やまのはな 日本語だけ  

更新:2013年11月16日(2002年11月10日頃開始)  このページの最後へ

 

    月を見上げて

  久し振りに早朝散歩を再開した
  オリオン座や北斗七星など多くの星が輝く中
  居待ち(?)の月明かりで暗闇を歩きます
  勿論、太めの懐中電灯を肩に掛けています
  自動車が近づきそうなら点灯しています
  じっと月を見上げることは中学2年生からです
  補欠の補欠だったクラブ活動の終了前に
  お決まりのマラソンがありましたが
  それも終わって部員全員が帰った後
  一人走ることがありました
  それはちょうどその頃
  beyond the star 方面に帰る人に挨拶を交わすためでした
  はじめは全く偶然を装い
  二回目からは恒例となりました
  ちょうど大きな月が背中にあって
  走るたびに追いかけてくるような気がしました
  マラソンして汗をかいてその人を追いかけていた
  13歳の感覚を
  早朝散歩で思い出すことにしています
  その頃読んだ本が
  アンデルセンの絵のない絵本でした
  その本はドイツ語で書かれていたと知ったのは
  大学生になってからでした

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