験した筆者が、カズサ・アイコ・ズレミのタイプの全然違う3人の働く主婦を主人公に描く、エッセイ的な実録マンガ。

ま、マンガですから読みやすいは読みやすい。
あと主婦の人には共感も得やすいかも。
ただ、読み終わってあんまり残るものがわたしにはありませんでしたが。

                         
                                             


            
  

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