第48回活動報告
 

 1125日日曜日、今年の清掃奉仕もこれで終りである。来月の大東亜戦争開戦記念日を前にして、心を込めてご奉仕しようと早朝の靖国神社に集まった参加者は65名。その内初参加者は24名である。1歳の子供、幼稚園児に小学生、戦中を過ごした大先輩と、今回も多くの方々が靖国神社に集まった。良く晴れた清掃奉仕日和とでも言おうか、風も無く少しひんやりと冷えた境内であった。

 始めにいつものように昇殿参拝して、英霊の御霊に感謝の誠を捧げた。「英霊の皆様、今日の日本があるのは、皆様のおかげです。ありがとうございました。」

 そして手荷物を靖国会館の控え室に運び、早速本殿周辺をグルッと掃き掃除した。この時期は一年で最も働き甲斐がある、仕事量豊富な季節である。風が吹くたびに落葉が再び敷詰められる。後ろを振り返らずに前向きに落ち葉を掃き、塵取りで集めるのがコツである。リヤカーがすぐにいっぱいになり、何度も往復する。

 人数が多いだけではない。参加者の皆さんの手が早い。いつもよりも仕事量が多いのに境内を回るペースが速い。情熱の成せる技か。

 裏側の池の周辺で小休止をとる。お茶を飲んでから、いざ記念撮影の段階になって大変な失敗に気付いた。「大弾幕が無い」「第51回靖国神社清掃奉仕」と大きく書かれた幕を忘れてきたことに気付いた。ここで気付いても万事休すである。んー皆さんごめんなさい。次回はこのようなドジはありませんのでご容赦下さい。

 小休止の後、ご奉仕を再開して境内を一周後、清掃奉仕を終了した。遊就館前では居合い抜きの奉納演武と甲冑を着ての火縄銃の奉納演武が行われていた。

 終了後は靖国会館でお茶とお菓子を食べながらしばし雑談。昼過ぎに参集殿にご奉仕終了の報告をして平成19年の清掃奉仕を無事終了することができた。参加者の皆様ご協力ありがとうございました。

英霊の皆様の御加護に感謝申し上げます。