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ヤマトイモは、ヤマノイモ科ヤマノイモ属の作物です。山芋・自然薯の総称で600種類ほどあるといわれています。原産地は、中国の華南西部といわれています。
芋の形から円筒形のナガイモ群・扁平で扇形のイチョウイモ群・球形のツクネイモ群の3つの群に分けることができます。そのうちイチョウ形やバチ形のイチョウイモ群のことを関東では「ヤマトイモ」と呼んでいます。一般的には「ヤマトイモ」のことを「とろろ芋」「イチョウ芋」と呼ぶ人が多いようです。 |
ヤマトイモには、炭水化物・デンプン・マンナンを多く含んでいます。デンプン分解酵素「アミラーゼ」を多く含み一緒に食べるお米や麦の消化を助け、ネバリのもとが胃の粘膜を保護します。栄養価が高いことから地元では「畑のウナギ」、漢方では「山薬」と呼ばれています。 |
露地栽培による年一作で、4~5月に種芋を植え付け、茎・葉が枯れる10月下旬~の収穫となる。一般的には、首の部分が長い系統「中長首系」が作付されている。形状の違いからいくつかの系統があります。「中長首系」は、自分の祖父が、この品種の元祖といわれています。地元では「塩ノ谷系」とも呼ばれています。 |
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