#10:バグ・ハンティング -地獄で同業者- −作者メッセージ

 どこまで引っ張るんだと指摘されそうではありますが……ともあれ蟲退治ミッションその3です。
 今回は前半部が単機での逃走、後半部で同業者の皆様方登場と、ちょっと劇中での展開を変えてみました。
 逃げるだけのクオレ君とはいえ……雑魚メカのやられっぷりの描写は個人的には結構頑張れたかなと思います。

 後半部では、前の話でネタにし損ねた「ACの武器に殺虫剤」も(形はどうあれ)記述しています。
 てか、ジなんとかが居ない時のクオレ君だったら絶対戦場で殺虫剤は使わんでしょうな……。
 でも正直な所、ジなんとかが居たら絶対「ばら撒け」とかいいそうだなと(どっちだ)。

 今回はレールガンと殺虫剤の描写で結構神経使いました。殺虫剤は過去のデータをあれこれ参考にできるのでまだ良いのですが、レールガンはまだ確立してない技術なので、こちらは完全妄想構成になってしまいました。
 その為私としてもこれが正しいのか、全く自信が持てない所ですが……それは言わぬが吉ですか(爆)。
 だって本作は教養や学術などとは縁のないシロモノですから(滅)。

■そう言えば
 この作品、こうして10話執筆しているのですが、今まで「ヒロイン」と呼べる存在が一人も居ない事に気が付きました。
 と言うかそもそも女性キャラ自体目立ってないですね。クオレ君のお母様と姉と妹はそろって死んでいるし、第4話で説得した孤児の少女も展開上、現在音沙汰なし。しかもエキストラ的に登場している女性はまともな死に方をしていない始末(滅)。
 本作では主人公・クオレ君のオペレーター自体も男性だったりで、原作シリーズでも見られないような女っ気のなさはある意味自慢してもいいかな、なんて思ったりするのですが、今回始めて主人公と共に戦列に立つタイプの女性キャラとしてディアマントを出しました。
 しかし女性の扱いが総じて宜しくないラス潰だけに、今後どうなることやら……。

 あ、そうそう。
 ジなんとかはヒロインじゃありません。あれはただの破壊可能物です(ぇ)
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まろやか投稿小説 Ver1.50