2006年11月4日(土)

祝!スーパーホーネット カシオペアS優勝!!

2006年10月26日(木)

矢作ライン通信

6時乗りも今週まで、朝晩はめっきり涼しくなって、栗東もようやく晩秋の気配が濃くなってきた。ゲート試験、明眸皓歯は一発合格もしずかは入りが悪かった。渋ちゃんイチ押しの期待馬だけに、次はしっかり受からせたい。後半の追い切り、ジョイは追ってからの反応が物足らなかったが、充分新馬を勝てるレベルにはあると思う。調教終了後グランプリの会長さんが来厩、可愛いオーロラに触れて、とても喜んで戴いた。11月半ばには豪州へ戻られるので、次は何とか巻き返したいところだ。
午後の仕事に行く直前に渋ちゃんから電話、ヒカリの具合が悪いとの事。触診すると古傷をかなり痛めている。今回はオーナーの意向により慎一郎にチャンスを戴いていただけに残念至極。このまま繁殖入りが濃厚で、正直酷く落ち込んでいる。この所悪い事ばかり…でも明日が検査で酒も呑めない。あーあ疲れ果てた。

y.yahagi

2006年10月9日(月)

北海道ツアーの模様(初日⇒2日目⇒3日目)

大変遅くなりましたが、1ヶ月前(9月9日〜11日)に開催された矢作厩舎サポーターズクラブ 第2回北海道牧場ツアーの模様をご報告します。写真はツアー参加のガンさんより提供頂きました。ガンさんありがとうございました。

ウイズディクタット。

グリッターズロック。

矢作調教師を囲んでの夕食会。

矢作調教師を囲んでの夕食会。

二次会はカラオケ!

二次会はカラオケ!

札幌競馬場北門12時に集合し、貸し切りバスで社台スタリオンに向かいました。まず我々を出迎えてくれたのはクロフネ。種付料は600万円。今年は256頭種付けしたそうです。

アグネスタキオン。種付料は1200万円と現在国内最高価格。今年は139頭種付けしたそうです。

スペシャルウィーク。種付料は600万円。今年は216頭に種付したそうです。

ネオユニバース。種付料は300万円。今年は216頭に種付したそうです。

キングカメハメハ。種付料は600万円。今年は256頭に種付したそうです。

キングカメハメハと一緒に記念写真。

アドマイヤコジーン。種付料は80万円。今年は70頭に種付したそうです。

タニノギムレット。種付料は250万円。今年は120頭に種付したそうです。

フジキセキ。種付料は500万円。今年は252頭に種付したそうです。

サクラバクシンオー。種付料は400万円。今年は190頭に種付したそうです。

ブリーダースズスタリオンに移動。この時間、雨が本降りに・・・。厩舎の中で種牡馬を見学させてもらいました。上の写真はイーグルカフェ。

フサイチコンコルド

ミラクルアドマイヤ

アフリート

サッカーボーイ

バブルガムフェロー

ステイゴールド

タップダンスシチー

アルスグローリア(2歳・牡)・下河辺牧場

ターニングリーフ(2歳・牝)・下河辺牧場

父タニノギムレット・母タカオエクセラン(2歳・牝)・
加藤ステーブル

ラブリーコンサート(2歳・牝)・加藤ステーブル

父タニノギムレット・母ゴールデンバード(当歳・牡)・天羽牧場

父キングカメハメハ・母ローズボー(当歳・牡)・天羽牧場

父マーベラスサンデー・母バトルメイトリーズ(当歳・牡)・モリナガファーム

父スペシャルウィーク・母レイズユアグラス(当歳・牡)・モリナガファーム

この日、社台スタリオン、ブリーダーズスタリオン、下河辺牧場、天羽牧場を案内してくださったモリナガファームの森永社長のご好意で、同ファームのガレージをお借りしてのバーベキューパーティー!長田ファームの長田さん夫妻には前回に引き続きセッティングなどご協力頂きました。森永さん、長田さん、本当にありがとうございました。そして、また来年もお願いいたします!尚、パーティーには大井の松浦裕之調教師やシュウジデイファームの石川社長も飛び入り参加して頂き、大変盛り上がりました。

