五年後・・・
「イシュタル次はここだ」
「この島ですか?」
「そうだそこに工場をたてるらしい。そのための下調べをしてこいだそうだ」
「了解しました。ではいってきます」
あれから五年が経ち、様々な企業が生まれACは戦うだけの物ではなく働く物としても活躍するようになりました。 私はフリーで警備をしたり今みたいな仕事をしています。今ではすっかり馴れました。でもあなただけがいない
アッシュ、あなただけが・・・
「よし着いた。それにしても深い森、武器持ってきて正解だったね」
そして奥深くまで探索した
「特に異常なし帰還しよう」後ろを向いたとき木と木の間が光った
何だろうと思い近づくとそこには五年前のあのACがあった
「嘘・・・」
信じられなかったこんなとこにいたなんて
私は彼のACに飛び乗り何とかコックピットを開けた
そこには彼だった人がいた
「アッシュ・・・!」
彼の体はほぼ機械だった
あらゆる部分がコードを通してACとつながっている
「アッシュごめんなさい。辛かったよね?辛かったよね!」
彼に抱きついたままずっと泣いた
だが、彼に想いが届くことも、彼の目が開くことも、もうないだろう・・・
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