黒神親子の一日

設定投稿者:黒神さん

世界観:幻昼界

常昼の世界とも言われる野生の世界。
住人には獣人や人型の妖怪が多く、東洋のサムライという文化を重んじた発展をしている。
中心都市に王都リゼルトナタルシア(和名では天竜街と呼ばれてる)があり、そこを中心に発展している。
また常昼の世界と呼ばれるだけあり、樹木が生い茂り、多くの生物が住む世界となっている。
巨大とまで成長した木々は集落を作る元となっており、だいだいは巨木を中心として村々が作られている。
代表的なのは王都より北東に10kmほど進んだ所にある人竜族の集落、南に進んだところにある人狼族の集落などが有名。
王都にある天竜城では、王姫である黒神 紗那が過ごしており、賑やか。
また紗那の娘である黒百合が稽古をサボって街で遊びまわる為、たまーに街に被害が出、紗那が謝って回っている姿が時折見られる。
王都に住んでいる人妖は主に、妖狐、妖猫、人狼族など一般に獣人と呼ばれる者が多い。基本はその獣の耳と尾が付いている、という感じ。
一般に多く広まっている武具は刀であり、達人級にまでなると真空波まで飛ばせるようになる。
街の中の各地にもいくつか道場があるが、どの流派も相当の修練を積まないと免許皆伝とまでは行かない。
4ヶ月に一度、王妃主催の御前試合では各地からの腕に覚えのある人間が集う為、かなり見応えがあるうえ、流派選びにもなる。
王都から離れた辺境には強力かつ凶暴、交渉も通じない竜が生息していることがあるため、竜を狩ることができる者が必ず同行する。
南西に行ったところに翠の草原があり、そこから更に西に行くとそこには前王妃の綾鳴が住む幻の城(うつつのしろ)というのがあり、半月周期で幻夜界と行ったりきたりしている城がある。
その近くにも陽の湖というものがあり、大ヌシを狙って釣りをする太公望が絶えないという。
街から南東の位置にある翠の森の山、その台地に夜草神社という大きな神社があり、アルラウネ達が住んでいるという。
時間軸だが、21時〜3時が夜であり、3時〜6時までは朝焼けの時間が続き、18時〜21時までは夕暮れの時間が続く。

キャラクター

・黒神 紗那 性別:女 年齢:18歳
王族の血を引いて生まれた王妃様で、本当に王女かと疑わしいぐらい悪戯好きで子供っぽい。
城内をかくれんぼ大会の会場にしたり、城下にお忍びで出かけられたりと行動には突っ込みどころ満載である。
ネコミミと尻尾を持っており、暇なときに日向ごっこしている。

・黒神 綾鳴 性別:女 年齢:2100歳
紗那の実母で、前王妃。色々とフリーダムで自由奔放。
普段は幻の城で過ごしており、暇があれば城下に出てきたり紗那と遊んでいることも。
九尾の狐尾と狐耳を持ち、様々な神通力を使いこなす。

あらすじ
この世界を舞台にした冒険譚や日常などを、自由にお願いします!
もちろん恋愛物語だろうと御前試合でのライバル同士の激闘などもOKです。
キャラクターは書いてくださる方のオリジナルを使うことをお勧めします、口調が判る方は紗那ちゃん主役でも構いません。



〜黒神親子の一日〜
 昼の日差しが窓から差し込む天竜城の廊下に、コツコツという規則正しい音と、それに付随する形でガラガラという音が響く。
 コツコツという音の正体は山羊頭の獣人、ゴートンが歩いた靴音だ。黒い燕尾服に蝶ネクタイに身を包んだ彼は、両手でカートを押している。ガラガラの音はそれによるものだろう。
 カートの上には金属製の蓋を載せた皿がいくつも並べてあり、彼が昼食を運んでいる途中だと分かる。
 その彼の足が
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まろやか投稿小説 Ver1.50