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山の端 yamanohana
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更新:2004年 11月8日
愛媛県 国の機関 表計算 農薬防除 気象 ブリーフケース ニューヨークタイムス ビッグローブ goo ヤフー
表題 : パン2枚目
大学時代
自分で料理することもない貧しい食生活時代
はじめの2年半ほど寮に入っていた
朝食は交替で味噌汁を作る
ご飯は炊いていたっけなァ
味噌汁には、必ず豆腐(笹雪)を2丁切って放り込んだ
朝早く、近くの店に買い付けに行くのだった
あと、少しのネギや油揚げ、かまぼこ、イリコを投入しておしまい
日曜日には食事がないので、近くの食堂に行ったり
自炊(インスタントラーメンにネギやタマネギを入れるだけとか、
インスタントの焼きそばを2つ油で炒めてマヨネーズをかけて食べたりした)
が嫌になったら、近くのスーパーで食パンを買っていた
ついでに北海道のメーカーのマーガリンを買った
マジックでふたに名前を書き、共同の冷蔵庫に入れておく
毎週日曜日の朝8時から9時頃には、小さな食堂で
食パンを焼く香りがただよっていた
初めのうちはおいしそうだったが、
何ヶ月も続くと、嫌になってきた
たまに贅沢してバターを買ったり
チョコジャムを試したりした
そのうち、お金をもっと浮かせるために
食パンを買う時間を閉店間際にした
さらに窮乏すると、パンの耳を買った
これは安い
普通のパンの4分の1ぐらいでいっぱい買えた
ここまでくるとふわふわパンなんて必要ではなくなった
このとき、お米を炊くことに挑戦していたら
もっと豊かな食生活になっただろうに
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