父ワイルドラッシュ・母ミスヒテン(1歳・牝)・畠山牧場

父フレンチデピュティ・母エンドレスパワー(1歳
・牡)・畠山牧場

父ジャイアンツコーズウェイ・母イリジスタブル(1歳・牡)・千代田牧場

ベルモントファーム

ベルモントファームにて集合写真

父ティンバーカントリー・母ベルモントデーンズ(当歳・牡)・ベルモントファーム

父Dixie Union・母バヴィーラ(当歳・牡)・服部牧場

父クロフネ・母サイレントラヴ(当歳・牡)・日高太洋牧場

父アグネスタキオン・母ココパシオン(1歳・牝)・社台ブルーグラスF

ファンタストクラブ

父フォーティーナイナー・母シュンサクヨシコ(1歳・牡)・ファンタストクラブ

父デザートキング・母オハナチャン(1歳・牡)・ファンタストクラブ

父ステイゴールド・母ハイミール(2歳・牡)・ドリームオンファーム

メイボウコウシ(2歳・牝)・パイオニアファーム

オレノマエニデルナ(2歳・牡)・ノーザンF空港

父マヤノトップガン・母ゴーオンマイウェイ(1歳・牝)・ノーザンF空港

ニライカナイ(2歳・牝)ノーザンF空港

2006年9月17日(日)
祝!タニノハイクレア優勝
2006年7月30日(日)
末脚爆発 ゴールドステイブル!

2006年7月14日(木)

ショーストッパー 追悼特集

古いネガを引っくり返したところ、懐かしい写真が出てきましたので、最近の写真も含めご紹介したいと思います。もし、デビュー当時の写真とか勝利時(初勝利〜3勝目)のネガ等をお持ちの方がいらっしゃいましたら、管理人まで是非ご連絡下さい。

上の写真は2001年7月、函館競馬場で撮影したもの。まだデビュー前のショーストッパーです。
矢作師が「こいつは食べるのが仕事だと思ってる。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
尚、隣の馬房にはお兄さんのアストラルブレイズ(右下)がいました。

上の写真は2001年12月2日中京競馬場3歳500万下出走時の写真です。
デビュー8戦目で、初めて1番人気に支持されたレースでした。

上記レースの際、張り出した管理人の横断幕です。ここで昔話を一つ。

今から5年位前になりますが、当時の矢作持乗調教助手からお電話を頂き「今度アストラルブレイズの下をやることになりました。名前はショーストッパーです。最初はファイナリストを申請したのですが、過去にあったようで、最終的にショーストッパーになりました。」「ショートストッパー???」「いやいや、野球の遊撃手ではないです。ショーストッパーです。舞台関係の言葉で、観客が思わず静まり返ってしまうほどの名演技という意味です。」とのこと。
早速辞書で意味を再確認し、横断幕制作に入ったことを覚えています。
そして「ターフという舞台で魅せる名演技 Show Stopper & Yoshito Yahagi」を考案。
ただ、一つ懸念が・・・。「芝・ダートどちらを主戦場にするのだろう?もしダートだったら『ターフという・・・』ってのは不味いだろう」
という訳で矢作師に「『ターフという・・・』は不味いですかね?」と確認したところ、「構わないですよ!」との寛容なお言葉を頂いたため、このような横断幕を作成しました。

結果は皆さんご承知の通り、「5勝は全てダート」ということでしたが、芝でも28戦するなど十分に活躍してくれました。

上の写真は2002年5月4日新潟競馬場邁進特別出走時のもの。
あいにくの大雨で、矢作師、お手伝いの福島信厩舎森田厩務員ともにずぶ濡れになりながらパドックを周回していました。
新潟競馬場直線コースで大外16番枠、逃げ得意の菅谷騎手(当時)ということもあってか2番人気に支持されたレースでしたが、結果は残念ながら7着。

上の写真は2005年3月12日阪神競馬場伊丹特別出走時の写真。
ショーストッパーが矢作厩舎に転厩して初めてのレース。

上の写真は、2005年4月17日阪神競馬場4歳上1000万下出走時の写真のもの。
この週の矢作厩舎は7頭が出走しましたが、このレースまで一つも勝てず、「今週は未勝利か・・・」と思った矢先に孝行息子のショーがやってくれました!ショー自身も菅谷厩舎時代の2002年10月5日以来2年半ぶりの勝利!また、ノーザンテースト産駒27年連続勝利記録更新というおまけまでつきました!
ホント感動的なレースでした!

