あの騒動から数日、カイゼルはノゾミさんに何だか避けられてる感じだった
家に行っても門前払い、顔を合わしただけで逃げられる・・・
(やっぱり、嫌われたのかな・・・)
押し倒された(不可抗力だが)うえに、恥ずかしい姿をみんなに見られたのだから無理もないのだが・・・
(ここまで嫌われると・・・泣けてる;;)
落ち込んでいると来訪者、最近彼女ができた勝利者
「強気で迫ってちゃんと話せ、そしたら進展するぞ。私なんか何度も迫って(ry」
そんなこんなで有難いアドバイスを胸に、後日ノゾミさんを訪ねる
相変わらず逃げようとするノゾミさんを半ば強引に引き止めた
「待ってくれ!あの時のこと、怒っているんだろ?本当にすまなかった、ノゾミさんに嫌な思いさせてしまって・・・」
「ち、違うんです!カイゼルさんばかり責められてばかりで、合わせる顔がなくて、申し訳なくて・・・ってあれ?」
結局、お互いに想っていたわけだ
顔を見合わせて暫く苦笑、そして・・・
「・・・誕生日の時に言おうと思っていたんだ。遅くなったけど、俺は・・・君のこと」
「好きだ。どんな事が起きても、この気持ちは変わらない」
そして・・・