#10:バグ・ハンティング -アミダ・アタック-−作者メッセージ

 蟲退治ミッションその4です。
 今回は名前にあるとおり、アミダ――まあネクサスや原作に出てきたあいつ等との戦いがメインですが、今回は原作に登場した奴等以外にも、36年後だろうから野に放たれたりして変異したり、いろいろと品種改良されたであろう奴等を出して見ました(爆)。

 ちなみに種類自体は初期プロット段階ではもっと多かったのですが、取り止めが付かなくなったのでちょっと自重して(爆)、AC世界をあまり逸脱しない感じの奴だけを残しました。
 何せ初期段階では「何十匹ものアミダが連結して出現するムカデアミダ」とか「触手を生やしてクオレ機を捕獲してから強酸をぶっ掛けるアミダ」と言った、冷えた頭で見ると正気の沙汰と思えない奴まで居た位ですから(爆)。

■ディアマント秘話
 実はディアマントは初期プロットには登場せず、YYさんが感想で「ヘドロの沼に沈んだ(おそらくハインラインの)担当イェーガーは助かったのか」と言う予想外のレスを返して来たので、それの回答として急遽登場させたものです。
 今回、その辺の含みを序盤で言及しましたが、もうちょっとギスギスした関係の方が良かったのかと思ってたり……何せ、ナビゲートミスで沼に沈めてしまった訳ですから、怨恨があっても何ら不思議は無いと思いますゆえ。

 それよりも、ディアマント登場に当たってプロットを一度破棄して執筆し直すのが面倒でした(←無計画は駄目だと言う手本)。

■小説でもウラヌスコア使いって余り居ないよね
 イレギュラー的な登場をしたディアマントとは対照的に、ブレイザーは元々初期プロットから居た人です。
 ACの二次創作を見ていると、「同じ作品で類似したアセンブリのACを操っているキャラ」ってあまり居なかった記憶があるので、じゃあ試しにやってみるとどうなんだろうと思い、「クオレと似て非なる人」と言うところから始めたのですが……執筆段階でクオレ君がさらにマイルドになったような感じになったのに飽き足らず、さらに機体アセンブリも類似したものに変え、さらにディアマントに気があったりするなどで、結局別物になってしまった感がします。
 まあでも、「原作中で産廃扱いされてるコアのEOをメインに使う」と言う形でキャラは一応立ったわけですし(初期プロットでは投稿版ほどEOは使わなかった)、似たようなアセンブリでも機体に対する考え方の違いが描写出来たり、産廃扱いされてるウラヌスコアにも出番が回って来たと言う事で結果オーライかなと。

 クオレ君とブレイザー君の絡みは、今後も(多分、対比と言う形になると思う)ちょくちょくやって行きたい所です。
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まろやか投稿小説 Ver1.50