上の写真は2005年5月14日京都競馬場高瀬川特別出走時のもの。
前々走で同クラス勝利も前走で7着と敗れたことから9番人気とやや人気を落としていましたが、その人気薄をあざ笑うがごとくの快勝!
これで通算5勝目となり準オープンへと昇級しました。

上の写真は2005年7月23日函館競馬場青函ステークス(オープン)出走時のもの。
格上挑戦にもかかわらず6着と好走しました!下の2枚は洗い場での写真。
レース後で間もなかったのですが、優しい顔つきだったのが印象的でした。

2005年11月20日東京競馬場霜月ステークス出走時の写真。

2005年11月27日京都競馬場貴船ステークス出走時の写真。

2006年1月8日京都競馬場新春ステークス出走時の写真。

2006年7月12日(水)

セレクトセール3日目!

3日目、矢作厩舎はセリには参戦せず!

そんな中、矢作ラインにゆかりの深いブロードアピールに会うことが出来ました。すっかりお母さんらしくなり、表情も優しい顔つきになっていたのがとても印象的でした。

そのブロードアピールとキングカメハメハの当歳牡馬は両馬のオーナーでもあった金子真人氏が1億1200万円という高値で落札されました。

セリの途中で抜け出し、ノーザンホースパークのすぐ近くにあるパイオニアファームにヒカリノメガミ(左)、メイボウコウシ(右)の姉妹に会いに行って来ました。共に順調のようで、それぞれの復帰とデビューを楽しみに待ちたいですね。

2006年7月11日(火)

セレクトセール2日目!

今日の天気も展示中は「小雨」でしたが、セールが始まる頃から「曇」に変更。
この日のサプライズはトゥザヴィクトリーの当歳牝馬に6億円の値が付いたこと。クロフネの弟の3億円の倍ですよ!ダーレー軍団と藤沢軍団が競り合い、結局藤沢軍団が競り落としたようです。
矢作厩舎関連は、3頭ほど狙った馬がいたのですが、えらく競り上がってしまった結果、今回は見送り。

2006年7月10日(月)

セレクトセール初日!

午前中の展示時間はあいにくの雨。主催者から配られたレインコートを身につけ上場馬を見つめる矢作調教師。前日までに初日170頭の上場馬を数十頭まで絞り込みじっくり観察、ここで更に絞り込んでセールに臨みました。、

上場番号43番、父マヤノトップガン、母ゴーオンマイウェイ、母父ジョリーズヘイローの1歳牝馬(生産者ノーザンファーム)を馬主の上茶谷一氏が950万円(税抜)で落札いたしました!
矢作先生いわく「大変良い馬を良い値段で落とすことが出来た」とのコメントがありました!マヤノトップガンは矢作厩舎とは相性の良い種牡馬でもあり、活躍を楽しみにしましょう!

馬も喜んでいます!?

セレクトセール会場!今年もあの方(!?)が現れ、高額馬を何頭か落札していました。

上場番号165番、父 フジキセキ、母 モガミマイウェー、母父 モガミの1歳牡馬を馬主の鈴木昭和氏が1850万円(税抜)で落札いたしました。
163番では残念ながら競り負けてしまいましたが、165番では見事競り勝ちました!


競馬専門紙などへのコラム掲載や、優駿エッセイ賞次席受賞の経験を持つ矢作調教師のコラム「矢作ライン通信」です。「矢作調教師のことをもっとよく知りたい!」という方には必見です。硬軟相交えた内容で競馬ファンでない方々も是非ご一読ください!!

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