sorry Japanese only

　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　更新:200６年8月1６日２２：２０

　　　表題　：　故郷の夏　　　

　　　第６１回目の終戦記念日
　　　故郷の墓参りに行く
　　　いつも寄る
　　　故郷にあるその家には
　　　我が母の
　　　決して会うことのない
　　　若き１０代の兄弟が３人並んでいる
　　　そう
　　　そこに集う人が変われど
　　　三人の軍服姿の遺影は
　　　６０年の時を超えて
　　　子や孫ひ孫に語り継ぐ
　　　愚かな戦争は
　　　個人ではどうにもならない
　　　今の政治が
　　　いつか来た道を歩き始めていると
　　　遺影は語りたくて
　　　ふと見上げる山は三つ足の
　　　幼馴染みの姿を見せる
　　　近隣諸国との善隣外交をかなぐり捨てた
　　　愚かな総理が
　　　愚行を繰り返す
　　　選んだのは誰？
　　　選択肢が少なすぎて