新しい仲間達

「代表」「企業」「レジスタンス」
「代表」による支配体制の瓦解を狙った「レジスタンス」の蜂起と攻撃の失敗
一年後に再度発生した「レジスタンス」による「代表」への攻撃
そして「企業」による無差別攻撃
戦争はレジスタンス側についた一人の傭兵の活躍により幕を閉じたという
「代表」は死に、「企業」は姿を暗まし
「レジスタンス」一行は放浪の旅に出たという
「シティ」の豊富な資源と支配権をめぐった戦いは、いまだに続いている

一方で、「シティ」における戦闘に嫌気がさした連中もまた存在した
彼らは新たなる土地と資源を求めて、より広大な土地へと戦いに向かった
無論、新しい土地にも所有者や居住者は存在した
世界はいまだ纏まることを知らず混迷を極めていた

戦場には必ずといっていいほど
ある兵器が存在した

大型の人型兵器”アーマードコア”通称AC

おそらく今の戦場で1対1なら
上から数えるほうが早い
優秀な兵器だ



???「6本のチェーンソー・・・黒いAC・・・あれだな。」

***「でも兄さんなぜ様子見なの?」

???「誰もアレを相手に正面から堂々となんていかないさ」



オーバードウェポン。
正式名称など存在しないが、一般的にはこう呼ばれている。
いくつかの種類が存在するが、
いずれにしても“規格外”であり、“圧倒的な”暴力を齎す兵器である。
例題を上げてみよう

チェーンソーをいくつも束ね、膨大なエネルギーを無理矢理注ぎ込み
刃が過熱に陥ったところで力ずくで敵にねじ込み粉砕するもの。

建材を剣に見立て巨大なバーニアにより加速
装甲の有無を無視した打撃により粉砕するもの。

ジェネレータを過運転させることで無理矢理引き出した莫大なエネルギーにより
弾丸を加速させ、遥か遠方の敵を一撃のもとに粉砕するもの。

130門ものパルスキャノンをほぼ全方位に
射撃することにより、遍く粉砕を齎すもの。

ACが扱うにはあまりに巨大すぎるミサイルをその場で組み立て発射
敵陣地ごと粉砕するもの。

どれもがバカげている。
規格を無視して製造されたものを、兵器側が機体にすがりつくようにくっ付き
使用にはCPUユニットが制御するのではなく
兵器側からの強制的な制御により使用する
兵器の形として、あるまじきものである

そして彼は・・・
6本のチェーンソーからなるオーバードウェポン”GRIND BLADE”の
所有者だった・・・

-左腕部損傷、装甲値低下、ダメージを受けています、回避してください。-

ロウケン「ぬぅん!」

M1「M3退避しな!スナイパーキャノン装備の四脚ACとタンクACに落とされるわ!」

ロウケン「だがこのままでは封殺される!」

M2「せめて接近することが可能なら・・・」

クライアント「M1とM3、それに私を囮に裏から接近できないか?」

そうここは戦場の真っ只中
俺はヒマをしているとことにたまたま転がってきた依頼を受けることにした
しかし情勢は劣勢このままでは封殺、各個撃破されるだろう
コイントスでYes/Noを決めるんじゃなかったな・・・

M1は軽逆間接型ACにのりショットガンとパルスガンを搭載している

M2は軽量二脚型ACにレーザーブレードを2本にハンドガンを肩にかけている

クライアントは重量二脚型ACにプラズマガンとガトリングを2本づつ

M3こと俺は、中量二脚型ACストレガΔ03
レーザーライフルとバトルライフルを1本づつ
ショルダーユニットにはヴァーティカルミサイル
通称「垂直ミサイル」「VM」搭載している
あ?中量なのになん
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まろやか投稿小説 Ver1.50