アレルギー性鼻炎 ハウスダストや花粉、かびなどを原因（アレルゲン）として起こるくしゃみや鼻づまり、鼻汁などが症状として現われるのが、アレルギー性鼻炎です。このうち、花粉によって起こるアレルギー性鼻炎を花粉症と呼んでいます。これは花粉の飛ぶ時期に現われます。 症状 アレルギー性鼻炎の症状は、くしゃみが出て、鼻水がまるで水のように流れ出てくること、それに鼻づまりです。しかもそれが突然起こることが多く、目もかゆくなり、結膜炎も起こし、涙が出てきます。 治療と検査 花粉症の起こる季節と一致して、花粉アレルゲンによる皮膚反応があり、そのほかの検査でも確認されれば確定診断がつきます。アレルギーの家族歴も参考になります。 治療としては通常はアレルゲンを見つけたうえで、特異減感作療法（とくいげんかんさりょうほう）を行ないます。原因となっているアレルゲンのエキスを、最初は少量注射し、だんだんと量をふやし、濃度も濃くしていきます。これによってアレルゲンに対する過敏性を低下させるための治療です。ふつう週に２回程度の注射をしますが、だんだん月１〜２回程度にへらします。短くても２〜３年は続けるほうがよく、半永久的に続けたほうが再発を防げます。 対症療法としては、抗ヒスタミン薬を鼻腔内に噴霧したり、注射または内服します。  １０００人の医師がさまざまな病いの質問にお答えしています。会員登録をされても損はありませんね。いざという時、お役に立つと思いますよ。他の方の質問内容を閲覧するだけでも参考になります。 |
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