やまのはな   Japanese only  更新:2005年4月16日、2011年5月29日 このページの最後へ
 

   川柳   

   蓮華畑あっというまにぺっしゃんこ

   ツバキの子山にあったら木にしよう
   菜の花の先に群がるアブラムシ
   遠くから苗を運んでご苦労さん
   一人だと思っていたらあと二人
   どうしよう御礼のお菓子走り買い
   鎌で刈るあぜの草むら季節告げ
   50人以上集まる無理なシイ
   ピイと鳴る笛で誰もが振り返る
   笛吹けば幼き日々に戻ることできると知って楽しみに待つ
   河蜷が群れをつくって水路行くそこどけここは我らの道だ
   うんちくを話すの好きな人だらけほんとの話誰も聞かずに
   限られた時間を使う慣れぬ人つい蕩々と話し続けて
   いつまでと蓮華を摘んだ幼子の帰りを急かす空腹の昼
   急がなきゃうっかりみやげ置いていく一株限り夢を片手に
   花摘みの心がこもる人は皆いつのまにやら年かさの人
   時間ないそんな時こそ蒲団干すこんな天気を見逃す訳に


  
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