「わかった。手を組もう」
俺は信じてみることにした。
もし本当ならもうあんな悲惨な戦争は起こらないはず・・・
嘘ならそれは仕方がないと諦めるしかないと割り切ることにした、今までもそうだったように・・・
「交渉成立かな・・・?」
「やりぃ!これで仲間だな」
「まぁ、そう言うわけで宜しくな」
なんか急に照れくさくなった
「コホン、それでは医療室に向かってくれ」
「へっ?」
唐突に言われ目が点になった
「そうだね世界の人たちを救うには強くならないと」
「行こう、アッシュ・・・」
「おい、何で医療室に行くんだよ?」
二人に両脇を抱えられ部屋を出た
「所詮私も捨て駒か・・・許せアッシュ。願わくば、彼の進む道に光を・・・!」
サイレンサー付きの銃を喉に加え引き金を引いた・・・
部屋には後悔と哀れみを持った社長の死体だけが残った・・・
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