読了:2004.6以前
レビュー:2004.XX.XX
■二分割幽霊記譚 / 新井素子 (講談社文庫)
男として生まれながら、中学生の頃、病気の為に性転換を余儀なくされた礼子。
何か裏がありそうな美少女砂姫とひょんなことから同居をすることになった。
そんな最中、中学の頃の親友真弓猛と偶然再会。
真弓は礼子の階下に住む東くらこという女性に想いを寄せていたが、東くらこの奇妙な行動に不審を抱く礼子。
好奇心のカタマリ砂姫と東くらこの部屋に侵入すると、なんと部屋の真ん中に巨大な穴が・・・。
一体この部屋で何が行われているのか??
疑問はますます膨らむばかりの礼子だが、ある朝突然庭に出来上がっていた土の山から地中へ転落してしまう。
そして、何としたことかうっかり死んでしまった!?
しかも手違いで(!?)真ん中からまっぷたつに割れた不気味な状態で別々の人間に取り付くハメになってしまう。
世にも奇妙な幽霊になってしまった礼子。
果たして彼女の行く先は・・・!?
実家に帰って発掘してしまった。
随分昔の小説ですね。確か最初に読んだのは小学生のときだったような・・・。
んでもこのお話、結構好きなんです。
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