
グランプリに輝いた作品は「釉裏釉彩(ゆうりゆうさい)池之端図花器」。上部の直径が30センチ、高さは50センチ。東北芸術工科大に在学中、考案した釉薬を使い、全体が薄いグリーンの中に大小5本のフキをあしらった。同じ葉を緑と紫の2色で繊細に生き生きと表現。口元にはフキから跳びはねる3センチほどのカエルを取り付け、躍動感あふれる花器に仕上げた。
チェキ国際陶芸展は、ろくろ、前衛、トルコ伝統、プロダクトの四部門があり、世界各地から200点ほどが出品された。このうち50点余り寄せられたろくろ部門で、長瀬さんの作品が見事最優秀賞に輝いた。審査員を驚かせたのは細かいデザインのカエルとフキの独特の色使い。「全体のバランス、釉薬の技法も素晴らしい。既成概念にこだわらず独創的」と高い評価を得たという。花器はアナドール美術館が買い取り、同館に常設展示される予定。
「グランプリにはびっくりした。型にはまらず、気楽に作陶したのが良かったのかもしれない。デザインも自分のイメージ通りに仕上がった」と長瀬さん。
イラク戦争開戦当日の3月20日夕、トルコ西部のエスキシェヒルで行われた表彰式に出席し、嘱望される若手陶芸家らと交流を深めた長瀬さんは「今後は長崎や韓国の工房で作陶に打ち込み、国際コンペに出品してみたい」と夢を膨らませている。
2003年4月7日 山形新聞社 ・
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2005年2月1日
東北芸術工科大学 交友会通信・記事参照


exhibition
2005.10月25日 AERA朝日新聞社『AERA』10.31号に掲載
朝日新聞社『AERA』10.31号に、私が、U29(Under29) creatorのコーナーで紹介されています。
バックナンバー購入・・・・http://opendoors.asahi.com/data/backnumber/3_1.shtml
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2005.2月11日 長崎新聞記事
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2005年2月1日 東北芸術工科大学「卒業生が描く夢それぞれ」〜講演
2003年 8月13日 トルコの装飾タイルを再現 波佐見で大学生32人
陶芸家を志す全国の大学生らがこのほど、東彼波佐見町やきもの公園内にある世界の窯広場「トルコ・キタヒヤの窯」で、15―17世紀にトルコ陶器産業の中心地だったイズニックで作られていた装飾用イズニックタイルを、日本国内の原料を使って“再現”。4枚の陶壁を仕上げた。
波佐見焼振興会の陶芸指導員、長瀬渉さんが、波佐見焼産地で学生同士の交流を深め、伝統技術を一緒に学ぼうと「21世紀陶芸交流ワークショップ」を初めて企画した。
イズニックタイルは、良質な原料が採れなくなったころから、質の良くない、全盛期には捨てられていた土を使い焼かれていた。しかし、そんな作品にも味わいのあるものが多く、資源の有効利用を考える上でも一度焼いてみようとテーマに選んだ。今、トルコの陶器産業はイズニックの隣のキタヒヤに移っているという。
四大学・専門校から計三十二人が参加。学生は地元の窯元らの家にホームステイしながら約一週間制作に取り組んだ。
原料の土は県窯業技術センターの協力でサンプルを分析。長瀬さんらが事前に熊本県・天草の土などを調合し再現した。学生たちは各校ごとに陶壁のデザインを決め、絵付け、窯詰め、窯たきの作業に励んだ。
窯出しでは作品の出来に一喜一憂。長瀬さんは「トルコでの経験をこういった形でいかせたのは本当に嬉しく思います。捨てているものを有効利用することを考えたかった。一見無駄なことでも評価される時代。焼き物のいろいろな可能性を見いだしていければ」と話した。
2003年8月13日 長崎新聞社・記事
2003.4月7日 山形出身の長瀬さんが国際陶芸展で最優秀賞